力を出し切ることができず明大に敗北 リーグ戦優勝するも、課題の残る結果に

男子バレーボール

5月23日 春季関東大学リーグ戦 東京・早稲田アリーナ

 春季関東大学リーグ戦、最終戦となる第11戦は明大と対戦した。序盤から相手のブロックや守備を前に早大の力を出し切ることができず、試合運びに苦戦する。3セット目は流れを一気に取り戻されセットカウント0ー3(21ー25、24ー26、23ー25)でストレートでの敗戦となった。なお、セット率の差で早大は春季リーグ優勝し、個人賞として布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)が最優秀選手賞、ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)がスパイク賞、徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)がレシーブ賞、瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)がセッター賞を獲得した。

 第1セット、OH川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)のスパイクで得点しスタート。OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)やセッター瀬川のディグで粘るも明大にラリーを制されると、序盤から3連続得点を許す。川野がサーブで崩し小野が決めるなどブレイクするが、早大のミスから明大との差を詰め切れない。終盤もサイドアウトの応酬となり、連続得点できず苦しい展開が続く。点差が開いたまま試合が進み、最後は相手のクイックで21ー25でセットを落とした。

 第2セット、1点目はOP中上烈(スポ2=京都・洛南)のスパイクで点を取るが、相手の守備やブロックで得点され、序盤から難しい形になる。川野のサービスエースや小野のスパイクで追いかけ相手に並ぶと、ここまで苦しめられてきた相手レフトの攻撃を中上がブロックで仕留める。中盤には小野のスパイクで連取し、MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)のサービスエースで畳みかけ16ー14と前に出た。しかし明大のブロックを起点に逆転を許すと勝負は拮抗した状態に。明大のミスもあり23ー22と一歩前に出るが、相手のリリーフサーバー投入からブレイクされデュースに突入する。最後は相手のブロックでコートにボールが落とされ24ー26でセットを落とした。

 第3セット、初手からブレイクされるも、早大もローゼンのサービスエースですぐに追いつく。このセットからスタメン起用された徳留のスパイクや、麻野が相手クイックを叩き落し、相手のミスなどもあって11ー7と優勢な試合展開となった。このまま勢いを保っていきたい早大だったが、相手の攻めたサーブから早大のミスやサービスエースで4連続失点となり流れを一気に引き戻される。中上のスパイクで切るが、今度は中上のスパイクがブロックで止められ終盤に逆転される。それでも中上がスパイクを打ち切り、続けてラリーで攻める展開に持っていくが相手ブロックに阻まれる。中上が相手ブロックに当てて天井に届くまで大きくボールを弾き飛ばす力強いプレーを見せ、ローゼンもノーブロックでクイックを叩き込むなど応戦する。しかし追いつくことはできず、最後は相手レフトのスパイクで23ー25でセットを落としストレートでの敗戦となった。

 早大の力を出し切ることができず敗戦となった。終始相手の攻撃と守備双方に苦戦し、自分たちの流れをつくることができなかった。先週までの試合とは打って変わって、早大の弱い部分が露呈する結果となった。これで春季リーグ戦は閉幕となり、結果は優勝。次に迫る東日本インカレはトーナメント戦のため、1試合でも落とせばそこで優勝はなくなる。早大の調子の波を克服し、盤石の体制で試合に臨み良い結果を残すことを期待したい。

セットカウント
早大

21ー25
24-26
23-25

明大
スタメン

アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南)
セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)

途中出場

伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)
菅原啓(教4=山形南)
徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)

布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)

ーー試合を振り返って

 相手に押されている場面が多かったので、そこで自分たちが受け身に回ったというところがうまくいかなかった原因だと思います。

ーー最優秀選手賞を受賞した感想

 自分で取ったというよりかは下級生とかに取らせてもらったというのが一番正しいと思うので、うれしいですが、下級生にありがとうという感謝の気持ちの方が強いです。

ーー春リーグ全体を振り返ってみて

 春なので安定しないというのは分かっていたのですが、その中でも自分たちのバレーがしっかりできていたというところと、今年から初めて出る選手もいたのですが、その選手たちも自分の良さを試合で発揮できていたと思うので、そこが良かったのかなという風に思っています。最後こういう試合にはなってしまったのですが、いい部分もあるのでしっかりそこを伸ばしながら、悪い部分を潰せるようにしていきたいです。

ーー今後の活動への意気込み

 負けて悔しいのですが、それをしっかり反省して自分たちの課題を潰していきながら、一戦一戦もう一回自分たちのバレーができるように戦っていこうと思います。

ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)

ーー試合を振り返って

 今日の試合は自分が思っている以上にできなくて、周りの人に頼ってしまった部分が出てしまいました。

ーースパイク賞を受賞した感想

 去年の秋リーグから試合に出るようになって、そこからスパイク賞を意識し始めたのですが、その時は取れなくてちょっと悔しかったのでとてもうれしいです。

ーーリーグ戦全体を振り返って

 リーグ戦を振り返って上振れと下振れが激しかったので、いい試合もあれば悪い試合もあって、悪い試合をやると課題が絶対出ると思うので、その課題を東日本インカレまでに潰せればなという感じです。

ーー今後の活動への意気込み

 まず目の前の東日本インカレに集中して、その後の秋季リーグに向けて頑張りたいと思います。

瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)

ーー試合を振り返って

今日はチームとしてやるべきことができていなかったので、いい試合とは言えなかったかなという風に思います。

ーーセッター賞を受賞した感想

自分がスタメンとして出る初めての大会だったので、賞をもらえたことは非常にうれしく思いますし、自信につなげられたなと思います。

ーーリーグ戦全体を振り返って

チームとしていい試合と悪い試合の差が大きいのかなというふうに思ったので、今日の試合はもちろん悪かったですし、先週の試合は自分たちとしていいゲームができていたので、今後はその波をなくしていきたいなという風に思います。

ーー今後の活動への意気込み

 優勝という形で終えられたので、良かったところは自信にして、悪いところをしっかり改善していきながら、次の大会につなげていきたいと思います。