4月19日 春季関東大学リーグ戦 千葉・順天堂大学さくらキャンパス
春季関東大学リーグ戦第4戦は、日体大と対戦した。第1セット、序盤からリードを奪い優位に試合を進める。第2セットは一転、追う展開となるも追いついてからは一進一退の勝負に。第3セットは再び序盤から先行し終盤には多くの選手が交代で出場し、セットカウント3-0(25—19、32-30、25-19)で勝利した。
第1セット、早大はMBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)のクイックで得点しスタート。OH徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)が相手コートの空間に落とし、さらにOP中上烈(スポ2=京都・洛南)のスパイクで3連続得点となる。MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)がブロックタッチから、クイックにつなげ打ち切る。OH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のブロックやスパイクなどでブレイクし大きく差を広げる。小野が後ろからくる二段トスに合わせ打ち切り、リベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)のディグでつないだボールを徳留がオーバーで上手く返球し得点に。麻野のクイックや徳留のバックアタックでサイドアウトを重ね、順調に試合を進める。最後はローゼンの高さを生かしたスパイクで25ー19でセットを取った。

クイックを打つローゼン
第2セット、相手のブロックやクイックで開幕から3連続得点を許す。ローゼンのクイックで切るもサイドアウト応酬の展開が続く。麻野のサーブで崩しブロックで抑え込んで得点し、さらに同じ形で得点を狙うものの、今度は相手にかわされ差を詰め切れない。それでも粘り強くブロックタッチを取り、切り返して小野のバックアタックや麻野のクイックで中盤に同点まで追いつく。相手のブレイクを許すが、ローゼンのブロックや小野のスパイクで前に出て、小野のサービスエースで先に20点台に乗せる。しかし相手もサービスエースでやり返し食らいつく。続けて相手のサーブに押され、被ブロックで逆転を許す。23-24と先にセットポイントを握られるも、麻野のバックトスから中上が打ち切ってデュースに突入。お互いに粘り譲らない展開の中、相手のスパイクがアウトになり早大が先行する。ローゼンのクイックや、乱れた状況から徳留が押し込むなどで得点し、一方、日体大も何度もリバウンドを取ってつなぎ、強気のツーアタックで30—30までもつれ込む。徳留のスパイクでサイドアウトを取り、最後は相手がブロックアウトを警戒し腕を引いた上から、小野がコート奥に打ち込んで勝負を決めた。32—30で2セット目を取り勝利まであと一歩となった。

スパイクを打つ小野
第3セット、ローゼンがクイックとサービスエースで序盤から活躍。相手の鋭いサーブを布台が返し、セッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)が片手で麻野にクイックを上げ打ち切る。続けて中上のサーブで崩し、チャンスボールが返ってきたところを小野がバックアタックで仕留めてブレイク。3枚ブロックが寄っても小野が打ち切り、ローゼンのクイックなどで得点を重ねる。ローゼンがブロックで抑えて、小野がスパイクを決めさらにリードを拡大する。点差を離したまま試合を終盤まで進め、中上のサービスエースで21—14と7点差に。相手のピンチサーバーにも動じず徳留がサーブを返し、小野がスパイクを決める。ネット際の攻防が続く中で麻野がボールを抑え込みセットポイントを握る。最後は交代で投入された坂本勇芽(教2=東京・早実)がディグを上げ、後ろから上がったボールを小野がブロックを利用して得点につなげ25—19で勝利した。

スパイクを打つ徳留
難敵に対して厳しい展開になる場面もあったが、ミスを出さずに持ちこたえ勝利を掴んだ。これでリーグ戦開幕からストレートで4連勝となった。次戦の第3週は前半戦ラストの週で、大きな1つの山場となる。これからも守備、攻撃ともに高いレベルでこなす早大らしいプレーを発揮して乗り越えていってほしい。
(記事、写真 井口そら)
| セットカウント | ||||
|---|---|---|---|---|
| 早大 | 3 | 25-19 |
0 | 日体大 |
| スタメン | ||||
| アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー) アウトサイドヒッター 徳留巧大(スポ3=長野・松本国際) ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山) ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大) オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南) セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北) リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園) |
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| 途中出場 | ||||
菅原啓(教4=山形南) |
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コメント
伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)
ーー試合を振り返って
難しい展開が特に2セット目は続いたのですが、その中で中に入っているメンバーも、外にいるメンバーも軸をぶらさず向かっていって、自分たちのバレーをやってきたから2点差を勝ち切れたんじゃないかなというふうに思っていて、この試合全体を振り返って、すごく自信につながった試合だったのではないかなと思います。
ーーピンチサーバーで出るときはどういったことを意識して出場していますか
一昨年からピンチサーバーを経験させていただいて、そのイメージを持ちながらも、また最上級生としてどう貢献していくかというところがすごく重要にはなっていると思うので、プレーだけではなくて後輩を安心させるような声かけだったりとか、あとは守備の部分で一昨年以上に貢献したいという風に思っています。
ーー2セット目は試合終盤の緊迫した状況で出場されましたが、どういったことを意識されていましたか
もちろん緊張もあるのですが、その中で自分が守備でどう貢献していくかというところで、一昨年はサーブで崩せてっていうことが多かったのですが、なかなか今サーブの調子が良くないというか、サーブで崩せない場面が多いので、守備でスパイクが来た時に自分がどういう動きをするかというのをイメージして、1点でも2点でもブレイクしてやろうという風な気持ちをもっています。
ーーボールを上げるシーンもありましたが振り返ってみて
自分が入ることによってボールが繋がるというのは、すごくチームにとってもいい印象を与えられるという風に思っているので、今回ネットタッチになってしまったのですが、ああいうところで自分がレシーブでつなぐことができることによって、得点に繋がらなくても、その後のプレーと試合の状況に少しでもプラスになればいいかなっていうふうに思っています。結果勝ち切れたので、そこは何かしらの要素はあったのではないかなという風に思っています。
ーー次の試合への意気込み
次の試合は前半戦の山場となるとみんな自覚していると思うので、そこをまた先週や今週のように相手チームに向かっていけるように、1週間頑張っていきたいなと思います。
徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ーー試合を振り返って
自分の中では2点差で結構春は負けているイメージだったので、それが取れたというのと、あと調子の良い悪いが多分まだ新チームになって間もないのであると思うのですが、そこで出ていた上級生がしっかりできたというのが成長だったかなと思います。
ーー二段トスなどの難しいトスを攻めて打っていた印象でした
エースになるためにはフェイントだけではなくて、しっかり叩いて決めきるというのも自分の中では一つのテーマになっているので、ミスしてもブロックされてもしっかり打ち抜くというのは意識しています。
ーー綺麗な形で打てなかった時にオーバーで返して得点するなど、処理がとても上手でしたが得意なプレーですか
そういうプレーが強みというのもあるので得意ですし、それで点数が取れるということはそのプレーも警戒してくれるということで、自分に枚数がない時にしっかり打てたりとか、自分がいい状況になるために悪い状況をどう点数にするかというのはずっと考えているので、そういう細かいところとか相手が嫌だと思うことを、自分がそういう役割だと思うので、そういうところをしっかりこれからもやっていけたらなと思います。
ーー2セット目が競った展開でしたが、勝ち切ることができた要因は
2セット目は結構自分たちも押されていて、自分たちが勝っていくというよりかは相手に助けられたという形なので、そこで自分たちが打ちに行って決めてという展開を来週からまた作っていければなと思うのですが、そこがまだまだで、自分たち両サイドがそういう役割というのをしっかり自覚して、相手のミスではなくて自分たちで決めて勝てるように来週からまた頑張ります。
ーー次の試合への意気込み
相手どうこうではなくて、まず自分たちが競った場面だったりうまくいかない時の雰囲気を、コートにいる人だけではなくてチーム全体として受け止めて、そこからしっかりプレーで変えていくということが大事なので、厳しいゲームになると思うのですが、そこで自分たちが力を発揮してしっかり試合に勝てればなと思います。
關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎)
ーー試合を振り返って
前回よりも手強い相手で、試合に出る機会がないかなと思っていたのですが、しっかりアップをしてチャンスを与えてもらって、自分的にはそんなにいいプレーができたわけではないですけど、無事にしっかり勝ち切れたということは良かったかなと思っています。
ーー二段トスを上げる時のオーバーが綺麗だなと感じましたが、得意なプレーですか
元々高校の時はサイドで、高校の時はセッターが触った後は基本自分がトスを上げに行っていたので、トスを上げる分に対しては得意というかできはしますね。
ーーコート内での笑顔が印象的でしたか、意識はされていましたか
自分が代わりに入って流れを変えたり良くするためには、やっぱり雰囲気を作らなければいけないので、自分が暗い雰囲気になったら意味がないと思うので、そこはずっと自分がバレーをしている以上は昔から心がけてやっていることですね。
ーー次の試合への意気込み
また機会があったら出場させてもらえたらうれしいですし、出た時は自分の強みを精一杯生かしてチームの勝利に貢献していきたいと思います。