【男子サッカー】専修大にPK戦の末無念の敗北

ア式蹴球男子
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「アミノバイタル®」カップ 準々決勝

2026年6月23日(火) 11:00 KO

@静岡・時之栖スポーツセンター裾野グラウンドE2

早稲田大学 1ー1 専修大学

PK 4ー5

(1-0 / 0-1 / 延長 0-0 / 0-0)
試合写真
前半42分早稲田 野田隼太郎 Goal
西ゴール
初ゴールを挙げた野田
後半9分交代|早稲田 11 久米遥太 → 8 柏木陽良Sub
後半15分交代|早稲田  14 池田遼 → 25 今西正之輔Sub
後半16分専修大学Goal
西ゴール
途中出場となった浦川
後半25分交代|早稲田 27 大西利都 → 9 伊藤猛志Sub
後半35分交代|早稲田 17 秋山虎之亮 → 19 青柳龍次郎Sub
後半40分 早稲田 野田隼太郎 Yellow
後半42分交代|早稲田 2 野田隼太郎 → 23 浦川舜Sub
後半45分+5 早稲田 今西正之輔 Yellow
PK戦
先攻 早稲田大学 柏木陽良 成功
西ゴール
蹴った瞬間の柏木
後攻 専修大学 成功
先攻 早稲田大学 伊藤猛志 成功
西ゴール
安堵の表情を浮かべる伊藤猛
後攻 専修大学 成功
先攻 早稲田大学林奏太朗 成功
後攻 専修大学 成功
先攻 早稲田大学 鈴木大翔 成功
西ゴール
成功した鈴木
後攻 専修大学 成功
先攻 早稲田大学 高橋作和 失敗
後攻 専修大学 成功
試合終了

試合記事

「アミノバイタル®」カップ(アミノ杯)準々決勝。一昨日の試合で総理大臣杯(大臣杯)出場を決めたア式蹴球部(ア式)は、2012年以来のアミノ杯優勝に向け、負けられない一戦に臨んだ。今試合の相手は、アミノ杯3回戦で関東大学サッカーリーグ(リーグ)1部の駒澤大に勝利した専修大だ。前半はア式が主導権を握り、41分にMF野田隼太郎(商3=静岡・藤枝東)がミドルシュートを決め、先制に成功。1ー0で前半を折り返す。追加点を狙いたい後半、粘りの守備を見せるも相手の攻撃を止められず、65分に同点弾を許してしまう。そのまま勝ち越しゴールを奪えず、試合は延長戦へ。延長終了間際にPKを取られ窮地に追いやられるも、GK雨野颯真(スポ3=群馬・前橋育英)のスーパーセーブでPK戦に突入。しかし5人目のMF高橋作和(法4=東京・国学院久我山)が外し、激闘を見せるも惜敗となった。

試合開始から主導権を握ったア式は、早速攻撃を仕掛ける。3分、DF西凜誓副将(社4=名古屋グランパスU18)の左サイドからのクロスにMF大西利都(スポ1=名古屋グランパスU18)が合わせるも枠を捉えられない。さらに7分、西から再びボールを受けた大西がシュートを放つも得点には至らず。さらに11分にはセンターライン付近からMF鈴木大翔主将(スポ4=ガンバ大阪ユース)がクロスを入れ、MF池田遼(スポ2=新潟・帝京長岡)が反応するも、一歩届かず収めることが出来ない。ボールを支配し前進するものの、決定機を作り出せず、パスを回してチャンスを伺う時間が続く。しかし32分、鈴木の前線を狙ったパスが専修大にカットされると、そのまま左サイドを突破される。ペナルティーエリア内へボールを蹴り込まれるも、ここは冷静に対応し、得点を与えない。前半のうちに先制を狙いたいア式は41分、ついにチャンスを生み出す。DF林奏太朗(スポ3=サガン鳥栖U18)の縦パスを受けた野田が相手中盤の間のスペースからミドルシュートを放つ。鋭いシュートはゴールに吸い込まれ得点。待望の先制に成功し、そのまま前半を折り返す。

追加点を狙いたい後半。46分、相手のボールを奪った大西が攻め上がると、オーバーラップをした西に渡りそのままシュート。これはGK正面となり追加点とはならず。続く47分、MF久米遥太(政経3=東京・早実)がドリブルで前へ運び、ゴール前へクロスで供給する。しかしここも相手にクリアされシュートに繋がらない。後半開始早々から好機を演出するも得点に結びつけることができないまま、専大にペースを握られる。65分、相手左サイドからのクロスがゴール正面へ渡ると、押し込まれ、失点。同点となる。再び勝ち越しを狙うア式だったが、チャンスを生み出しきれず試合は延長戦へ突入する。

延長前半はア式ペースで試合が進む。1分に専修大の守備を突破し、MF浦川舜(社4=埼玉・早大本庄)が鋭いシュートを放つも、キーパーに阻止される。その後も得点を狙うア式だったが4分、浦川が負傷し、1人少ない状況に。それでも粘り強く守り抜き、得点は動かず後半戦へ。延長後半は、コーナーキックからのチャンスを演出するも、得点に繋げることができない。そのままアディショナルタイムへ突入すると、専大がペナルティーエリア外側から放ったシュートがア式選手の腕にあたり、PKを取られてしまう。決められたら敗戦。緊迫した状況を託された雨野は、見事に相手のシュートを止め、チームに望みを繋いだ。そしてPK戦へ。ア式からスタートしたPKは4人目まで互いに冷静に決め切る。しかし5人目の高橋作が止められると、続く専修大の5人目がネットを揺らし、激闘に終止符を打たれた。

惜しくも敗戦となった今試合。チャンスを演出したものの決定機を生かせず、得点は前半の1点にとどまった。アミノ杯優勝への道は閉ざされたが、彼らの試合はまだ終わっていない。次戦の相手は共に1部で戦う桐蔭横浜大。5位決定戦に向けて、その先の大臣杯に向けて、実りのある試合にしていきたい。

(記事:林朋亜、写真、取材:安田直樹)

       
先発メンバー
Pos.背番号選手名
GK1雨野颯真
DF7西凜誓
DF17秋山虎之亮
DF22林奏太朗
DF26髙橋裕哉
MF2野田隼太郎
MF10鈴木大翔
MF11久米遥太
MF14池田遼
MF15高橋作和
FW27大西利都
      
リザーブ
Pos.背番号選手名
GK21海本慶太朗
DF3伊藤稜介
DF12谷岡拓
MF8柏木陽良
MF19青柳龍次郎
MF23浦川舜
MF25今西正之輔
MF28根木翔大
FW9伊藤猛志

インタビュー

兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)

ーー試合を振り返ってみて

今回はメンバーを少し変更し、フレッシュな力を起用しつつ、勝ちながら成長したいという狙いがありました。そういった意味では、ゲームをコントロールできた時間帯も多少はあったのかなと捉えています。ただ、後半に入ってからコントロールできない時間帯が多くなって、自分たちのイージーなミスから流れを失う場面が増えたため、メンバー交代を行いながら、上手くこちらに流れを引き戻せるように手は尽くしたつもりです。しかし、やはり要所で我慢ができなかったり、技術的なミスや判断のミスが重なったりして、落ち着いてサッカーをコントロールし切ることができませんでした。ここはシンプルに個人の能力を上げていかなければいけない部分でもありますので、そういった課題をしっかりとまた日頃のトレーニングで突き詰めていきたいと考えています。

ーーPK戦のキッカー陣は、選手たちからの立候補だったのでしょうか

いえ、日頃の練習からPKのキックの様子などを見ている中で、今回のメンバーであればいけるだろうと判断して決めました。5人目のキッカーを誰にするかという点については少し考えたのですが、高橋(作和、法4=東京・国学院久我山)にいけるかと確認したところ、いけますと力強い返事があったので、彼を信じて送り出しました。PKに関しては、とにかく自信を持って蹴ってくれればそれでいいと思っています。もし外してしまったのであれば、ここからまた練習を重ねるだけです。大切なのは、この悔しさをどのようにして次の試合へ活かしていくか、という点に尽きると思います。

ーー延長前半の途中で10人になったと思いますが、守備のプランや配置の変更についてはどのように考えていましたか

あの状況においては、シンプルに前からプレスをハメにいくよりも、自陣に引き込んでブロックを敷いた方が相手にとっても嫌だろうという狙いがありました。そのため、数的不利に合わせて配置を変更し、相手が狙ってきそうなスペースを上手く消す作業を徹底しました。選手たちはよく我慢して守ってくれていましたし、攻撃の局面でもあともう一つクオリティが高ければという惜しいチャンスは作れていました。しかし、ああいった限られた決定機を一発で仕留めきれるかどうかが、ゲームの勝敗を分けるのだと思います。そういった部分も含めて、我々はまだまだ足りなかったなと感じています。

ーー次の試合に向けての意気込みをお願いします

次は中2日での試合となりますので、まずはしっかりと選手たちのコンディションを整えることに集中します。その上で、次戦で確実に勝てるメンバーをしっかりとセレクトして、次の試合に向かいたいと思います。

GK雨野颯真(スポ3=群馬・前橋育英)

一一試合を振り返って

まず個人として、久しぶりの公式戦で絶対0でチームを勝たせるという強い気持ちで試合に入りました。後半は失点をしてしまい、悔しい気持ちもありましたが、切り替えてもう1点はないというふうに考えていました。延長後半のPKは気持ちで止めることが出来ましたが、PK戦は力及ばずという感じだったので悔しいです。

一一久しぶりの出場で意識したことはありますか

試合のスピードに慣れることは意識していたので、準備を早くしました。自分はDFと関わることが多いのでディフェンスラインとコミュニケーションを取ることを意識しました。

一一試合途中で10人になったと思いますが、守備で意識していたことはありますか

10人でも勝てるということは今までの経験としてあるので、慌てることなくチームとしてやることを統一してやることが出来たかなと思います。

ーー次戦に向けて

優勝という目標は途絶えてしまいましたが、目の前の一戦に全て賭けるというのは変わらないので、次も全力で挑んで勝ちたいと思います。

海本の写真
久しぶりのスタメンとなった雨野

DF髙橋裕哉(社1=FC東京U18)

一一試合を振り返って

相手が引いて守ってくるチームだったので、ボール保持の時間は長かったですがシュートまで行く展開が少なく、いつもの早稲田の基準に達していなかったと思うでとても悔しいです。

一一今季トップチームでのスタメンは初でしたがどう感じていますか

トップチームに上がってから2ヶ月くらいずっとベンチで、出場することが出来なくて、2ヶ月目で初めての出場でした。個人としては足りないものが多いなと感じたのでこれからも頑張りたいです。

一一PK負けとなりましたが、結果についてはいかがですか

最後PKを止めて、良い流れでPK戦に臨めましたが、PK戦まで行ってしまったことが敗因だと思うので、次の大臣杯に向けて修正していきたいです。

一一次戦への意気込みをお願いします

正直自分の思うようなプレーができなかったので、もっと躍動できるように良い準備をしていきたいです。

海本の写真
初スタメンとなった髙橋裕

FW大西利都(スポ1=名古屋グランパスU18)

一一今日の試合を振り返っていかがですか

霧が凄がったり、雨が降っていたりでコンディションが良くなかったのと、全国出場がかかった試合でしたが、全員で集中しながら、まずは失点しないことを第一に考えて試合に入ることができたので良かったです。前半はとにかく勝ちたいという気持ちの中で、自分が先制点をあげることができて本当に良かったです。

一一トップ下の選手が何人か変更があったと思いますが意識していたことはありますか

全員技術があり、自分の動き出しを見てくれている選手が多いので、特に誰がということはなく、自分の特徴を活かしてという感じでした。

一一次戦に向けて意気込みをお願いします

順位決定戦になってしまいましたが、負けていい試合は一つもないので、しっかり結果を残して良い形で終われるようにしたいと思います。

海本の写真
こちらも初スタメンとなった大西

〈お知らせ〉

現在、早稲田大学ア式蹴球部では、第77回早慶サッカー定期戦 -早慶クラシコ- の開催にあたり、クラウドファンディングを実施しています。リンクは こちら となっています。多くの方のお力添えをよろしくお願いいたします。

以下ア式蹴球部ホームページからの引用となっています。

早稲田大学ア式蹴球部は、第77回早慶サッカー定期戦 -早慶クラシコ- の開催にあたり、クラウドファンディングを実施する運びとなりました。

本大会は、国立競技場での開催が決定しております。

開催規模の拡大に伴う開催費用の増加、より安全な大会運営を目指し、早稲田大学ア式蹴球部・慶應義塾体育会ソッカー部は各校でクラウドファンディングを実施いたします。

【クラウドファンディング実施概要】
運営会社:READYFOR株式会社
募集期間:6/15(月)9:00~8/11(火・祝)23:00
調達方式:All or Nothing方式
目標金額:300万円
使用用途:早慶戦運営費(目標金額を超えた場合、次年度以降の早慶戦開催費用に充てさせていただきます)
こちらよりご覧ください。よりご覧ください。

【返礼品例】
・特別招待席(4万円コース・20席限定)
・ア式蹴球部100周年記念サイン入りユニフォーム(5万円コース)
・練習見学(見学ルールについては、プロジェクトページをご参照ください。)+グッズ詰め合わせ(20万円コース)

中高生が「いつかこの舞台に立ちたい」と思える景色を。
サッカーに詳しくない人も、気づけば心を動かされ、声を上げている空間を。
私たちは、そんな景色を国立競技場につくりたい。

これは赤字を補填するためではなく、大学スポーツの可能性を社会へ示す挑戦です。

再び、国立の主役へ。
「憧れは、プロだけのものではない。」

この挑戦を、ぜひ一緒につくっていただけたら嬉しいです。
皆様ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。