5月9日 春季関東大学リーグ戦 千葉・キッコーマンアリーナ
後半戦となる春季関東大学リーグ戦第7戦が開幕した。2週間振りの試合の対戦相手は法大。第1セット、前半戦とは異なるスタメンに加えて、様々な選手が投入され活躍すると、第2セットはブロックで試合を完全に掌握。第3セットも高い攻撃力で相手を寄せ付けず、セットカウント3ー0(25ー22、25ー14、25ー18)で勝利した。
第1セット、早大はOH川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)のバックアタックを皮切りに、OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のサーブで崩し、MBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)がクイックで仕留めて3連続得点でスタート。相手のサービスエースなど攻めたサーブに押されるも、川野やローゼンの攻撃で得点し拮抗した展開が続く。ラリーの中でリベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)がディグで拾い相手のミスまで粘って連続得点で前に出る。続けて川野、OP中上烈(スポ2=京都・洛南)がディグでつなぎ小野が相手ブロックに当てて弾き飛ばし得点。さらに中上がテクニカルなロールショットでコートに落とし16ー12とリードを奪う。その後もローゼンの滞空力を生かした攻撃やMB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)の高さで相手を突き放しにかかる。交代で選手を投入し、菅原啓副将(教4=山形南)と麻野の2枚のミドルが前衛となり、レセプションからダブルクイックの形を見せた。終盤に相手のサービスエースやブロックで3連続得点を許すも点差は大きく、最後は布台のレセプションから小野が打ち切って1セット目を25ー22で取った。

スパイクを打つ川野
第2セット、スタートからブレイクされるが、小野のバックアタックや川野のスパイクに相手のミスも重なり一挙5連続得点で逆転する。麻野がブロックで叩き落とし、中上がバックアタックを決めると、小野、瀬川が立て続けにブロックシャットし勢いが加速する。中上が連続でバックアタックを決め、さらにローゼンが2度相手のスパイクを抑え込み、早大の盤石なブロックで相手の攻撃を吞み込んでいく17ー11と差が開く。セッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)が片手のトスで麻野のクイックに合わせるなどの好プレーもあり、最後は相手のサーブミスで25ー14と大差でセットを取った。

トスを上げる瀬川
第3セット、川野のブロックで得点し開幕からブレイクする。ローゼンのクイックがブロックされるも、次の場面でBクイックに打つ位置を変えてコートに叩き込み臨機応変に対応。中上がバックアタックと前衛ではブロックで縦横無尽に活躍し3連続得点に導く。続けてローゼンのクイックや川野のブロックで14ー10と優位に試合を進める。中上、小野のブロックポイントや、圧を受けた相手のミスも重なり5連続得点で突き放す。小野のサービスエースや川野の高さを生かしたスパイクで追撃し、最後はラリーの中で川野がブロックで仕留めて25ー18で勝利した。

スパイクを打つローゼン
2週間振りとなった試合で高いパフォーマンスを見せ、ストレート勝利を成し遂げた。柔軟さを持ちながら相手の攻めた勢いに対応し、ブロックで試合を支配した。次戦以降はかなりタフな試合になることが予期される。今回の試合で見せたような守備、攻撃両側面の強みを発揮して向かっていってほしい。
(記事 井口そら、写真 井口瞳)
| セットカウント | ||||
|---|---|---|---|---|
| 早大 | 3 | 25-22 |
0 | 法大 |
| スタメン | ||||
| アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー) アウトサイドヒッター 川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園) ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山) ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大) オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南) セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北) リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園) |
||||
| 途中出場 | ||||
菅原啓(教4=山形南) |
||||
コメント
菅原啓副将(教4=山形南)
ーー試合を振り返って
前回筑波大に負けてから2週間取り組んできて、レセプションをしっかり寄せることやハイボールからの展開が悪くて、そこの切り返しというところをチームとして意識しながらやってきました。1セット目は少し押されてレセプションが帰らない場面もあったのですが2、3(セット)と進める中で、自分たちの中でレセプションやこっちで打ち切るというプレーが出てきて、徐々に良くなっていった試合だったのかなと思います。
ーー3セット目はスタートからの出場でしたが振り返っていかがですか
堅斗(麻野、スポ4=京都・東山)もあまり状態が良くない中で代わりに出て、自分もあまり状態自体は良くないのですが、チームとして最後締めて終われたので良かったのかなと思います。
ーーダブルクイックのような新しい試みもありましたがいかがですか
いろんな選手がいて、それを活かす中で出てきた攻撃やったのかなと思います。普段から練習してるわけではないので、合わないこともあると思うのですが、試合の中でうまく攻撃になっていけばいいのかなと思います。
ーー副将として心がけていることを教えてください
現在なかなかコート内で活躍する機会がどうしても減ってしまっているので、外から見た視点であったり、練習であったら逆に相手チームから見てどうだったかというところを見たりなど、チームに客観的な視点で色々話したり、チームを良くするためにというところを意識しながら練習などに取り組んでいます。
ーー次戦への意気込み
明日、順天堂大学さんと戦うのですが、色々あって、勝ち数とか色々あるんですけれども、そういったところをあまり意識しないで、まずは明日の相手というところに、しっかり自分たちに向かっていくことを重視してやっていきたいなと思います。
川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)
ーー試合を振り返って
久しぶりの早稲田の試合で、大学では初めてアウトサイドで出るということで不安はあったのですが、何とか勝ち切れて良かったです。
ーー久しぶりに大学バレーに帰ってきた感想は
早稲田は高いボールをちゃんと打ち切るというのがコンセプトであるので、そこの高いトスを打つという点が速いバレーとのギャップはあったんですけど、そこをしっかり試合で合わせられたと思います。
ーーSVで活動した経験で得たものはありますか
レセプションの練習を結構させてもらっていて、今日もアウトサイドで出れるほどのレセプション精度というのは上げれていたのかなと思うのでレセプションと、あとは高いブロックが多いので、そこに対しての打ち切りとか、決定力の部分もすごい生きたかなと思います。
ーーオポジットと変わって難しいと感じた部分はありますか
どっちのポジションも一応やったことがあるので、別にプレー自体やりにくいなというのはあまりなかったです。
ーー日本代表にも選出されましたが、代表活動への意気込みを教えてください
去年に続いて今年も選んでもらったので、経験を積むこともそうなのですが、自分の力をアピールできるように頑張りたいなと思います。
ーー次戦への意気込み
明日は順天さんで結構タフな試合になると思うのですが、自分たちのバレーをしっかり展開して勝ち切れるように頑張ります。
坂本勇芽(教2=東京・早実)
ーー試合を振り返って
途中で出て、そこまで大崩れしなかったのが良かったのかなと思います。
ーー出場される際に心がけていることは
途中出場の際、チームの雰囲気が良い時はそのままでいいと思うのですが、少し静かになっている時とかは(自分が)入ることで、声出すだけではないのですが、雰囲気とかチームが良い方に行くようになればいいなって思って見てます。
ーーダブルクイックのような特殊なパターンもありましたが振り返っていかがですか
あまりやることは(今まで)なかったのですが、堅斗さん(麻野、スポ4=京都・東山)と啓さん(菅原、教4=山形南)とかはそんな難しいことじゃない感じで、あまり考えることは無かったです。
ーー次戦への意気込み
僕が出られるかどうかはわからないのですが、出られなくてもベンチでいっぱい盛り上げて、勝っても負けてもチームがいい方に行くように頑張ります。