10月22日に開催されるプロ野球ドラフト会議。早大からは計5名がプロ志望届を提出し、各球団からの指名を待つ。弊会はドラフト直前特集と題し、運命の日を待つ5人の選手を前日までの3日間で紹介する。2人目の今回は寺尾拳聖(スポ4=長野・佐久長聖)だ。

名前:寺尾拳聖(てらお けんせい)
身長・体重:178cm・85kg
投・打:右・右
ポジション:外野手
経歴:北大阪ボーイズー佐久長聖高ー早大
代表、受賞歴:◇侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿(2025)、打点リーグ2位、打率リーグ3位(25春)
寺尾のリーグ戦通算成績
| 試合 | 打数 | 安打 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 |
| 56 | 178 | 49 | 32 | 4 | 0 |
| 三振 | 失策 | 打率 | OPS | ISO | 四死球/K |
| 22 | 0 | .275 | .780 | .146 | 1.05 |
寺尾はパワフルな打撃が売りの外野手。佐久長聖高では4番中堅を担い、最終学年で甲子園出場を果たした。早大には指定校推薦で入学し、3年春から4番の座に君臨。リーグ通算49安打、4本、打率2割7分5厘の成績を残している。
身長178センチ、体重85キロのどっしりとした体格。「パワフル」という言葉がこれ以上なく似合う、好守に豪快なプレーが持ち味だ。
選手タイプは中長距離打者が適切か。時には豪快な本塁打を放つが、低く強い弾道で外野の間を破る場面が多い。打球角度よりは打球速度に魅力を感じさせる選手だ。変化球に体制を崩されながらも、外野へ飛ばす力と技術を持つ。
また、通算では四死球が三振を上回るなど、選球眼も優れている。簡単にはアウトにならなず、バランスに優れた強打者だ。

25年春の早明優勝決定戦では当時明大3年の毛利海大(ロッテ)などから3安打4打点。同じシーズンには伊藤樹(令8スポ卒=現楽天)のノーヒットノーラン達成を決めるサヨナラ安打を放つなど、勝負強さに定評がある。
守備は範囲が広いタイプではないが、球際には無類の強さを誇る。通算59試合の出場で無失策もさることながら、フェンスを恐れないジャンピングキャッチが寺尾の代名詞だ。前述の伊藤樹がノーヒットノーランを達成した試合では、9回にフェンス際の打球を好捕し、偉業達成を手助けした。
意識する存在は同学年の浅野翔吾(巨人)。高校3年生の時に甲子園で対戦した際、力の差を痛感した。浅野はその後プロ野球、寺尾は大学の道へ。寺尾はこの4年間を「まだまだ実力は全然足りてないですが、そこに向っていく意味では、少しは成長できたのかな」。と語る。
運命のドラフト会議は22日。早大の主砲が指名を待つ。
(記事 石澤直幸)
特集一覧はこちら!




