【男子バスケ】野津が27得点の躍動も惜敗 藤枝明誠高対決はロードプリンスに軍配

男子バスケットボール

第4回全日本大学新人戦 愛媛・松山市総合コミュニティセンター

 2年生以下のチームで日本一の大学を決める全日本大学新人戦(新人インカレ)。準決勝に進出した早大は12日、江戸川大と対戦した。試合は第2Qに江戸川大が主導権を握る。後半に早大が逆転するが、この日27得点のF野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)のファウルアウトから失速し、85-91で敗戦した。

 ティップオフ前に藤枝明誠高でのチームメイトであった野津とボヌ・ロードプリンス・チノンソ(江戸川大2年)が抱擁を交わし、ゲームがスタート。第1Qの早大を引っ張ったのはその野津だった。

 第1Qから3P2本を含む13得点を挙げ、ディフェンスでもロードプリンスを相手に奮闘する。早大は速い展開からF松本秦(スポ2=京都・洛南)、G木村魁斗(スポ2=茨城・下妻第一)らがシュートを沈め、27-24の3点リードで第1Qを終えた。

 しかし第2Qは江戸川大ペース。川畑嵐(江戸川大2年)のスクリーンを使ったオフェンスに苦しみ、0-17のランで逆転を許した。14点のビハインドを背負った早大はG宮本耀(スポ1=福岡第一)、木村、野津の3本のスリーポイントで1桁点差に詰め寄るが、前半終了間際に相手のブザービーターを被弾する。42-53で試合を折り返した。

本日27得点を挙げた野津(写真は関東新人戦のもの)

 第3Qは早大が積極的なヘルプディフェンスで江戸川大のオフェンスを苦しめる。野津がフックシュートを沈めるなどゴール下で奮闘し、じわじわと点差を縮めた。さらに早大は得意の3Pシュートと速攻で得点を重ね、逆転に成功。67ー65で第3Qを終えた。

 第4Qも野津が止まらない。この日好調の3Pシュートに加え、松本がハンドラー、野津がスクリーナーとなったツーメンゲームが効果的に決まった。一進一退の攻防が続く中、試合時間残り約6分、早大にアクシデントが起こる。F南川陸斗(文2=京都・東山)と野津が立て続けに4つ目のファウルを犯し、さらに松本が脚を負傷し交代。ここまで5人のローテーションで戦っていた早大が窮地に追い込まれた。

 そして早大3点リードの残り3分、リバウンドを争った際に野津が痛恨の5ファウルとなる。支配的な活躍を見せていた野津であったが悔しさをあらわにしてコートを去った。

 そこから早大はターンオーバーとシュートのミスが続き、ロードプリンスのポストプレーと川畑のドライブで逆転を許す。再逆転を狙った松本のシュートはリングに弾かれ、82-87で敗戦した。

 明日は3位決定戦で白鷗大との再戦となる。6日間で5試合と体力的にも苦しい試合となるが、表彰台をつかみ取れるか。 

(記事 石澤直幸)