4月25日 春季関東大学リーグ戦 東京・EBARA WAVE アリーナおおた
春季関東大学リーグ戦第5戦は、東海大と対戦した。1セット目は相手の攻撃的なサーブに苦しめられ、セットを落とす。2セット目は序盤からリードし、試合を優位に進める。3セット目は、一時は相手にリードを許したがラリーを取り切り逆転。4セット目は早大の勢いを取り戻し、セットカウント3-1(22-25、25-23、25-21、25-19)で勝利した。
1セット目、序盤から相手の攻めたサーブに主導権を握られる。OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のサーブやOP中上烈(スポ2=京都・洛南)のスパイクで反撃を試みるも流れは掴めない。相手のサービスエースが決まり、3-5と徐々に点差を離される。中盤はMB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)のCクイックやMBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)のAクイックで得点したが、リバウンドやレシーブのミスが続き相手にブレイクを許した。13-16と相手にリードされ、早大は流れを変えたい場面。本多心(教2=東京・早実)がリベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)に代わって出場。相手のミスも重なり16-18と2点差に迫った。終盤は小野を中心に攻撃を仕掛けるが点差を縮めることはできず、相手の流れのまま22-25で1セット目を落とした。

トスを上げる瀬川
2セット目、開始直後から小野のクロススパイクや菅原啓副将(教4=山形南)のブロックで3連続得点。1セット目の流れを断ち切り、その後も早大のペースで試合を運ぶ。しかし、8-5と点差を離した場面で早大にミスが出始め、相手に3連続得点を返され同点になった。中上がクロススパイクを決めて相手のブレイクを断ち切るも、早大もブレイクを取ることはできなかった。そのまま一進一退の攻防が続いたが、中盤に長いラリーに入った。中上やOH徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)の器用なカバーを経て、最後は小野のバックアタックが炸裂。早大のブレイクで、19-16とまたも点差を離す。終盤はミスが続いたものの、相手のサーブミスに救われて25-23で2セット目を獲得した。

スパイクを打つ徳留
続く第3セット、立ち上がりに相手に3連続得点を取られる。その後も早大のブロックを巧みに使われ、相手の流れに押し切られる。序盤は相手のサーブミスでしか得点を挙げられず、4-7と点差が離れた状況にあった。しかし、中盤に中上のバックアタックが決まり始めると早大に勢いがつく。セッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)がトスを散らし、麻野やローゼンのクイックでブレイクを重ねた。終盤は小野と中上のバックアタックで得点を量産し、25-21で3セット目を奪取した。
4セット目は1点目から長いラリーが続く。ラリーを断ち切ったのは小野のレフトスパイクだった。序盤から勢いよく第4セットを開始した早大は、その後も相手のタイムアウトを挟みながら5連続得点。麻野のCクイックが連続で決まり、7-2と大幅に点差を離した。中盤は徳留や小野、ローゼンが得点を重ね、16-9と7点差まで突き放す。終盤に差し掛かると、中上の勢いが止まらない。19点目以降は中上にトスが上がるたびに確実に得点につながった。最後も中上のバックアタックで試合を締めくくり、25-19で第4セットを終えた。

スパイクを打つ中上
春季関東大学リーグ戦5戦目の東海大との対戦は、セットカウント3-1で早大の勝利となった。相手のサーブや早大のブロックを使った攻撃に苦戦する場面もあったが、最後には早大らしい強さが見れた。この試合をもって早大はリーグ開幕から5勝目となった。前半戦最後の試合となる次戦は、有終の美となるプレーを見せてほしい。
(記事 山口愛結、写真 井口そら、指出華歩)
| セットカウント | ||||
|---|---|---|---|---|
| 早大 | 3 | 22-25 |
1 | 東海大 |
| スタメン | ||||
| アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー) アウトサイドヒッター 徳留巧大(スポ3=長野・松本国際) ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山) ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大) オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南) セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北) リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園) |
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| 途中出場 | ||||
伊東昌輝(商4=山梨・日本航空) |
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コメント
瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
ーー試合を振り返って
序盤、相手に攻められて押されて、自分たちがちょっと受け身になってしまった部分があったので、そこを改善しないといけないと思います。2セット目からは少しずつ自分たちが相手に向かっていくことができたので、まずは少しはできていたのですが、ちょっと足りない部分もあったので、明日以降はもっと相手に向かっていくというところをやっていきたいなと思います。
ーー1セット目を取られてから切り替えた部分はありますか
相手が攻めてくるのに対して、1セット目は自分たち受け身になっていたので、絶対に受けないで、自分たちからもっと強気で攻めるというところを取り入れました。
ーー全体を通して難しい試合展開でしたが、どのようなことを考えながらプレーしていましたか
ミドル陣と真ん中のバックアタックをちゃんと使うというところを意識していて、そこで何回か綺麗に決まるというものがあったので、それをもっと増やしていければなと思います。
ーー徳留選手がサーブで崩して、チャンスボールが返ってきたらカモンとトスを呼んでいて、そこに上げていましたが声を聞いてトスを上げたのですか
声を聞いていて、相手のブロック的にもそこが決まりますし、徳留さん自身も気持ちが入っていたので、それで雰囲気を上げようかなと思ってトスを上げました。
ーー次戦への意気込み
タフなゲームがもっと多くなってくると思うので、そこを自分たちが今日の試合みたいに受けずに、ちゃんと向かっていくというところをやっていきたいと思います。
中上烈(スポ2=京都・洛南)
ーー今日の試合を振り返って
今日の試合は、1セット目が東海大のサーブで押されてしまって。そこからオープン攻撃だったのですが、そこのオープンでも冷静な判断ができずにふかしたりたりすることが多くて、リバウンドを取ってからの展開ができていなかったです。そこでの周りへの声かけが全体的にできていないような印象で、そこで駿太さん(小野、スポ3=静岡・聖隷クリストファー)1人で対応させてしまいました。いつもならそれで決まってしまうこともあると思うのですが、駿太さんも調子の良い悪いはあると思うので、駿太さんに頼りきってしまっていた部分が、自分たちの今のチームの悪いところかなと思いました。
ーー1セット目のあとの切り替えの意識はチームでありましたか
サーブで相手が攻めてくるので、そこをしっかりと残そうというところと、ラリーの中でしっかりと点を取るというところです。もう1セット目を取られたとしてもやるしかないので、一旦相手の攻撃をしっかりと見直して、そこに対して冷静に対応していこうという風に話し合いました。
ーー中盤からトスが中上選手に集まり始めましたがどのような意識でしたか
先週までは駿太さんだったり、巧大さん(徳留、スポ3=長野・松本国際)とか、堅斗さん(スポ4=京都・東山)、ローゼンさん(マーク有廉ジュニア、スポ3=茨城・土浦日大)とかが得点を量産してくれて、そこで自分が少し落ち込んでしまった部分がありました。今週はバレーに対して結構悩んでいたのですが、サイドが今いなくて、とりあえずやるしかないという気持ちで今日は臨みました。そこで桜輝(瀬川、スポ2=宮城・東北)が信じて2セット目あたりから自分に集めてくれたので、そこにうまく応えることができたのは、明日からのリーグへの自信につながったかなと思います。
ーートスが合っているように思いましたが、どのような練習をされましたか
先週のリーグ(春季関東大学リーグ戦)の時は自分が高いトスに対して打ちに行くという風な感じだったのですが、それで先週の東京学芸大戦だったり、日体大戦で(ブロックに)捕まってしまったり、というのが多かったです。そこで、ちょっと速くしてみようかなと思って、桜輝と残って自主練習をしていました。ですが松井監督から指摘を受けて、この先上のカテゴリーでは速い攻撃でやるのは自分のためにならないという話をされました。聖さん(布台、スポ4=東京・駿台学園)も、烈は高い自分の打点で打ったらいいよと言ってくださったので、もう1度トスを戻して高いトスに対して自分が合わせに行っていた部分があったので、自分がボールを迎えに行くという意識で打っています。
ーー終盤は中上選手にトスが上がれば決まるような状況に見えました。どのような感覚でしたか
昨日、一昨日とトスを桜輝と合わせたのですが、その中で合わすというイメージではなくて、自分から迎えに行くというイメージでしっかり打つことができていたと思います。そのイメージを持って明日も取り組めたらなと思います。
ーー次戦への意気込み
明日はこのリーグ前半戦の山場になると思うので、今日のコンディションもしっかりと継続しながら周りの調子もしっかりと上げて、明日もしっかりと勝ちに行きたいなと思います。
本田心(教2=東京・早実)
ーー試合を振り返って
ベンチから見ていると、序盤の入りがやはり悪かったり、コート内の声がなかったり、普段出来ていることが出来なかったので、崩れる部分はあったのかなと思います。ですが、3セット目以降は、その部分が改善していけたのかなと思います。
ーー難しい状態での途中出場となりました。意識していたことはありますか
コート内の雰囲気が悪かったので、自分がコートに入ったことで雰囲気を盛り上げられるように声がけを意識していました。
ーー個人のプレーを振り返っていかがですか
パスとしては、サーブレシーブは返ったのですが、ラリー中の声出しが布台さんと違って小さくなってしまったりと反省点が多かったので、次にまた出場機会があったら反省点を生かしてプレーしたいと思います。
ーー次戦への意気込み
明日は筑波大学ですが、チーム一丸となって勝利できるように頑張りたいと思います。