【女子バレー】全員バレーで伝統の早慶戦を制す 慶大をストレートで下し白星

女子バレーボール

第90回早慶バレーボール定期戦 6月7日 早稲田大学 戸山キャンパス

早稲田大学の戸山キャンパスで伝統の早慶戦が開幕した。早大は持ち前の組織力と層の厚さを発揮し、慶大を相手に終始主導権を握った。早大の全選手がそれぞれの持ち味を発揮し、セットカウント3-0(25-8、25-11、25-9)のストレート勝利。早慶戦を白星で締めくくった。

第1セットは西崎の強打から幕を開ける。序盤から相手のミスを誘発し、7連続得点で一気に流れを引き寄せた。筒井や比留間のサーブで相手のレシーブを崩すと、大松の積極的な攻撃も光り、14-3までリードを広げる。途中出場の平井もライト側から存在感を示し、攻守で圧倒。終盤には古知、大松の安定した守備から比留間が鋭いスパイクを決めるなど攻撃がかみ合い、最後は大松が得点を奪って25-8で先取した。

 

サーブを打つ谷ケ崎

 

メンバーを入れ替えて臨んだ第2セットは、序盤で相手の両サイドを使った攻撃に苦しみ一進一退の展開となる。しかし、折笠の粘り強いプレーや川村のクイックが流れを呼び込み、中盤には14-8とリードを拡大。久保元の堅実な守備や途中出場の印藤の果敢な攻撃もチームを勢いづけた。折笠のサービスエース、筒井の力強いスパイクなどで得点を重ねると、最後まで主導権を譲らず25-11でセットを連取した。

 

喜ぶ平井はな(政経1=東京・女子学院)

勝利に王手をかけた第3セットでも早大の勢いは止まらない。西崎、折笠を中心に得点を重ねると、川村のサーブで崩し大松のダイレクトアタックにつなげるなど多彩な攻撃を展開。19-8と大差をつけた後も加藤の速攻などで攻撃の手を緩めず、西崎のノータッチサービスエースも飛び出した。終盤は相手に得点を許さないまま一気に試合を締めくくり、25-9で第3セットを奪取。伝統の一戦をストレート勝利で飾った。

レシーブをする佐藤純奈(文3=東京・早実)

この日は全選手がコートに立ち、それぞれが持ち味を発揮。全員でボールをつなぎ、全員で得点を奪う「全員バレー」を体現した試合となった。快勝で終えた早大。早慶戦で得た勢いを胸に、さらなる飛躍へ向かう。

(記事 加藤涼音、写真 井口そら、山口愛結、山西愛由美、石井真綾)

セットカウント
早大

25-8

25-11

25-9

慶大
スタメン

アウトサイドヒッター 西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)

アウトサイドヒッター 大松未羽(スポ4=沖縄・首里)

ミドルブロッカー 比留間美晴(社1=岡山・就実)

ミドルブロッカー 川村彩乃(社3=岡山・就実)

セッター 古知ののか(文構2=千葉・専修大松戸)

レシーバー 筒井結菜(法1=高知・土佐)

リベロ 川邉こころ(教2=神奈川・中央大附属横浜)

リベロ 久保元華(人科2=京都女子)

途中出場

谷ケ崎佳弥(人科2=富山・高岡)

平井はな(政経1=東京・女子学院)

大森ななみ(スポ2=兵庫)

印藤仁奈(文構1=東京・広尾学園)

佐藤純奈(文3=東京・早実)

加藤栞里(文構2=千葉・小金)

笹平奏(教1=岩手・盛岡第三)

折笠心咲(文1=愛知・千種)

コメント

大松未羽(スポ4=沖縄・首里)

ーー今日の試合を振り返って

今日は早慶戦ということもあって大勢の観客の中全員がコートに立つことができたのですごい良かったと思います。

ーーリーグ戦と違い、伝統ある早慶戦の中で、準備なども含めて一番大変だったことは何ですか

私は主務も兼任してるので、前日の準備やそれ以外の前段階の計画を立てることもすごい大変だったし、試合の時は試合に出る立場の選手でもあるので、そこの両立がやっぱ自分の中では大変だったと感じています。

ーーリーグ戦を終えてからどのようなことを意識して練習していましたか

早慶戦に向けては全員試合に出したいという思いがあったので、それぞれ1セット、2セット、3セットでどういうフォーメーションで行くとか、あとはどこのタイミングで誰を出したら一番上手く活躍してくれるかというのを4年生中心に2人で考えてました。監督含めていろいろ意見もらいながら考えてリーグ戦とは違うメンバーで望むセットもあったので、そこはやっぱり確認とか今の誰が行くべきだよねとかの声かけを 1週間半ほどみんなでやってきました。

ーー最後の早慶戦ということで、四年生という視点からどのような思いで望みましたか

1年生とか2年生の時とは違う 4年生としての早慶戦は自分が試合で活躍するのもそうだけど、その伝統のある早慶戦っていうのを1、2年生にもっと感じてほしいっていう部分の思いの方が強かったので、2セット目特に1、2年生だけで試合をしてたっていうのは、ベンチから見ててすごい4年間早慶戦をやってきてよかったなって思います。自分の活躍よりも1、2年生の活躍だったので、そこができたその1、2年生で試合を出るっていうのができたのが一番私としては嬉しいっていうか、4年間の中で一番嬉しいのかなって思います。

 

大森ななみ(スポ2=兵庫)

ーー今日の試合を振り返って

今日の試合では、全員が試合に出場することができ、全員が自分にできることを出せたとても良い試合だったと思います。得点した時には、コートの中も外も一緒に盛り上がれていたので、とても良かったと思います。

ーー早慶戦ならではの雰囲気や、リーグ戦との違いはどのようなところにあると感じますか(特に観客の多さや応援の熱量など、プレーする上で感じる違いがあれば教えてください!)

応援の熱量のすごさと会場の一体感は早慶戦ならではだと感じます。一つ一つのプレーにたくさん方々が盛り上がっていて、1点1点を会場全体で喜んでいるところが印象的でした。

ーー今回で2回目の早慶戦となりましたが、後輩ができたことで感じる変化はありますか

後輩ができたことで、今まで以上に積極的に声掛けをしたいと感じています。声出しでチームを盛り上げたり、良いプレーが出た時には積極的に伝えたりすることで、後輩はもちろんチームのみんなが前向きな気持ちでプレーできる雰囲気を作れたらいいなと思っています。

ーーこれからどのようなチームを目指していきたいですか

今回の早慶戦を通して、改めてこのチームの仲の良さを実感しました。これからもこのチームの仲の良さを強みにして、前向きな声かけも厳しいこともお互いに言い合える関係を大切にしていきたいです。そして、さらに上を目指してチーム一丸となって頑張っていきたいです!

 

西崎梨乃(スポ4=大阪・国際滝井)

ーー最後の早慶戦を迎えていかがですか

終わってみると楽しかったのひとことです。たくさんの方々が来てくださっているので、緊張する場面もあったのですが、やっている最中はもう楽しいという思いしかなかったです。

ーー普段の大会とは異なる難しさがあると思いますが、試合前にチームで何か話し合ったことはありますか

なかなかこのようにたくさんのお客さんがいらっしゃる環境の中でバレーをできることはないので、この雰囲気も楽しみつつ、自分たちのプレーをしっかりやろうということを話しました。

ーーメンバー交代が多いゲーム展開となりましたが、試合自体に関しての総括をお願いします

普段入らないメンバーも入る試合だったので、普段スタメンで出ている人は普段入っていない人たちが全力でプレーできるような声かけをしっかりするように意識していました。試合を通しては、春リーグが終わってから基礎の練習をやっていて、そこができていた部分もあったので良かったと思います。

ーー最後に、早慶戦への思いや、夏以降にチームで頑張りたいことを教えてください!

4回もこのような貴重な経験をさせていただいて、本当に早慶戦という大会には感謝したいです。これからに関しては、東日本インカレ、秋リーグ、全日本インカレがあるので、チームとして大きく成長できるように頑張っていきたいと思います!

 

折笠心咲(文1=愛知・千種)

ーー初めての早慶戦ですが、参加してみていかがですか

想像以上の歓声をいただけて、すごく気分が上がりました。

ーー2、3セット目を中心に攻守で活躍されていましたが、今日の調子はいかがでしたか

バレーボールを楽しむということが私のモットーなので、それを思い切りやった結果、良いプレーにもつながったのかなと思います。

ーーアタックの本数が多かったと思いますが、早慶戦に向けてどんなことを意識して練習されてきましたか

幅広い攻撃をすることを意識して練習しています。

ーー早慶戦後の今後の目標を教えてください!

自分自身も成長をすごく感じているので、この成長を止めずに、先輩方に必死に食らいついていきたいです!