関東大学春季リーグ戦 4月26日 神奈川・日体大健志台キャンパス
4月26日、関東大学春季リーグ戦(リーグ戦)の2日目が行われた。1部の女子は明大と戦うも4ー1で敗戦し、ここまで2戦2敗。男子は立大に3ー2で勝利し、2部優勝、1部昇格の目標に向け幸先の良い週末となった。
女子は第1シングルスに1日目で白星を収めた黒川璃子(スポ3=西武台千葉)が登場。序盤から素早い動きと攻撃的な姿勢で攻めていくスタイルを見せる。しかしながら終盤にミスが目立ち、最後はスマッシュがサイドラインを割ってこのゲームを落とす。第2ゲームは攻撃的なスマッシュに織り交ぜたプッシュやフェイントが有効に機能する。だが、相手もプレースタイルが似た鋭い打球の多い選手で、黒川は対応しきれず徐々に点差が離れていく。中盤以降、黒川も複数回の連続得点で追い上げるも、追いつく前に相手に得点を許す展開が続き、苦しい戦いに。黒川は何度も悔しそうな表情を見せながらも食らいついたが17ー21で試合を落とした。
第2シングルスは岡本萌奈未主将(社4=西武台千葉)。持ち味を出し切れず、ミスが目立ち序盤から点差が開いてしまう。中盤以降、岡本のショットが良いコースに決まり追い上げを見せ、リズムに乗ったが、最初についた点差は大きく、追いつけないまま14-21でゲームを落とす。第2ゲームは相手のネットインなど不運な場面もあり、同様苦しいスタートになったものの、長いラリーを制するなど途中6連続得点で一時は逆転。終盤はお互い譲らない長いラリーが連発した。しかし徐々に岡本にミスが目立ち始め、粘るも19ー21で敗戦した。
第1ダブルスは原口樹璃(スポ2=福岡・九州国際大付)と高口諒子(スポ2=栃木・作新学院)の2年生ペア。原口のバックハンドの固いレシーブが連発するなど、原口が前衛、高口が後衛というポジションで安定。一方原口が後ろに行った際のスマッシュの決定力が低く、点が入らないのもあり10ー21で第1ゲームを落とす。1ゲーム目の学びを活かして臨んだ第2ゲーム。高口のスマッシュが機能し、序盤はリード。奥へのクリアと前へのドロップを織り交ぜ、相手の体勢を崩して得点を重ねた。しかし相手もこちらの戦いに慣れたのか13点目以降は点の取り合いに。ラリーで粘るも惜しくも18ー21で敗戦した。

ハイタッチをする高口(左)と原口
この試合の結果により早大の敗戦が決まった。第2ダブルスも明大を相手にミスが目立ち、18ー21、17ー21で敗戦。第3シングルスの神尾朱理(スポ1=大阪・四天王寺)が失意の早大女子に希望を見せた。第一ゲームは相手のペースに完全に乗せられて8ー21で落とす。しかし第2ゲーム以降、軽快なフットワークで相手の攻撃を拾い続け、第2ゲームは21ー10で振り出しに戻す。第3ゲームはラリーでお互い息をあげながらも、21ー19で勝利。最終的に1ー4で敗戦した。
早大は全体的にレシーブやネット前での細かなミスが重なり、試合の流れをつかみきれなかった。白星は次戦以降にお預けだが、注目して待っていたい。
一方1日目でストレート勝ちをした、好調の男子。第1シングルスには今越健太主将(スポ4=石川・金沢市立工業)が登場。第1ゲーム序盤に相手の特徴をつかみ、インターバル以降は完全に今越のペースに。得意のラリーの末にドロップを決めて第1ゲームは21ー17で先取。第2ゲームは最初から最後まで主導権を握り続け21ー11で勝利。キャプテンがプレーと結果で早大に勢いをもたらした。
第2シングルスは太田匡亮(スポ3=宮城・聖ウルスラ英智)。堅実な守備力や相手のスペースを突いたプレーでラリーが続く。相手の鋭いスマッシュに滑り込みながらレシーブし、すぐさま立ち上がって返球し、ラリーを制した場面もあった。太田は途中2点差まで迫られるもスマッシュで打破するなど常にリードし続け、結局21ー12でこのゲームをとった。続く第2ゲームは第1ゲームで有効であったネット際の攻防でミスを連発。しかし中盤以降は、徐々にリズムを立て直し、追いかけた。相手がミスをするまで、相手の嫌がるコースを突き続けるスタイルと第1ゲームより研ぎ澄まされたスマッシュで18点目に追いつき、そのまま駆け抜け4連続得点で21ー18で勝利。

サーブレシーブの構えをする太田
第1ダブルスは今越・大西悠斗(先理4=東京・淑徳巣鴨)のペア。1日目同様即席ペアだったためか、第1ゲームは二人の息が合わず、ぎこちない動きをしてしまう。さらに、早大のエース今越を避けるように大西が狙われ続ける展開に。大西は対応するものの、そのリターンで相手を崩したり得点を決めたりできず、17ー21で落とす。第2ゲームは苦戦する大西に対し今越がフォロー。ラリーに持ち込み着実に点数を重ね、大西も今越に引っ張られるようにリズムを取り戻し始め、連続でスマッシュを決める。12ー15の劣勢から追いつき、一気に追い越し9連続得点で21ー15でこのゲームをとる。この連続得点で勢いに乗った今越・大西ペアに引っ張られるように、ベンチの声援も最高潮に達する。第3ゲームはそのまま勢いを増していき、相手もミスが増え、21ー10で試合を制した。
第2ダブルスは太田・藤吉珠李(スポ2=福島・ふたば未来学園)のペア。「2人で多くコミュニケーションをとって、連携を取れた」との言葉通りラリーを何度も制し、第1ゲームを先取。しかし、第2ゲーム途中で藤吉が太ももを痛め、棄権し敗戦となった。第三シングルスの田代隼也(スポ1=神奈川・法政第二)は21-23、9ー21で敗戦。
序盤の3勝で早々に勝利を決めたものの、終盤は苦戦。それでも最終的には貴重な1勝を手にし、2部優勝を目指す早大男子にとって間違いなく大きな勝利となった。
次戦は5月2日からの三連戦。女子は本来の力を発揮できることを、男子はこのままの勢いを保ち続けることを期待したい。
(記事・写真 松田琳香)
コメント
太田匡亮(スポ3=宮城・聖ウルスラ英智)
ーー今日のシングルスで良かったところ
1ゲーム目は自分のペースでできたのでとても良かったです。ただ、 2ゲーム目は相手もスピードを上げてきてうまくいかない中で、ラリーをして粘って粘って1点ずつ着実に取るという自分の良さというのをしっかり出していけたのが良かったと思います。
ーー2ゲーム目は終盤まで追う展開だったが勝ち切った
2ゲーム目の中盤までは相手に合わせてしまう展開が多く、自分から仕掛けるということが全然できなかったのですが、後半は思い切って自分ができることをまず一球ずつやろうという気持ちでした。その結果、徐々に追い上げることができたので、そこからは勢いで行くしかないと思い、強気で攻めていきました。
ーーダブルスは1日目とは違って勝利が決まった上での戦いだった
対戦相手(立大・内村栞大朗)が高校の後輩ということもあり、無駄にプレッシャーはありました。ですが、5ー0で勝つことで後半戦をいい流れで迎えることができると思っていて、早稲田として1本も落としたくはなかったので、勝ちに行く姿勢で入りました。
ーー1日目のダブルスは熱戦だった
東経大戦は自分が引いてしまっていたので、そこをパートナー(藤吉)に引っ張ってもらったのがありがたかったです。 今日の立大戦は2人で多くコミュニケーションをとって、連携を取れていたのが良かった点だと思います。
ーー後半戦への意気込み
2部で優勝するのは大前提の目標としていきたいので、1試合ずつ着実に勝利を重ね、結果的に 2部で優勝、さらに入れ替え戦にいい形でつなげていければいいなと思います。
原口樹璃(スポ2=福岡・九州国際大付)・高口諒子(スポ2=栃木・作新学院)
ーー後がない緊張感のある場面だった
原口 2人で出る公式戦が今回で初めてだったので、試している部分が大きく、プレシャーというよりは楽しんでいこうという気持ちで臨みました。
高口 練習では気持ちで負けてしまうことが多かったので、とにかく強い気持ちで向かっていこうと思いました。
ーーこのペアの良いところ
原口 自分は前衛として、相手の浮いた球を逃さず仕掛けていくのが持ち味です。その仕掛けた球に対して上がってきた甘い球を高口の強打で仕留めるというのが自分たちの形だと思います
高口 自分は後衛で上からの球で相手を崩すのがメインです。(原口は)前衛で前に入っていくスピードも速く、自分(高口)が打った球を前衛で押さえたり、次の早い展開に持っていってくれたりして、ありがたいと思っています。
ーー2ゲーム目は1ゲーム目よりも動きが良かった
原口 1ゲーム目は自分たちの攻撃が定まっていない上に、相手のプレーもよくわかってない状態で入ったので、 1ゲーム目は相手の球に慣れ、 2ゲーム目からその相手の強みを潰しながら、自分たちの良さを引き出せるようにということを意識してました。
高口 1ゲーム目は相手に攻められた形の方が多かったので、 2ゲーム目はなるべく自分の上からの球をあまり散らさずに1点のところに攻め続けるなどのことをして工夫しました。
ーー後半戦への意気込み
原口 最初 2戦負けてしまったので、後半3試合は勝ち越して次の試合に臨みたいと思います。
高口 前半戦2敗していて、チームに貢献できていないので、後半戦は全勝してチームに貢献できるように頑張ります。