【ラグビー】2026関東大学ジュニア選手権 対帝京大B戦 展望記

ラグビー男子

関東大学ジュニア選手権 11月8日 対帝京大B 帝京大・百草グラウンド

 関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)もついに最終戦。早大Bが対するのは、ここまでジュニア選手権全勝の帝京大Bだ。今季、両者は春季オープン戦で帝京大Bが勝利、夏合宿では早大Bが勝利と、互いに一歩も譲らない戦いを繰り広げてきた。さらに、先週の関東大学対抗戦ではAチームが帝京大に惜敗。Aチームの雪辱を果たすとともに、連覇に向け白星をつかみ、シーズン終盤に向けて弾みをつけたいところだ。

ジュニア選手権・明大B戦にてトライ後喜びを分かち合う選手たち

 前節明大B戦、開始早々、敵陣に攻め込んだ早大Bはこぼれ球をFL駒井良(スポ2=東海大大阪仰星)が収め、大きくゲインを切り、そこにサポートに入ったLO米倉翔(スポ4=福岡・修猷館)がパスを受け取り、先制点を挙げる。前半終了間際、敵陣でアタックを仕掛けていた早大Bだったが、インターセプトされ前半を14ー5で折り返す。後半2分、ゴール前まで攻め込まれた早大Bは必死に凌ぐも明大BのFWに耐えきれず得点を許しスコアは14ー12。そこからもディフェンスの時間が続き、粘るも徐々に綻びが生まれ2トライを許しスコアは14ー26。早く追いつきたい早大Bは後半26分、SO寺田結(スポ3=広島・尾道)のロングゲインからチャンスを作り、28分敵陣ゴール前でモールからCTB佐藤世那(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がギャップを走り、トライを奪う。早大Bは5点を追う展開。お互いに攻めあうも最後まで追加点は生まれず、21ー26でノーサイド。今季のジュニア選手権で初の敗北を喫した。

ジュニア選手権・明大B戦にて攻撃を仕掛けるCTB藤井

 早大Bの注目選手を紹介する。まずは、CTB藤井雄士(社3=北海道・札幌山の手)だ。前節明大B戦ではテンポよくアタックを仕掛け、攻撃の起点となっていた。帝京大Bのディフェンスの隙を突き、鋭いランでチームの攻撃の突破口となってくれるだろう。そして、今季のジュニア選手権で全試合先発出場を果たしているLO宮川侑大(スポ2=富山・砺波 )にも注目したい。FWの一員として、力強いキャリーやブレイクダウンでの働きが求められる。帝京大BのBK陣に対して、どれだけ体を張れるかが今試合重要となってくる。優勝への望みをつなぐためにも、出場選手一人一人が持ち味を発揮し、チーム全体で勝利をつかみ取りたい。 

ジュニア選手権・明大B戦にてタックルを受けるLO宮川

 対する帝京大Bの注目選手は、SO高本とわ、そしてWTB吉田有佑だ。高本は、SOとして多彩な攻撃を組み立て、そして高い判断力で自らも仕掛けていくことができる選手だ。吉田は東海大B戦では2トライをあげるなど、持ち前の決定力で得点を積み重ねた。早大Bとしては、粘り強いディフェンスで好機を与えず、帝京大Bの攻撃のリズムを早い段階で崩すことが勝利への一つの鍵となるだろう。

ジュニア選手権・明大B戦にてボールを持ち出すSH川端

 早大Bとして、そして早大ラグビー蹴球部としても重要な意味を持つ今試合。相手はここまで圧倒的な得点力で勝ち進んできた帝京大Bだ。攻守ともに精度の高いプレーを見せる相手に対し、早大Bには接点での粘り強さと素早い展開力が求められる。夏合宿での勝利を再現し、勢いに乗る強敵を撃破できるか。秋の冷たい空気を切り裂く、熱気あふれる激闘を見逃すな。

(記事:吉田さとみ 写真:大林祐太、飯塚咲)

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