【男子サッカー】駒大相手に4発快勝。残留に向け大きな勝ち点3を獲得した

ニュース/ア式蹴球男子/ア式蹴球
試合ページ

JR東日本カップ2026|関東大学リーグ戦 第20節

2026年11月3日(火) 14:00 KO

@早大・東伏見グラウンド

早稲田大学 4ー2 駒沢大学

(2-0 / 2-2)
試合写真
前半12分早稲田 伊藤猛志(今西正之輔) Goal
前半34分早稲田 伊藤猛志 Goal
大西
ゴール後の伊藤猛(写真右)と鈴木大翔主将(写真中央)
後半2分駒沢大学Goal
後半11分交代|早稲田 25 今西正之輔 →27 大西利都Sub
後半14分早稲田 金指功汰 Goal
後半21分早稲田 伊藤猛志(伊藤稜介) Goal
大西
アシストを記録した伊藤稜
後半26分交代|早稲田 9 伊藤猛志 → 28 根木翔大Sub
後半35分駒沢大学Goal
後半32分交代|早稲田 11 久米遥太 → 23 浦川瞬Sub
後半39分交代|早稲田 2 野田隼太郎 → 4 尾崎凱琉Sub
後半45分交代|早稲田 15 高橋作和 → 24 西井大翔Sub
リーグ戦初出場となった西井

試合記事

前節、ホームで中大に完敗したア式蹴球部(ア式)。1部残留に向けて勝ち点3が求められる今節は、降格圏に沈む駒大との大一番に臨んだ。試合は前半にFW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)の2ゴールで優位に立ち、2ー0で折り返す。後半は互いに得点を奪い合うオープンな展開になるも、セットプレーで2得点を挙げたア式がリードを守り切り、4−2で勝利をつかむ。エース伊藤猛は自身のプロ内定を祝うリーグ戦初ハットトリックを記録した。

前半開始早々、何としても勝ち点3が欲しい早大は素早いパス回しと最終ラインからのロングフィードを駆使し駒大ゴールに迫る。ア式ペースで試合が進む中、12分にDF林奏太朗(スポ3=サガン鳥栖U18)の長いパスに追いついたMF今西正之輔(社4=神奈川・日大藤沢)がクロスをあげる。それを伊藤猛が難しい体勢からボレーで沈め、先制に成功する。その後は互いに中盤でボールを奪い合う堅い展開が続き、試合は膠着状態に。しかし、エースがその沈黙を破る。34分、巧みな連携で右サイドを突破し、ゴール前でパスを受けたMF高橋作和(法4=東京・国学院久我山)がドリブルからシュートするも、防がれる。そのセカンドボールに反応したDF野田隼太郎(商3=静岡・藤枝東)が再びゴールを狙ったが、駒大ディフェンスがブロック。最後はこぼれ球を伊藤猛がダイレクトで合わせ、ネットを揺らす。勝利への欲を感じさせる内容を見せ、2-0で前半を終えた。

早大ボールで始まった後半。立ち上がりから気迫のこもった駒大のプレーに苦しめられ、押し込まれる展開になる。47分には良い位置からのクロスを許し、ボレーで合わせられて失点。その後も相手が試合の主導権を握り、苦しい時間が続く。56分、流れを変えたいア式はFW大西利都(スポ1=名古屋グランパスU18) を投入した。すると、58分にはカウンターの流れから大西が狙いすましたスルーパスでチャンスを演出し、コーナーキックを獲得。一度はうまく合わず駒大にクリアされたが、2度目のキックをDF金指功汰(商4=東京・早実)が混戦状態から押し込み、ゴール。セットプレーで流れをつかんだ早大は再三チャンスを創出し、追加点を狙う。続く62分、コーナーキックのこぼれ球に反応したMF久米遥太(政経3=東京・早実)がエリア内で倒され、PKを獲得した。キッカーを伊藤猛が務めるも、まさかの失敗。だが、65分に伊藤猛が猛プレスで相手のミスを誘い、コーナーキックに。それを巧みなステップでマークを外したエースがファーで合わせ、ハットトリック達成。このままでは終われない駒大は鬼気迫るプレーでア式ゴールを脅かす。すると、80分にアーリークロスからゴラッソを叩き込まれ、失点してしまう。その後も防戦一方の展開が続くが、何とか耐えきって試合終了。4-2で後半戦2勝目を飾った。

ホーム最終節で最下位の駒大とのビッグゲームを制し、大きな勝ち点3を獲得したア式。残留への希望が見えてきたが、まだまだ予断を許さない状況だ。次節は勝ち点、順位共に一つ上の明大とアウェイでの一戦。1部残留、インカレ出場を確定させるため、勢いそのままに勝利を目指す。

(記事:市川快晴、写真:山口愛結、綿貫竜之介、取材:林朋亜、山田莉子)

  
先発メンバー
Pos.背番号選手名
GK21海本慶太朗
DF2野田隼太郎
DF3伊藤稜介
DF5金指功汰
DF22林奏太朗
MF6神田拓人
MF10鈴木大翔
MF11久米遥太
MF15高橋作和
MF25今西正之輔
FW9伊藤猛志
スタメン写真
スターティングメンバー
  
リザーブ
Pos.背番号選手名
GK16宮地健輔
DF4尾崎凱琉
DF7西凜誓
DF24西井大翔
MF8柏木陽良
MF17秋山虎之亮
MF23浦川舜
MF28根木翔大
FW27大西利都

インタビュー

兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)

ーーまずは今日の試合振り返ってみてどうでしたか

立ち上がりから自分たちがやるべきことを整理しようというところと、相手の出方に対してこう来るだろうという予測に対し、しっかりと全員の目線が合っていたので、パワーは出せたかなと思います。ただ、後半2-0でリードしている中で、やっぱりもう一段自分たちがギアを上げていかないといけないよ、同じ展開にはならないよという話をしている中で、少し引いてしまった部分がありました。前半は前線から行って解決したのに、後半の立ち上がりに引いて解決しようとしたというか、一つ相手の攻撃を受けてしまったところがあります。今のうちには受けるだけの度量はまだないので、全員で行って、そこに対して次の人がカバーする、ということをチームとしてもっと植え付けないといけません。それがうちのチームの良さだと思うので、もう二度とこんな締まりのない試合をしないように、残りの試合で自分たちにできることをしっかりとやっていきたいなと思います。

ーーFW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)選手がハットトリックを成し遂げました

そうですね。PKを失敗して少し嫌な雰囲気、空気が流れたんですけど、やはりああいうところで決めてくるのがストライカーですし、チームに大きな影響を与えてくれる存在になってくれたのがすごく嬉しいです。だけど、もっともっとやってもらわないと困ります。あとは、攻撃のセットプレーで点が取れたことも大きいです。コーナーキックも惜しいところ止まりという状況が結構続いていたのですが、今日はコーナーキック絡みでしっかりと点が取れました。次のゲーム、その次のゲームと、結局セットプレーは絶対に大事になってくるので、もう一回そういう部分も含めて細部までこだわれるところはこだわりたいなと思います。

ーーリーグ戦も残り2試合となりました。戦い方は変えずに臨みますか

そうですね。ここから自分たちが違うことをやっても力は出ないと思うので、自分たちができることの中で、しっかりと勝つための最善を選ぶということをしていきたいなと思います

ーー最後に、リーグ戦の残り2試合に向けてコメントをお願いします

ホーム最終戦をしっかりと勝てたというのはチームにとってすごく良かったです。だけど、まだ何も確定できていません。自分たちが残留できるかどうかの瀬戸際なので、この勝ちに満足することなく、残り試合をしっかりと自分たちの手で残留をつかみ取るというところに対して、前向きにチャレンジしていきたいなと思います。

DF金指功汰(スポ4=東京・早実)

ーー今日の試合、チームとして振り返っていかがですか

相手が駒沢ということで、残留争いを勝ち抜く上では絶対に勝ち抜く必要のある相手でした。また、ホーム最終戦でもあり、自分がこれまでプレーしてきた東伏見での最後の試合だったので、絶対勝ちたいという強い気持ちを持ってプレーしました。

ーーゴールシーンを振り返っていかがですか

今日のようなゲーム展開ではセットプレーが鍵になると思ってましたし、個人的にもセットプレーでは点を決めたいと思っていたので、どんな形であれ得点というのは狙っていました。そこで運良く自分の目の前にボールが転がってきたのでうまくゴールに流し込めてよかったです。

ーー今節はセンターバックでのスタメン出場でした。ご自身のプレーを振り返っていかがですか

今日はまずセンターバックでプレーしましたけど、競り合いの勝率というところは低かったと思いますし、競り合いの際の駆け引きはもっとやっていかないといけないと感じました。ただ、ゴール前のところではしっかり体を張ることを意識して準備をしてきたつもりではあったのですが、自分が2失点に絡んでしまったので、しっかり反省して次の試合に頑張っていきたいと思います。

ーー残り2節に向けて意気込みをお願いします

残留が決まったわけではないですし、インカレの進出を自分たちが目指していく中で何も成し遂げていないので、このメンバーでサッカーができる喜びを噛み締めながら、1試合1試合、一戦必勝で戦っていきたいと思います。

”味方に要求金指"
ゴール後の金指

FW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)

ーー今日の試合を振り返っていかがですか

今日は絶対に勝たなければいけない試合でした。その中で全員がやるべきことを前半の始めからできたことが、ホーム最終戦で勝ち切ることにつながったと思います。

ーー自身のプレーを振り返っていかがでしたか

1点目は正之輔(MF今西、社4=神奈川・日大藤沢)がいいクロスをあげてくれたので、合わせるだけでした。2点目は自分のストライカーとしての良いところが詰まったゴールだと思います。3点目はPKを外した直後だったので、良いボールが来てくれてよかったなと思います。

ーーハットトリック達成についてどう感じていますか

得点王を取るためには、どこかの試合でハットトリックしなければいけないということは分かっていましたし、今年の目標の一つがリーグ戦でのハットリックだったので、ホーム最終戦でできて良かったです。

ーーリーグ戦の残り2試合への意気込みをお願いします

残留に向けての直接対決ということで必ず勝たないといけない試合です。もう一度全員で勝つための準備をしていきたいと思います。

ーー先日、J2・カターレ富山への内定が発表されましたが、プロサッカー選手としての目標をお願いします

より厳しい世界になると思いますが、ゴールを量産できるストライカーだということを世の中に知らしめられるように頑張りたいです。

MF今西正之輔(社4=神奈川・日大藤沢)

ーー今日の試合を振り返っていかがですか

もう順位的にも結構みんな気負うものがあって。今日の試合前も4年生で全員集まって、思いを伝えあった中で、自分自身も、いつも出てる時は、自分の特徴を出そうっていうふうに意識してやってるんですけど、今日は本当に早稲田を体現するプレー、蹴って走って戦うってところを意識して、試合にうまく入れたんで良かったです。

ーー久しぶりのスタメン起用となったと思うのですが、ここまでどのような準備をしてきましたか

そうですね。スタメンじゃなくても途中からでも、練習の時から調子は悪くなかったですし、絶対チャンスは回ってくると思っていたので、常に練習から「試合に出たら100%できる準備」をしてきました。

ーー1点目のアシストについて教えてください

チームとして、サイドで、裏で起点を作っていうのを掲げていて、林(DF林奏太朗、スポ3=サガン鳥栖U18)が良いキックを持っているので、信じて走ったら、いいボールが来て、落ち着いて左足で猛志(FW伊藤猛志、スポ4=ジュビロ磐田U18)にいいクロスを上げられたので良かったです。

ーー残り2試合への意気込みをお願いします

次スタメンで出るか分からないですけど、もちろん今週もスタメン狙ってやっていくし、スタメンじゃなかったとしても、自分自身の特徴を出せるように頑張っていきます。