【野球】22秋以来の17失点で歴史的大敗 完封負けを喫し3回戦へ/明大2回戦

野球

東京六大学秋季リーグ戦 9月30日 神宮球場

早大
0-17
明大
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
早大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
明大 2 2 0 1 1 3 1 7 x 17

◆バッテリー

●宮城、中村心、安田、佐宗、松本宗、小松一、香西ー尾形

◆二塁打

なし

◆三塁打

なし

◆本塁打

なし

 明大との初戦に勝利した早大は30日、明大2回戦に挑んだ。早大は初回に2点を失い、その後も投手陣が崩れ、22年秋以来の17失点。一方の攻撃陣も快音響かず散発4安打無得点と、明大に完敗を喫した。

試合後の選手たち

 早大の先発は宮城誇南(スポ4=埼玉・浦和学院)。対する明大の先発は湯田統真(明大3年)。

 試合が動いたのは1回裏、明大の攻撃。四球と失策で2死満塁のピンチを招く。6番光弘帆高(明大4年)にフルカウントから押し出し四球を与え、明大に先制を許した。続く福原聖矢(明大4年)に初球をライト前に運ばれ2失点目。宮城は苦しい立ち上がりとなった。

 早大のチャンスは2回表。德丸快晴(スポ2=大阪桐蔭)の安打で1死二塁とするも、後続が倒れ、この好機は生かせなかった。

マウンドに集まった宮城と尾形樹人(スポ3=宮城・仙台育英)

 すると2回裏、明大の攻撃。1死二、三塁から3番榊原七斗(明大4年)にライトへの犠牲フライを放たれ追加点を許す。続く4番の内海優太(明大4年)にもレフトへの二塁打を放たれ、4失点目。先発の宮城は2回4失点でマウンドを降りた。

 流れを変えたい早大は3回裏から中村心大(スポ1=東京・早実)へと継投。3回裏は三者凡退と抑えるも4回裏、2死二塁から榊原に右前適時打を打たれ0─5と苦しい展開になった。5回裏は安田虎汰郎(スポ3=東京・日大三)が失点を喫し、0─6となる。

 5回を終え6得点の明大と対照的に、早大は散発3安打無得点。ストライク先行で攻める湯田に攻略の糸口を見いだせなかった。

凡退した霜結太(国教2=アメリカ・マクレーン)

 6回は4番手の佐宗翼(スポ2=石川・星稜)が3失点。7回は5番手松本宗二郎(文構3=東京・國學院久我山)が1失点。8回は今季初登板の小松龍一(スポ2=岩手・花巻東)が2/3回7失点と乱調。計17失点、被安打16、四死球12と投手陣が崩壊した。

 一方の攻撃陣は、6回以降も快音が響かず。0─17で大敗を喫した。わずか4安打、三塁も踏めずに終わり、湯田にリーグ初完投完封を許した。

苦しい投球となった小松一

 これで早大1勝、明大1勝。3回戦は週末の東大戦を終えた1日後に行われる。

(記事 升永晴仁、写真 早崎静)

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早大打者成績

打順 守備 名前 打 安 点 率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 中 阿部葉太 3 0 0 .267 左飛   左飛     三振      
打 寺尾拳聖 1 0 0 .500               二ゴ  
中 黒須真太朗 0 0 0 –                  
2 二 湯浅桜翼 3 2 0 .385 二安   三振     中安      
打 山根潤太郎 1 0 0 .125                 三ゴ
3 三 岡西佑弥 3 0 0 .263 三振     左飛   三振      
打 佐藤寛也 1 0 0 .000                 三振
4 指 川尻結大 3 0 0 .308   中飛   左飛   右飛      
打指 霜結太 1 0 0 .000                 中飛
5 右 德丸快晴 3 1 0 .313   右安   三振     一ゴ    
6 一 髙橋海翔 3 0 0 .263   遊ゴ     左飛   一邪飛    
7 左 井櫻悠人 3 0 0 .063   一ゴ     三振   三振    
8 捕 尾形樹人 2 1 0 .286     四球   中安     三振  
捕 大越塁 0 0 0 –                  
9 遊 大内碧真 1 0 0 .222     投バ   二ゴ        
打 三戸創太 1 0 0 .000               三ゴ  
遊 坂口優太 0 0 0 .000                  

早大投手成績

名前 試 勝 負 回 安 球 振 失 責 率
宮城誇南 3 0 1 2 4 59 3 4 2 4.00
中村心大 3 0 0 2 1 32 1 1 1 4.15
安田虎汰郎 1 0 0 1 3 22 3 1 0 0.00
佐宗翼 2 0 0 1 2 27 1 3 3 22.50
松本宗二郎 2 0 0 1 2 18 0 1 1 4.50
小松龍一 1 0 0 0 2/3 4 57 1 7 7 94.50
香西一希 4 0 0 0 1/3 0 4 0 0 0 9.00

コメント

◆宮城誇南(スポ4=埼玉・浦和学院)

――今日の投球を振り返って

 初回から散々なピッチングになってしまって、結局今日の試合の結果は自分の責任だと思ってるので、本当にチームのみんなに申し訳ないです。

――法大戦では上々の投球だったが、そこからの変化は

 攻めの姿勢で行きたいところで慎重になりすぎてしまった、というところです。

――攻めの姿勢とは具体的に

 ずっとどんどんゾーンに投げていった中で勝負していく、ということを意識していたのですが、今日はなかなかそれができずに、ボール先行になって後手後手に回ってしまった、というかたちだと思います。

――雨天順延が重なった中での試合だったが、調整の難しさは

 それは相手も一緒なので、この結果になったからといって順延がどうとかいうのは特にないです。イレギュラーな中でもしっかり対応していかなければいけない、というのは普段から言われていたので、力不足です。

――いつもと違い次の試合が近いが、修正したいところは

 やっぱりこの状態だと投げさせてもらえないと思うので、投げさせてもらえる状態までしっかり戻していきます。チームに必要とされるのであれば、そこでしっかりパフォーマンス発揮できるように準備したいなと思います。

――次の東大戦に向けてチーム内では

 大敗を喫したということで、みんなやっぱり思うところもあって、なかなか重い空気ではあったのですが、香西主将から「ここでズルズル行っても仕方ないから、リーグ戦はもう続いていくし、2、3日後には東大戦も始まるので、今日で気持ちをしっかり切り替えて、チームとして次にしっかり向かっていこう」っていう話がありました。

――先日プロ志望届を提出したが、プロ野球への思いは

 かなり可能性は低いと思ってるんですけれど、やっぱり可能性があるのであればチャレンジしたいっていう思いで(志望届を)出しました。今はそれに見合うというか、ふさわしい投球パフォーマンスが出せていないので、ドラフト会議の日までに少しでも、今日の状態を最低として、ここから上げていけるようにやっていきたいです。