流れを掴めず筑波大に惜敗 今季初の黒星をつける

男子バレーボール

4月26日 春季関東大学リーグ戦 東京・EBARA WAVE アリーナおおた

 春季関東大学リーグ戰第6戰は筑波大と対戦した。1セット目は、相手の堅実な守備を崩せず、点差を広げられたままセットを落としてしまう。2セット目は粘り強い守備と強力なサーブで流れをつかみ、セットを取る。第3セットを奪われると、4セット目は相手を猛追してセットを奪取しフルセットに持ち込んだ。しかし、最後まで流れを掴みきれず、セットカウント2−3(17ー25、25ー18、23ー25、25ー20、13ー15)で惜敗した。

 開始直後から相手にブレイクを許し、苦しい展開となった第1セット。MBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)の速攻を中心に点数を重ね、MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)が足でボールをレシーブするなど懸命に食らいつくが、相手の堅実な守備をなかなか崩せず、たまらずタイムアウトを要求。しかし、その後も流れを引き寄せることができず、さらに点差を広げられ17ー25でセットを落としてしまう。

 続く第2セット、OP中上烈(スポ2=京都・洛南)のアタックで1点目を取ると、続くローゼンがサービスエース。相手の巧みなフェイントを中上が拾うと、OH徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)がスパイクを決める。中上も強烈なサーブで相手を乱し、麻野がブロックで援護すると会場にはどよめきが巻き起こった。中盤には、セッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)の粘り強いレシーブから得点が生まれ、守備でも魅せる。終始主導権を渡さなかった早大。最後は中上の奥いっぱいに入ったサービスエースで、25ー18でこのセットを制した。

 運命の第5セット。瀬川、麻野、小野が3枚ブロックを決めて一歩前に出るも、見送ったサーブが入るなど早大らしからぬミスが出てしまい、一進一退の攻防が続いた。麻野が緩急をつけたサーブで相手を苦しめると、中上が鮮烈なスパイクを決めて着実に得点を重ねる。しかし、12ー11の場面で相手のピンチサーバーが登場。ここまで決まっていたローゼンの速攻を止められると完全に流れを変えられてしまった。後一点が取れなかった早大は、13ー15で惜しくも敗れた。

(記事 上野沙織、写真 井口そら)

セットカウント
早大

17-25
25-18
23-25
25-20
13-15

筑波大
スタメン
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南)
セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)
途中出場

伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)

 

松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)

ーー試合を振り返って

 4年生も頑張りましたが、ちょっと頑張りが足りないですね。4年生としてのまとまりとか、戦う方針とか、そういうチームでこれをやろうというものがちょっと浅いですね。僕たちは王道をやっているはずなのですが、小手先のことにばかり目がいってしまって、一番大事な本質が捉えられていないのが今の状態なのかなと思います。

ーー課題として出た点は

 4年生のリーダーシップですね。中上や瀬川といった今年初出場の学生たちは、満点をつけていいと思います。ところが布台たちはずっと出ているわけで、その辺がしっかり軸になっていないというのは、やっぱりチームがグラグラしちゃうことになってきていると思います。

ーーリーグ戦前半を振り返って

 今週の東海戦と筑波戦は課題が多すぎて、自分たちで得点したというよりも、相手のミスに助けられている部分が非常に大きくて、攻め込んでいないんです。勝ち負けではなくて、自分たちでやってきたことを全部出していってほしいですね。

ーーリーグ戦後半に向けての意気込み

 4年生がこれでどう考えるかというところでチームが変わってくると思うので、しっかりまとまるようなミーティングをして、チームの方向性を決めていかないといけない1年間かなと思いますね。

布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)

ーー攻撃がなかなか通らず苦しい展開が多かったですがどのような意識をしていましたか

 自分とか桜輝があげる2本目の精度があまり良くなくて、スパイカーが打ちやすい状況を作れていなかったから、やっぱり攻撃は通らなかったです。1本目と2本目の役割をしっかりして、もう一回トスの精度を見直さないと、スパイカーが決まらないというよりは、トスが悪いからスパイカーが決まらないということだと思うので、そこを修正していきたいなと思います。

ーーディグをかなり上げて繋いでいました。個人のプレーでは良い面もありましたか

 大事な場面で自分がキャプテンなのにミスが出てしまっているので(悪いです)。ディグとかではなく、試合の展開や流れを変えてしまうようなミスが今日は多かったので、そこはやっぱり4年生として、主将として、そういうミスをなくさないといけないなと思いました。

ーーリーグ戦前半を振り返って

 相手に対して自分たちのバレーができないところが課題だと思うので、これから相手が強くなっていきますが、自分たちの力を毎試合出せるように日々厳しくやっていかなければいけないなと思いました。

ーー次戦への意気込み

 この負けを無駄にしないように、自分たちで切り替えてしっかり反省して、自分たちの力を出せるように準備してやっていきたいと思います。