【男子バスケ】全国の舞台でも100点ゲームを演出 ベスト4進出

男子バスケットボール

第4回全日本大学新人戦 愛媛・松山市総合コミュニティーセンター

 グループステージを1位通過した早大は10日、ベスト4進出を懸けて九州の強豪・東海大九州と激突した。強みである3Pシュート成功率が30%を切ったものの、リバウンドで相手を勝り着実に得点を重ねた早大。106ー79と二試合連続で100点ゲームで勝利した。

選手たちを見守る倉石平HC

 第1QG木村魁斗(スポ2=茨城・下妻第一)の3Pシュートで幕を開けた。積極的なアテンプトを仕掛ける早大は6ー0のランを見せる。3Pシュートが外れて相手の速攻を許し、同点に追いつかれる場面もあったが、F野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)の堅実なリバウンドやF南川陸斗(文2=京都・東山)のブロックで主導権を渡さない。特に野津は序盤だけで7本のリバウンドを記録。30ー19で第1Qを終えた。

チームメートとコミュニケーションを取る木村

 第2Qは24得点のうち、木村・F松本秦(スポ2=京都・洛南)が2人で16点を獲得。今大会、松本は持ち味の3Pシュート成功率が18.9%(7月11日現在)と好調とは言えないコンディションだ。このクォーターでも1/6(本)と本来の実力とは言い難いが、スティールから連続得点を決め、早大の流れを保持する。一方、木村は昨日のグループステージまでで46得点(全体1位)と絶好調。3本の3Pシュートを沈め勢いづけ54ー32と20点以上の差をつけて前半を終了した。

シュート練習を行う松本

 第3Qは両チームのターンオーバーが目立つ。早大の3Pシュートの成功数も1本と伸び悩んだが、それでも本クォーターで27得点を叩き出したのはオフェンスリバウンドのねばりが生きた結果と言えるだろう。南川・松本・野津の3人がそれぞれ10本以上のリバウンドを記録している。3Pシュートこそ精彩を欠いたが、セカンドチャンスから得点を重ね、81ー53で第3Qを終えた。

 第4Qもペースを落とさない早大。リバウンドで大きく貢献している野津が攻撃でも魅せた。第3Qの時点で4ファウルを犯し追い込まれた中、序盤にターンシュートを沈めると、南川がブロックしたボールを運び速攻を決める。最後は3Pシュートを成功させるなど、怪我で苦しんだシーズン初旬の悔しさを払拭するような活躍を見せた。途中出場のG木佐貫凌汰(社2=東京・早実)も5アシストと、ゲームメイクの中心として存在感を発揮。106ー79で勝利した。

フリースローを放つ南川

 いよいよ準決勝まで駒を進めた早大は優勝候補・東海大を制した江戸川大との一戦を迎える。警戒する選手は藤枝明誠高出身のボヌ・ロードプリンス・チノンソ(江戸川大1年)だ。東海大戦では24得点22リバウンドの大活躍。同じ高校でプレーを共にした野津とのマッチアップにも注目だ。少ないロスターの中でも勝ち上がってきた若きBigbearsの運命はいかに。

(記事 北郷美結 写真 部からのご協力)

早大 スターティングメンバー

Pos. # 選手名
南川陸斗(スポ2=京都・東山)
12 松本秦(スポ2=京都・洛南)
18 宮本耀(スポ1=福岡第一)
19 野津洸創(スポ1=静岡・藤枝明誠)
32 木村魁斗(スポ2=茨城・下妻第一)

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早大 30 24 27 25 106
東海大九州 19 13 21 26 79