東京六大学秋季リーグ戦 10月17日 神宮球場
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 立大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |
◆バッテリー
●髙橋煌ー尾形
◆二塁打
德丸
◆三塁打
なし
◆本塁打
なし
東大、明大戦で連続して勝ち点を獲得し、首位の慶大を勝ち点1差で追う早大。17日、4カード目となる立大戦に臨んだ。試合は両先発の髙橋煌稀(スポ3=宮城・仙台育英)、田中優飛(3年)が8回まで0を並べる投手戦。しかし9回裏、髙橋煌が先頭打者にサヨナラ本塁打を浴びた。初戦を落とし、優勝争いで大きく後退した。

ともに仙台育英高出身の同期対決となった両先発が、序盤から壮絶な投げ合いを繰り広げた。
髙橋煌は3回裏に1死二塁のピンチを招くが、寺尾拳聖副将(人4=長野・佐久長聖)のジャンピングキャッチと三振で切り抜ける。
直後の4回、早大は岡西佑弥副将(スポ4=智弁和歌山)の死球、德丸快晴(スポ2=大阪桐蔭)の二塁打でチャンスをつくるが、こちらも後続が倒れ無得点に終わった。
髙橋煌は威力のある直球をコースに投げ続け、8回まで11奪三振無失点。田中もけん制で2つのアウトを奪うなど要所を締め、8回無失点。神宮球場にナイターの照明が灯る中、息の詰まる投手戦が続いた。

9回、立大はここまで135球の田中を下げ、岡本昇磨(3年)に継投。だが、代わった岡本の前に早大打線は三者凡退に終わった。
その裏、早大は髙橋煌が続投。しかし、先頭打者の本間律輝(1年)に対する132球目が甘く入った。真ん中の変化球を痛打され、打球は右中間へのサヨナラ本塁打。早大ナインはぼう然としながら、立大の歓喜を見届けた。

この敗戦で早大は自力優勝が再び消滅。17日の慶明1回戦に勝利した慶大は、明日18日の明大2回戦にも勝てば、その時点で2連覇が決まる。
一方の早大は、残る立大、慶大戦での4連勝がほぼ必須の条件となる。他大の結果に左右される厳しい状況だが、可能性はまだ残っている。
(記事 石澤直幸、写真 大塚梨湖、横山和葉)
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早大打者成績
| 打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 | 率 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 指 | 壽田悠毅 | 3 | 1 | 0 | .333 | 二ゴ | 二安 | 四球 | 中飛 | |||||
| 2 | 遊 | 大内碧真 | 4 | 0 | 0 | .333 | 遊ゴ | 二ゴ | 中飛 | 三振 | |||||
| 3 | 三 | 岡西佑弥 | 3 | 1 | 0 | .273 | 右安 | 死球 | 捕邪飛 | 三振 | |||||
| 4 | 左 | 寺尾拳聖 | 4 | 0 | 0 | .250 | 二飛 | 捕飛 | 遊直 | 中飛 | |||||
| 5 | 右 | 德丸快晴 | 4 | 1 | 0 | .344 | 中飛 | 右2 | 三振 | 二ゴ | |||||
| 6 | 一 | 髙橋海翔 | 3 | 0 | 0 | .250 | 四球 | 三邪飛 | 左飛 | 三振 | |||||
| 7 | 捕 | 尾形樹人 | 4 | 0 | 0 | .292 | 三ゴ | 三振 | 中飛 | 中飛 | |||||
| 8 | 中 | 阿部葉太 | 3 | 1 | 0 | .214 | 二ゴ | 中飛 | 遊安 | ||||||
| 9 | 二 | 湯浅桜翼 | 2 | 1 | 0 | .318 | 遊ゴ | 四球 | 左安 |
早大投手成績
| 名前 | 試 | 勝 | 負 | 回 | 安 | 球 | 振 | 失 | 責 | 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 髙橋煌稀 | 5 | 2 | 3 | 8 0/3 | 6 | 132 | 11 | 1 | 1 | 2.53 |
コメント
◆壽田悠毅(社4=東京・早実)

――本日の試合を振り返っていかがですか
春先からケガをしてしまい、それが思ったように治らなくて、実戦はここ2、3週間ぐらいでやっとできたという感じです。試合に関しては、天覧試合以来ということで、試合感というものはまったくない状態で行きました。まずチームの方に戻って、思うような結果は出ませんでしたが、復帰できたことは自分にとっては一番良かったかなと思います。
――そのケガの内容というのは具体的にどのようなものでしたか
春先に、股関節の怪我でしたね。本来ならば1カ月以上かかるものでしたが、無理やり復帰したというので、ある程度良くなってきているけど、完治とまではいかない状態でのプレーが続いていていました。チーム練習や自分の練習の中で練習量の管理とかもうまくできていなくて、そのケガでずっと痛みを抱える状態になってしまったという感じです。
――指名打者(DH)での出場が春から多いですが、ケガの影響も
行くはずだった米国遠征、沖縄合宿、自分は行っていないですから。そういった意味で、監督さんなりの配慮ではないかと思っています。自分はもともとバッティングを買われて、大学1年生の冬に外野手に転向しました。実戦の経験がない守備をやるということよりも、自分の持ち味を発揮してほしいというか、無駄なことを考えないでほしいという監督さんなりの配慮じゃないかなということで受け取ってます。
――その中で現在の感覚は以前から戻っていますか
自分の中で、ある程度つかんだものがあって、それをケガしている中でどうキープするかということを大事にしてきました。春先のリーグ戦前の状態よりは確実に、体も技術的にもいいと思います。まだ数が足りないのはありますけど状態としては、今日も尻上がりではありましたが、自分なりに修正できた部分もあるので、かなり良くなってきていると思います。
――チーム全体では本日は悔しい敗戦となりました。チーム全体としてはこちらの敗戦というのはどのように受け止めていますか。
ここまでの戦いを、自分は応援席でずっと見てきたんですけど、基本的には高橋煌に、おんぶにだっこの状態で、ここまでやってきて、自分がいることによって先制して楽に投げさせてあげたいという思いがありました。それが思い通りにならず、結局まんぶにだっこの状態は変わらずにしてしまったので、野手陣が責任を感じている雰囲気かなと思います。
――田中選手に苦戦した点は
自分が打席に立った限りでは真っすぐの強さがあって、変化球もアウトコースもしっかり投げ分けられていました。最後の最後まで狙い球が絞りきれず、いい打球が飛ばせませんでした。
――壽田選手は現在プロ志望届を提出されていますが、プロへの思いなどは現在いかがですか
小さい頃から目指してきたので、育成でも何がなんでもプロでやりたいという思いです。全てを犠牲にしてでもプロに行くぐらいのつもりで今を生きています。
――今後の試合への意気込みをお願いします
自力ではどうしようもなく、仕方ない部分もあります。明日勝って、立大相手に絶対に勝ち点は取らないといけないので、明日明後日勝てるようにしっかり準備します。良いかたちで試合に入って、少なくとも自力でも優勝の可能性を残せる状態で早慶戦に入っていきたいです。