今年で14回目の開催 WASEDA CUPの様子をお届け!

男子バレーボール/女子バレーボール

第14回 WASEDA CUP 2月2日 上井草体育館

 今年で14回目となるWASEDA CUPが2月2日に開催された。OB、OGと現役の選手たちがミニゲームや試合を通して交流した。

 参加者は1チーム7、8人の8チームに分かれ、ミニゲームと試合の合計得点で順位を争った。まずは準備体操からスタートし、大坊心彩人(商1=岩手・不来方)、ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ1=茨城・土浦日大)の2人が代表として前に出て進行を務めた。次に行われたのはミニゲーム。ボール運びリレー、〇×ゲームの2種目を行い、チームで協力しながら競い合った。ボール運びリレーでは、「ボールを落としたらもう一度やり直し」というルールで、運び方の工夫が勝負の鍵となった。続いての〇×ゲームは、9つのカラーコーンにそれぞれ自分のチームの色のゼッケンを配置し、先に縦、横、斜めのいずれかで色をそろえたチームが勝ちというルール。小野駿太(スポ1=静岡・聖隷クリストファー)と徳留巧大(スポ1=長野・松本国際)の1年生同士の白熱した戦いも見られた。

前に出て準備体操を行う大坊とローゼン

ボール運びをするローゼンと畑虎太郎(スポ3=福井工大福井)

〇×ゲームに熱中する小野と徳留

  ミニゲームで軽いアップを済ませたあと、試合へ。2コートに分かれ、4チームごとに総当たり戦を行った後、その結果に応じて順位決定戦を行った。チーム全員がコートに入るため、普段の6人制とは異なる形で試合を行い、22点先取で女子の得点は2点、そして15点以降は現役男子部部員のフロントスパイクも可能になるという特別ルールのもと、現役部員たちはOB、OGとのバレーボールを楽しんだ。

試合中の様子 

フェイントをするモサクまり(国教1=東京・クリスチャン•アカデミー•イン•ジャパン)

 試合は板垣慧(政経3=京都・洛南)率いる紫チームが優勝したものの、ミニゲームを含めた総合順位では、試合では2位だった麻野堅斗(スポ2=京都・東山)擁する赤チームが優勝した。MVP賞は現在男子部のコーチを務める本間隆太(スポM1=神奈川・弥栄)が獲得した。 

 試合後、男子部、女子部の新チームの主将となる前田凌吾(スポ3=大阪・清風)と山﨑葵(社3=岡山・就実)が来年度の抱負を述べた。男子部のスローガンは、『異常を極める』。​​「一つのものを極め、全員で繋がりを持つ」という意味が込められている。女子部のスローガンは、「一本を大切に、唯一無二のチームとなれるように」という想いを込め、『一』。新体制となった早稲田大学バレーボール部の活躍を期待したい。

男子部主将の前田

女子部主将の山﨑

新体制となった男子部

(記事 井口瞳 写真 井口瞳、町田知穂)