早稲田大学 3ー2 桐蔭横浜大学



試合記事
前節、前半の2失点に泣き連勝が途切れたア式蹴球部(ア式)。今節は勝ち点で並ぶ桐蔭横浜大との一戦だ。下旬に控えるアミノバイタルカップに向けて、勝ち点3を目指した。試合は前半終了間際に2失点を喫する。前節と同じ流れかと思われた後半。まずは50分にMF高橋作和(法4=東京・国学院久我山)が1点を返す。流れに乗ったア式は53分にFW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)が倒されペナルティキックを獲得する。これを自ら決め、後半開始10分で同点に追いつく。この勢いで逆転を狙うア式は79分に、伊藤猛にこの日2得点目が生まれ3点目。逆転に成功したア式はこのまま勝ち点3を手に入れ、順位も3位となった。
前半はア式ペースで試合が進む。3分、MF浦川舜(政経4=埼玉・早大本庄)が相手左サイドバックからボールを奪い、カットインしてシュートも枠をとらえきれない。18分にはボール回しから浦川がフリーで受け、相手を一人かわしカットインしてシュートもディフェンスに当たってしまう。30分には伊藤猛が起点となり右サイド浦川からDF野田隼太郎(商3=静岡・藤枝東)、そして高橋作へ。ペナルティエリア内で高橋作がシュート。これは相手にあたり浮き玉となったところを伊藤猛が相手キーパーと競り、流れたところを最後はDF西凜誓副将(社4=名古屋グランパスU18)が打つも相手ディフェンスにはじかれる。中々点が取れない中、41分に相手右サイドのコーナーキックから失点してしまう。さらに前半アディショナルタイムには、コーナーキックからの処理が甘くなり失点。前半のうちに2点を失う展開に。
後半、まずは1点返したいア式は50分。左サイドDF伊藤稜介(スポ3=ジュビロ磐田U18)からのパスを受けた高橋作がシュート。これが綺麗なカーブを描きゴールイン。開始早々に1点を返す。そして53分にペナルティエリア内で伊藤猛が相手に倒されペナルティキックを獲得。これを自身がそのまま決め同点に追いつく。流れに乗ったア式はMF久米遥太(政経3=東京・早実)、MF根木翔大(スポ1=福島・尚志高)、MF山田皓生(社4=群馬・前橋育英)を次々と投入し、攻撃の活性化を狙う。すると79分。右サイドからのコーナーキックのこぼれ球を伊藤猛が決め切り、ついに逆転に成功する。エースのこの日2得点目で試合をひっくり返したア式。その後は桐蔭横浜大の猛攻に遭うも、GK海本慶太朗副将(スポ4=大宮アルディージャU18)のスーパーセーブや、DF林奏太朗(スポ3=サガン鳥栖U18)の体を張った守備、後半から出場したMF秋山虎之亮(法3=湘南ベルマーレU18)のガッツ溢れるプレーでリードを守りきり勝利。勝ち点3を手に入れた。
前節に続くような嫌な流れを予感させながらも、今節はしっかりと勝ちきった。次節は延期となっていた国士館大との一戦だ。相手は現在リーグ戦1位。しかし、優勝と日本一を目標にする以上避けては通れない道だ。ここで勝利し前半戦を2位で折り返せるか、次節のア式にも期待が懸かる。
(記事:安田直樹、写真:林朋亜)
| Pos. | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 21 | 海本慶太朗 |
| DF | 3 | 伊藤稜介 |
| DF | 5 | 金指功汰 |
| DF | 12 | 谷岡拓 |
| DF | 22 | 林奏太朗 |
| MF | 2 | 野田隼太郎 |
| MF | 10 | 鈴木大翔 |
| MF | 7 | 西凜誓 |
| MF | 15 | 高橋作和 |
| MF | 23 | 浦川舜 |
| FW | 9 | 伊藤猛志 |
| Pos. | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 1 | 雨野颯真 |
| DF | 26 | 髙橋裕哉 |
| MF | 11 | 久米遥太 |
| MF | 14 | 池田遼 |
| MF | 17 | 秋山虎之亮 |
| MF | 18 | 山田皓生 |
| MF | 19 | 青柳龍次郎 |
| MF | 25 | 今西正之輔 |
| MF | 28 | 根木翔大 |
インタビュー
GK海本慶太郎副将(スポ4=大宮アルディージャU18)
一一前半を振り返っていかがですか
攻めてた時間が続いていましたが点が取れず、自分が2失点させてしまったので、ゲーム内容としてはあまり良くなかったかなと思います。
一一後半のチームの雰囲気は後ろから見ていてどうでしたか
後半が始まってすぐにこれはいけるなと思いました。前節の法大戦とはまた違った雰囲気が出ていてすごく頼もしかったです。
一一個人として修正したいポイントはありますか
失点がずっと続いているので、前半の自分たちの隙を締められるように練習から一つずつ修正していきたいです。
一一前期最終節への意気込みをお願いします
首位の国士舘大なので、勝っていい状態でアミノバイタルカップに臨めるように、練習からみんなで頑張っていきたいです。
MF高橋作和(法4=東京・国学院久我山)
ーー試合を振り返ってみて
試合の入り自体は悪くなかったのですが、その中でセットプレーから2失点してしまいました。試合に勝てたことは良かったですが、やはりああいう隙のあるプレーをしていては日本一にはなれないと感じています。優勝を目指す上では、お世辞にも納得できるゲーム内容ではなかったな、というのが率直な感想です。
ーー後半開始早々に、追撃となる得点を取りましたが、それについては振り返っていかがですか
あの時間帯は、チームとしても自分としても点を取りにいくしかないという状況でした。その中で、(伊藤)稜介から非常に良いパスが来たので、日頃から練習している形をそのまま本番で出すことができて良かったなと思います。
ーー前半のビルドアップの形が、スカウティングの影響もあってか、いつもと少し違うように見えたのですが、それについてはどうですか
チームとして、特にいつもと違う特別なことをしようという意図があったわけではありません。ただ、相手も自分たちと似たようなシステムだったため、その中でサイドの高い位置を取ろうという狙いがありました。そこからしっかりと相手の映像をイメージしながら押し込もうという話を事前にしていたので、結果として上手くボールを回すことができたのではないかと捉えています。
ーー最後に、次節に向けての意気込みをお願いします
次が前期の最終節になります。自分たちが優勝するためにも、そしてその先にあるアミノバイタルカップに向けて良い弾みをつけるためにも、絶対に勝たなければいけないゲームです。首位との勝ち点差を縮めるためにも、チーム一丸となって必ず勝ちにいきたいと思います。
FW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)
一一前半を振り返っていかがですか
学生コーチが分析してくれていた通りになって自分たちのサッカーができていた中で、2発を決められてしまったところはチームの弱さかなと思います。
一一後半についてはどうですか
監督から檄を入れられて、試合開始に(高橋)作和が一本決めてくれたことは1番良かったかなと思います。
一一自身のゴールを振り返っていかがですか
常日頃からゴール前の駆け引きはやっていますし、最後は自信を持って振り切るだけだったので、2点とも入って良かったです
一一前期最終節に向けて修正していきたいことなどがあれば教えてください
修正というよりは自分たちのやるべきことができるかどうかで、首位のチームですし、得点王もいるので勝って終われるように頑張りたいです。