11月15日に行われる記念すべき第100回を迎える早慶戦を目前に控えた早大。今回は、早川直佑(スポ4=愛知)、佐藤廉(スポ4=新潟明訓)、齋地勇太(商4=埼玉・早大学院)、小林聖(政経4=東京・早大学院)、永田蓮(スポ4=愛知・向陽)の4年生全5人に話を伺った。
――他己紹介をお願いします
早川 佐藤廉くんです。彼は新潟出身のバスケボーイで体も大きいんですけど、それとは裏腹に、とても温厚な性格で頼りになる存在です。副主将として後輩からもすごい慕われています。プレーでもDFとして対人能力や球際の強さなどが非常に高いレベルだと思います。自分はFWなので練習で対峙することがあるんですけど、彼を抜けたら試合でも通用するなという自信が湧くくらい素晴らしい選手です。
佐藤 齋地勇太くんです。彼も自分と一緒で大学からホッケーを始めてすごくいい刺激をもらっています。高校まではサッカーをやっていました。ホッケーではMFからDFまでコートを縦横無尽に走っていて献身的なプレーヤーかなと思います。プレー外では、とても明るい性格でチームみんなが頼りにしていると思います。
齋地 早川直佑くんです。早稲田の主将として、背中で引っ張るタイプの選手です。プレー面ではすごい貪欲さが前面に出ているなと感じていて、身体能力の高さが目立っているなとプレーの各所で思います。こないだの試合も3Dドリブルをやっていて、びっくりしましたね。
永田 小林聖くんです。高校からホッケーを始めていて、高校のころは主将だったみたいなんですけど、今は主将にしっかりついてくる選手ですね。生粋のFWとして得点を要所要所で取ってくれて、プレーを見ていてとても楽しいなって思ってます。プライベートでは、不思議ちゃんでいっぱい話を回してくれて楽しいです。
小林 永田蓮くんです。彼はGKで副主将としてチームを引っ張ってくれています。試合中や練習中でも、自分にも他人にも厳しく、真面目なタイプですね。ウエイトメニューでペアを組んでいるのでいろんな話をしています。練習後にもよくご飯に行って、奢りじゃんけんをしているんですけど、今ちょうど同じくらいの勝敗なのでそろそろ決着をつけたいですね。
――四年間で印象に残っているうれしかった瞬間と苦しかった瞬間はいつですか
早川 やっぱり大学からホッケーを始めたので、練習になじむまでの時間が苦しかったですね。上級生になってからはわかるんですけど、ほんとに下級生の時は練習についていくだけで精一杯だったので大変でした。逆にうれしかったのは、二年生の秋のリーグ順位決定戦の駿河台大戦で自分のゴールが決勝点になったときですね。FWなので自分のゴールで勝利に導いたっていうのは最高でした。
佐藤 自分が苦しかったのは、一年生の秋のリーグ戦でベンチに入れなかったときです。大学から始めたほかの人がベンチ入りしている中、自分は入れなくて悔しい思いをしました。うれしい瞬間は、これっていうのはないんですけど、試合とか練習で1VS1で勝ったときですかね。ディフェンスはやっぱり自分の見せ場なので、絶対に負けたくないです。
齋地 自分が苦しかったのは、三年春にチームが二部に降格してしまったときですね。個人的にも、就活とかが忙しくなってホッケーに対する熱量が少し下がってしまっていたのでつらかったです。うれしかったのは、チームは負けてしまった試合なんですけど、今年の秋の東農大戦です。自分が初めて試合に出させてもらったのは、二年前の東農大戦でそのときは何もできなかったというところから、二年間で成長したなと実感できる試合でした。
永田 自分は、一つ上の先輩に絶対的守護神がいたこともあって、四年生になるまでほとんど試合に出ていなくて、試合に出れない時間が長く続いていたというのがつらかったですね。その中でも、二部に降格してしまった試合でチームが残念な結果を出した瞬間にコートに立てていなかったっていうことが悔しかったです。逆にうれしかったのは、今年の秋のプール戦での早慶戦で、DFのみんなと連携しながらしっかりと抑えられたっていうのが、興奮状態みたいな感じでした。試合後にすごい手ごたえを得られてうれしかったなっていうのは今でも覚えています。
小林 自分は下級生のころから試合に出させてもらっていて、二年秋の早慶戦の時に当時の4年生の引退試合でチームとしても自分としても絶対勝とうっていう感じだったんですけど、思うようなプレーが全くできずに引退させてしまったっていうのが悔しかったですね。逆に去年の早慶戦では、自分も点を決めることができましたし、無失点に抑えることができて、監督さんを胴上げすることができたのでうれしかったです。その顔を見たら今年もしてあげたいなって思いますね。

――高校または大学でホッケーを始めた、続けたきっかけは何でしたか
齋地 高校時代はサッカーをしていたんですけど、最後の大会でスタメンから外れてしまって、とてもやるせない気持ちでした。そのため大学でも体育会系に入りたいなと思いました。また、はっきりとはしていなかったんですけど、全国大会や早慶戦にも出場したいと考えていたのを覚えています。
佐藤 なんかこんな話を聞いた後で申し訳ないんですけど、自分は結構直感的でした。高校までバスケをしていたので、大学でも何らかの形でバスケ部に携わるのかなと考えていましたが、ホッケー部の見学に来た時、広いフィールドを走る爽快感、スティックを握ったときのフィット感でこの競技をやろうと思いました。
早川 自分はもともとの性格として新しいことを始めることが好きで、大学からも新しいスポーツをやりたいと考えていました。そして、ホッケー部の見学に来た時、先輩の温かさと接しやすさに惹かれて、めっちゃ早いんですけど4月前半には入部を決めていました。
小林 高校に上がるタイミングでちょうどコロナ禍になってしまってサッカーを続けるか迷ってしまっていたんですけど、ホッケーのスピード感が早かったり、面白い競技特性があるっていう部分に惹かれましたね。大学でも続けるか迷っていたんですけど、高校と大学でコーチをされている方にチキン南蛮屋さんに連れて行ってもらったときに、チキン南蛮の味がおいしすぎて大学でも続けようと決めました。
永田 自分は高校で始めた大きいきっかけはないんですけど、高校にホッケー部があるっていう物珍しさみたいなもので始めました。自分も大学で続けるか悩んだんですけど、高校とのレベルの差を見たときに自分でももう一段階うまいところでプレーしたいなって思って入りました。
――先輩や同期や、後輩への思いを教えてください
齋地 本当にホッケー部のみんなは人が良くて、まず同期はみんな練習で全く手を抜かずに一生懸命でいつも刺激をもらっています。また、先輩方には初心者でルールも何もわからないところから成長させてくれてとても感謝しています。こういう下級生のころにしてもらったことを後輩たちにもしてあげたいなと思ってて、それをすることが先輩たちへの恩返しになるのかなと思います。
佐藤 まずこの部の人はほんとに献身的な人が多くて、みんなにとても感謝しています。初心者だったのにずっと引っ張ってきてくれた先輩たちにはほんとに感謝していますし、この四年間で学んできたことを少しでも後輩たちに還元していきたいなっていう気持ちが強いです。
早川 この代はほかの代に比べて大学から始めた人が多くて、みんなで切磋琢磨してきましたね。さっきも言ったんですけど、主将という立場になってから、自分が下級生の時にしてもらっていたことのありがたみが分かってきて上級生になってからより先輩方への感謝の気持ちが大きいです。主将として後輩には、先輩としての声掛けを大事にしてきたのでこれからも頑張ってほしいです。
永田 まず後輩はすごく仲良く接してくれますね。でもその中でもしっかりとリスペクトを持ってくれているなってことは感じています。後輩たちは経験者が多いので自分たちが成し遂げれなかった上位リーグ進出っていうところを成し遂げてほしいなって思います。もうほんとに同期、後輩ともに中のいいチームだと思います。
小林 このチームはほんとにコミュニケーションをしっかりと取るなって感じてます。練習中もそうですけど、プライベートでもみんなでご飯に行ったりと仲いいです。自分たちの代は全国いろんなところからきているんですけど、後輩は自分と同じ学院出身の人が多いため、プレーでの意思疎通ももっと図ってほしいです。
――これからのホッケーへの関わり方などが決まっていたら教えていただきたいです
早川 ホッケーが自分の可能性を最大限に広げてくれたので、何かしらの形でかかわっていきたいです。後輩の試合の応援やOB戦などまだまだホッケーを楽しんでいきたいですね。
佐藤 ルールすらわかっていないところから練習して徐々にできることが増えてきたので、これからもプレーしたいです。就職する企業に社会人ホッケーチームがあるので、そこでプレー出来たらなとぼんやり考えています。
齋地 ホッケーの面白さがようやくわかってきたところなので、まだまだやりたい気持ちはあるんですけど、ホッケーという競技も好きなんですけど、それ以上に早大ホッケー部が好きなのでこれから続けるかはわかんないです。サッカーももう一回やってみたいという気持ちもありますね。
小林 自分はすごく忙しい企業に就職するので、なかなかたくさんかかわるっていうのは難しくなると思うんですけど、半年に一回はやりたいなって思います。もちろん後輩の試合は応援行きたいですね。
永田 ほんとにこの早慶戦まで必死に練習してきたので、自分はこの後のことを全く考えていないです。でもこの瞬間が一番ホッケーが楽しいっていう気持ちがあるので早慶戦が終わったらゆっくり考えていきたいです。
――最後に100回を迎える早慶戦への意気込みをお願いします
永田 自分は初めてのこの定期の早慶戦なので、みんなの話聞く限り独特な雰囲気があるっていうことなので楽しみもありますし怖さもあります。でも、GKとして無失点に抑えて全国各地のOBの方に早稲田の誇りを見せたいなって思います!
小林 ここ三年の早慶戦は一勝一敗一分けで、個人的な話になるんですけど一年のころはまあまあで、二年の時はだめだめで、三年になってよかったっていう一勝一敗一分けなので、これまでの総決算として四年間で学んだことだったり全部を出し切りたいです。自分が得点を取ってチームを勝たせたいです!
齋地 自分の全力プレーを見せることが、見に来てくれる家族や先輩などへの恩返しになると思うので、恩送りという言葉が好きなんですけど最後に一生懸命プレーする雄姿を見せたいです。個人的には、最近ちょっと守備寄りにはなっているんですけど、得点を取りたいです!
佐藤 もちろん節目であったり、早慶戦ということはあるんですけど、単純に勝った試合はめっちゃうれしいし、四年間の締めくくりの試合となるので泥臭さや強い気持ちを前面に出してやっていきたいです。DFとして無失点に抑えます!
早川 ほんとに第100回だからといって、いつもと変わらずに試合に挑んでいきたいです。その中で、これまでの99回の大会に関係してきたすべての人に感謝しながら死に物狂いで結果を求めていきたいです。自分が得点を取ってチームを勝たせます!
――ありがとうございました!
(取材・編集 山口直泰)