【女子バレーボール】粘り見せるも山梨学院大に敗戦 春リーグ最終戦を白星で飾れず

女子バレーボール

春季関東大学女子リーグ戦(春リーグ) 5月17日 立教大学新座キャンパス

※掲載が遅くなり申し訳ありません

4月から続いた春季関東大学女子リーグ戦(春リーグ)も、ついに最終戦を迎えた。早大は山梨学院大と対戦。序盤はサーブで相手を崩しながら早大らしいテンポの良い攻撃を見せたものの、相手の粘り強い守備や多彩な攻撃に苦しむ展開となった。随所に好プレーも飛び出したが、あと一歩及ばず、セットカウント0-3で敗戦を喫した。

ブロックをする大松

第1セットは、加藤栞里(文構2=千葉・小金)のサーブで山梨学院大の守備陣形を崩すところから試合が動いた。長いラリーの末、比留間美晴(社1=岡山・就実)が得点を決めると、さらに川村彩乃(社3=岡山・就実)がライト、レフトの両サイドからスパイクを決め、5-1と好スタートを切る。しかし、相手サーブに崩された場面やフェイントへの対応が遅れる場面もあり、徐々に流れは拮抗していった。それでも筒井結菜(法1=高知・土佐)の好レシーブやサービスエースで10-5とリードを広げる。中盤、山梨学院大がタイムアウトを取り立て直すと、ブロックや力強い両サイドからの攻撃で点差を縮められる展開に。長いラリーの中では、大松未羽(スポ4=沖縄・首里)が相手の隙を突くツーアタックを決め、早大も流れを渡さない。しかし終盤は相手サーブに苦しみ、思うように得点を重ねられない。西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)のスパイクで食らいつくも、最後は山梨学院大の勢いを止め切れず、22-25で第1セットを落とした。

レシーブをする佐藤

続く第2セットは、川村と西崎の攻撃で得点を重ねながら試合が進む。比留間のコースを突くスパイクや、西崎の粘り強いレシーブが飛び出すなど、攻守両面で早大らしさを発揮した。一方で、第1セット同様フェイントへの対応に苦しみ、なかなか流れをつかみ切れない。それでも相手のミスをきっかけに早大が反撃。西崎のレフト攻撃などで5連続得点を奪い、15-16まで追い上げた。終盤には比留間のスパイクや川村のブロックアウトで得点を重ねるなど粘りを見せたが、相手ミドルとレフトからの攻撃を止めることができず、20-25でこのセットも落とした。

レフトから攻撃する西崎

巻き返しを図りたい第3セットは、序盤から互いに点を取り合う展開となる。早大はブロックで相手のライト攻撃を止める一方、山梨学院大のレフト攻撃への対応に苦しんだ。西崎もレフトから得点を重ね応戦したものの、フェイントを警戒するあまり守備位置が前になり、背後を突かれる場面も増えていく。中盤には相手のプッシュやフェイントに対応し切れず、11-18と点差を広げられた。終盤は西崎を中心に攻撃を組み立てるも、相手のマークも厳しく、なかなか得点につながらない。最後まで粘りを見せた早大だったが、山梨学院大の勢いを止めることができず、14-25で試合終了。春リーグ最終戦を白星で締めくくることはできなかった。

悔しい敗戦となったものの、長いラリーを粘り強くつなぐ守備や力強い攻撃など、早大らしさが随所に表れた一戦となった。課題となったフェイント対応や守備の連携を修正し、次なる戦いへ向けてさらなる成長に期待がかかる。

(記事、写真 加藤涼音)

セットカウント
早大

22-25

20-25

14ー25

山梨学院大
スタメン

アウトサイドヒッター 西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)

アウトサイドヒッター 川村彩乃(社3=岡山・就実)

ミドルブロッカー 加藤栞里(文構2=千葉・小金)

ミドルブロッカー 比留間美晴(社1=岡山・就実)

セッター 大松未羽(スポ4=沖縄・首里)

オポジット 佐藤純奈(文3=東京・早実)

リベロ 川邉こころ(教2=神奈川・中央大附属横浜)

リベロ 筒井結菜(法1=高知・土佐)

途中出場

久保元華(人科2=京都女子)

折笠心咲(文1=愛知・千種)

古知ののか(文構2=千葉・専修大松戸)

コメント

大松未羽(スポ4=沖縄・首里)
ーー今日の試合を振り返って

最終戦ということもあり、チームとして絶対に勝ちを取りたいという気持ちで試合に臨みました。

ーーこのリーグ戦を経て見つかった課題と成長できた点を教えてください

リーグ戦を通しての課題は、フェイントボールへの対応やレセプションなど、去年から課題としていたレシーブ面です。今シーズンも最後まで課題として残ったと感じています。
一方で成長できた部分としては、攻撃の中心となる選手が限られている中でも、その選手たちが春シーズンを通して最後までしっかり打ち切れていたことです。そこは去年から大きく成長した部分だと思います。

ーー最後のセットでアクシデントがありましたが、どのような声掛けをしていましたか

後がないセットでもあったので、アクシデントが起きても焦らず、誰が出ても戦えるという気持ちで切り替えられるような声掛けを意識していました。

ーーこれから秋リーグなどの試合に向けてどのようなチームにしていきたいですか

ブロックの面では、もっと相手にプレッシャーをかけられるチームになりたいです。また、ブロックを抜けてきたボールをしっかり拾い切れるレシーブ力をつけて、さらに強くなれるよう頑張ります。

 

西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)
ーー今日の試合を振り返って

相手はいろいろな場所から攻撃を仕掛けてくるチームでした。自分たちは限られた攻撃枚数の中で、どのように工夫して戦うかを考えながらプレーしていたので、勝ち切りたかった試合でした。

ーーこのリーグ戦を経て見つかった課題と成長できた点があれば、教えてください

課題は、レセプションの面はもちろんですが、身長が高いチームであるにもかかわらず、その高さを生かしてブロックをうまく機能させ切れなかったことです。成長した部分は、一本ごとの切り替えです。以前はミスを引きずってしまうこともありましたが、このリーグ戦を通して、次の一本へ気持ちを切り替えられるようになってきたと感じています。

ーー最後のセットでアクシデントがありましたが、どのような声掛けをしていましたか

みんなが焦っている状況だったので、声を掛けることはもちろんですが、考え込み過ぎたり気負い過ぎたりせず、シンプルにプレーできるような声掛けを意識していました。

ーーこれから秋リーグ、全日本インカレへ向けてどのようなチームにしていきたいですか

レシーブとスパイクでそれぞれ役割がはっきりしている中で、まずは個人のスキルアップが必要だと思っています。その上で、単調な攻撃だけではなく、相手が対応しづらいようなコンビバレーも組み立てられるチームに成長していきたいです。