【男子バレー】選手たちが躍動して中大に勝利し、3年ぶりの優勝を達成

男子バレーボール

東日本大学選手権/決勝 6月28日 山形市総合スポーツセンター

 東日本大学選手権(東日本インカレ)決勝の相手は中大。第1セット、相手の守備の力から簡単には得点できない状況が続くも、早大も粘り強さを発揮して追い上げ、終盤に加速しセットを取り切る。第2、第3セットは序盤から流れを掴み、自分たちのバレーを展開して相手を抑え、セットカウント3ー0(25ー23、25ー19、25ー16)でストレートで勝利し、3年ぶりの東日本インカレ優勝となった。

 第1セット、早大はOH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のスパイクでスタート。MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)が助走なしでクイックを叩き込み、OH德留巧大(スポ3=長野・松本国際)がブロックアウトを取るなど得点する。中大の守備での粘りから1本で決め切ることができず、ブロックやサービスエースなどで4ー8とリードを奪われる。しかしここから麻野のクイックや徳留のバックアタックでブレイクして点差を詰め、麻野のサーブからMBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)が押し込んで12ー12と同点に追いつく。1つのラリーの中でリベロ伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)とセッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)がディグを上げ、相手のミスまで耐えてブレイク。相手のブロックタッチからの切り返しなどで拮抗した展開に引き戻されるも、OP川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)や德留がスパイクを決める。小野がバックアタックで軟打をコートに落として22ー20と前に出ると瀬川が1枚ブロックでシャットしセットポイントに到達。最後は相手のサーブがミスになり25ー23でセットを取った。

 第2セット、伊東のアンダーでのトスを德留がブロックに当てて出し開幕。德留がブロックで叩き落し、さらに麻野のサーブで崩してローゼンがクイックを打ち込んで4ー1と好調な滑り出しを見せる。サイドアウトを取り合う展開が続き、川野のスパイクやブロックポイントで連続得点しさらに差を広げる。相手の攻めたサーブにも伊東が対応し、ラリーに持ち込んでローゼンがクイックをねじ込むと、続けて德留がサービスエースを決め15ー9となる。19ー13の場面で、小野がツーのバックアタックに見せかけたフェイクセットを上げ、相手もパンケーキでレシーブするなど好プレーが続出するが、ローゼンがターン方向にクイックを打ち込んでラリーを制した。小野の3枚ブロックを弾き飛ばすスパイクや、德留のバックアタックでセットポイントを握り、最後は川野がスパイクを決め25ー19でセットを取った。

 第3セット、川野のスパイクなどでブレイクし先制する。サーブで乱されても、瀬川が逆サイドからライトへトスを伸ばし川野が決める。小野のスパイクや、麻野、川野の2枚ブロックで相手のバックアタックを弾き返して得点を重ねる。相手のサービスエースに遭うも、次のレシーブをきっちり返し德留がブロックを弾いて決めて主導権は譲らない。ローゼン、瀬川がブロックで2連続得点し、続くラリーも瀬川の落ち着いたリバウンドなどから川野が打ち切って15ー10となる。相手の巻いて落とすボールも伊東が反応して拾い、ネット際のボールを瀬川が片手でレフトまでもっていき、相手ブロックが万全ではなくなったところを德留が打ち抜いた。早大がブロックとディグで攻撃に対応して攻撃に転じ、相手の乱れた状況からの1枚ブロックでは小野のスパイクは止まらない。ツーでのバックアタックを打ち込もうとする相手をローゼンがブロックで叩き落し21ー13。麻野のクイックや小野のスパイクで得点してマッチポイントまで到達し、最後は相手のスパイクがミスとなって25ー16でセットを取り、3年ぶりの東日本インカレ優勝となった。

 攻撃、守備の総合力の高さを発揮して優勝に輝いた早大。春の課題を克服し、また3年生主体の期間の中で臨んだ大会を通して、選手たちの強さと成長を示すことができたのではないだろうか。これで今年度の大会の前半戦が終了し、夏を経て後半戦が始まる。選手たちはこの優勝の喜びを噛みしめながらも、更なる成長に向けて夏での鍛錬に取り組む向上心を見せている。秋以降も、更に進化した早大のバレーボールを見られるように期待し、祈っている。

(記事 井口そら 写真 井口そら、山口愛結)

セットカウント
早大

25-23
25-19
25-16

中大
スタメン
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 德留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
オポジット 川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)
セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
リベロ 伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)
途中出場

關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎)

個人賞

優勝監督賞 松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)
最優秀選手賞 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
ブロック賞 川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)
セッター賞 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
レシーブ賞 德留巧大(スポ3=長野・松本国際)
サーブレシーブ賞 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)

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