春季関東大学女子リーグ戦(春リーグ) 5月10日 早稲田大学上井草体育館
※掲載が遅くなり申し訳ありません
春季関東大学女子リーグ戦(春リーグ)第9戦。2連勝中と勢いに乗る早大は、同じく連勝中の中大と対戦した。序盤から相手の粘り強い守備と多彩な攻撃に苦しむ展開となる。それでも随所で早大らしい力強い攻撃や粘り強い守備を見せたが、あと一歩及ばず。セットカウント0-3で敗戦を喫した。
第1セットは、サーブレシーブや守備の乱れから1-5とリードを許す立ち上がりとなった。それでも比留間(社1=岡山・就実)のミドル攻撃や西崎(スポ4=大阪国際滝井)のスパイクで徐々に流れを引き寄せ、11-13まで点差を縮める。加藤(文構2=千葉・小金)のライト攻撃や大松(スポ4=沖縄・首里)の粘り強い守備など好プレーも見られたが、相手のブロックアウトやコンビ攻撃で再びリードを広げられる。タイムアウトやメンバーチェンジで立て直しを図るも、中大に先に20点台へ到達される苦しい展開に。それでもセットポイントの場面では、比留間のサービスエースをきっかけに流れを引き戻し、西崎のスパイクなどで4連続得点を奪う。終盤まで粘りを見せたものの、最後は相手のブロード攻撃が決まり、21-25で第1セットを落とした。

レシーブを打つ佐藤
続く第2セットは、大松のトスワークを中心にミドルやサイドを使い分け、多彩な攻撃で得点を重ねる。しかし、中大も力強いレフト攻撃で応戦し、徐々に主導権を握られる展開となった。長いラリーでは早大も粘り強くボールをつなぐが、あと一本が決まらない。タイムアウト明けには西崎がブロックアウトを奪い、流れを変えようとする場面も見られた。中盤には比留間のパイプ攻撃や加藤のブロックで食らいつくも、相手の安定した守備に阻まれ得点へつなげ切れない。終盤は相手の巧みな攻撃でブロックを揺さぶられ、17-25でこのセットも落とした。

レフトからボールを押し込む西崎
後がなくなった第3セットは、序盤から相手の粘り強い守備に苦しみ、1-6とリードを許す。それでも西崎のレフト攻撃や比留間のパイプ攻撃で応戦し、点差を広げられまいと粘りを見せた。中盤には久保元(人科2=京都女子)がコートに入り、サーブで相手の陣形を崩すと、川村(社3=岡山・就実)の得点につなげる。さらに久保元はサービスエースも決め、反撃の流れを生み出した。終盤には加藤のブロックや西崎のスパイク、筒井(法1=高知・土佐)と川邉(教2=神奈川・中央大附属横浜)の粘り強い守備で17-22まで追い上げる。しかし最後まで中大の攻撃を止め切ることができず、19-25で試合終了。ストレートで敗れる結果となった。

サーブを打つ古知
連勝は続かなかったものの、苦しい展開の中でも終盤に粘りを見せるなど、随所に早大らしいプレーが光った一戦となった。サーブレシーブやラリー中の連携といった課題は残ったものの、流れをつかんだ際の攻撃力やチームの一体感は今後への期待を感じさせる内容だった。リーグ戦も残りわずか。最終週へ向け、巻き返しに期待がかかる。
(記事、写真 加藤涼音)
| セットカウント | ||||
|---|---|---|---|---|
| 早大 | 0 |
21-25 17-25 19ー25 |
3 |
中大 |
| スタメン | ||||
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アウトサイドヒッター 西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井) アウトサイドヒッター 川村彩乃(社3=岡山・就実) ミドルブロッカー 加藤栞里(文構2=千葉・小金) ミドルブロッカー 比留間美晴(社1=岡山・就実) セッター 大松未羽(スポ4=沖縄・首里) オポジット 佐藤純奈(文3=東京・早実) リベロ 川邉こころ(教2=神奈川・中央大附属横浜) リベロ 筒井結菜(法1=高知・土佐) |
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| 途中出場 | ||||
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久保元華(人科2=京都女子) 古知ののか(文構2=千葉・専修大松戸) 大森ななみ(スポ2=兵庫) |
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コメント
久保元華(人科2=京都女子)
ーー今日の試合を振り返って
負けている場面が多かったので、自分が入った時にどうやったら流れを変えられるかをずっと考えていました。
ーーサービスエースを決める場面もありましたが、どのようなことを意識していましたか
相手の攻撃を絞って、ブロッカーがブロックしやすいような形に持っていくために、攻撃を限定できるようなサーブを意識して打っていました。
ーーチームでのご自身の役割を教えてください
スタメンで出場することはあまり多くないので、途中から入ってチームの雰囲気を変えることが自分の役割だと思っています。
ーー最終週に向けての意気込みをお願いします
ここからは負けられない試合になってくると思うので、全員で勝ちにいきたいです。
西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)
ーー試合を振り返って
2連勝していたので、この流れのまま勝ち星を取りにいきたかったです。ただ、サーブカットやレシーブの面では、まだまだ劣っている部分があると感じています。上げるべきところをしっかり上げ切れなかったので、そこを来週までに修正して頑張っていきたいです。
ーー苦しい場面でこそ託される場面が多いと思いますが、どのような気持ちでトスを呼び、スパイクを打っていますか
エースというポジションを任せてもらっているからこそ、決めなければいけない場面では必ずトスが上がってくると思っています。そういう場面でも、強気かつ冷静に決め切ることを意識しています。
ーー流れをつかむ場面も多く見られましたが、敗因はどこにあったと感じていますか
先ほども言ったように、上げなければいけないコースにボールが上がっていなかったり、決め切れる場面で決め切れなかったりと、それぞれの役割をうまく全うできていませんでした。チームとして機能しきれなかったことが敗因だったと思います。
ーー最終週に向けての意気込みをお願いします
コートの中も外も全員で一体となって、ラスト2戦を絶対に勝ち切れるように頑張っていきたいです。