【女子バレーボール】序盤から主導権握り国際武道大に快勝 多彩な攻撃でストレート勝利

女子バレーボール

春季関東大学女子リーグ戦(春リーグ) 5月16日 立教大学新座キャンパス

春季関東大学女子リーグ戦(春リーグ)も終盤戦へ突入した。最終週初戦となったこの日、早大は国際武道大と対戦。序盤からサービスエースや力強いスパイクで試合の流れを完全につかみ、終始主導権を握る展開となった。サーブで相手の陣形を崩しながら、ブロックやレシーブでも安定感を見せた早大。危なげない試合運びでセットカウント3-0のストレート勝利を収めた。

 

1セット目は、加藤栞里(文構2=千葉・小金)のサーブから試合が動く。鋭いサーブで相手の守備陣形を崩すと、そのままブロックやスパイクでも勢いに乗り、早大が一気に流れを引き寄せた。比留間美晴(社1=岡山・就実)のライト攻撃や、川村彩乃(社3=岡山・就実)、西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)のレフトからのスパイクが次々と決まり、11-1と大きくリードを広げる。中盤に入っても早大の勢いは止まらず、相手は焦りからミスが増加。スパイクがアウトになる場面も目立った。一方の早大は、川邉こころ(教2=神奈川・中央大附属横浜)と筒井結菜(法1=高知・土佐)の両リベロを中心に安定した守備を展開し、簡単に流れを渡さない。終盤には途中出場の大森ななみ(スポ2=兵庫)がサービスエースを決め、さらに点差を広げる。最後は西崎がレフトから豪快に打ち抜き、25-7で第1セットを先取した。

スパイクを打つ西崎

続く第2セットでも、早大は立ち上がりから試合を優位に進めた。大松未羽(スポ4=沖縄・首里)がミドルと両サイドを巧みに使い分け、相手ブロックを揺さぶると、6-0と好スタートを切る。国際武道大もタイムアウトを取り流れを変えようとするが、早大はサーブで相手を崩し続けた。中盤にはサービスエースやブロックで得点を重ね、さらに佐藤純奈(文3=東京・早実)がレフトから得点を決めるなど、攻撃の幅を広げていく。途中出場した久保元華(人科2=京都女子)は、前試合に続きサービスエースを記録。流れをさらに早大へ引き寄せた。その後もツーアタックや加藤の速攻など、多彩な攻撃で得点を積み重ねる。終盤には相手サーブに崩され、ダイレクトを決められる場面も見られたが、大きく流れを崩すことはなく、最後は西崎のスパイクで第2セットも連取した。

サーブを打つ折笠

勝利を決めたい第3セットは、川村の攻撃で幸先良くスタートした。さらに比留間がノータッチのサービスエースを決めると、相手はたまらずタイムアウトを要求。それでも比留間のサーブは勢いを失わず、相手レシーブを乱す。そこから西崎がレフトから豪快なスパイクを叩き込み、10-4と大きくリードを広げた。中盤になると、早大はブロックでも存在感を発揮。相手の攻撃をしっかりと止め、流れを完全に掌握する。18-9の場面では折笠心咲(文1=愛知・千種)がコートへ入り、レフトから力強いスパイクを決めた。終盤に入っても早大は集中力を切らさず、速攻を絡めながらテンポ良く得点を重ねる。そのまま最後までリードを守り切り、ストレート勝利を収めた。

得点に喜ぶ選手たち

細かなミスやフェイントへの対応など課題は残ったものの、サーブで主導権を握り、ブロックやレシーブでも高い安定感を見せた早大。試合を通してチーム全体の連携の良さが光る一戦となった。いよいよ迎える明日の最終戦でも、この日の勢いをそのままに、早大らしい粘り強いバレーを見せてくれることに期待がかかる。

(記事、写真 加藤涼音)

セットカウント
早大

25-7

25-15

25ー15

国際武道大
スタメン

アウトサイドヒッター 西崎梨乃(スポ4=大阪国際滝井)

アウトサイドヒッター 川村彩乃(社3=岡山・就実)

ミドルブロッカー 加藤栞里(文構2=千葉・小金)

ミドルブロッカー 比留間美晴(社1=岡山・就実)

セッター 大松未羽(スポ4=沖縄・首里)

オポジット 佐藤純奈(文3=東京・早実)

リベロ 川邉こころ(教2=神奈川・中央大附属横浜)

リベロ 筒井結菜(法1=高知・土佐)

途中出場

久保元華(人科2=京都女子)

古知ののか(文構2=千葉・専修大松戸)

大森ななみ(スポ2=兵庫)

折笠心咲(文1=愛知・千種)

コメント

筒井結菜(法1=高知・土佐)

ーー今日の試合を振り返って

今日の試合では、ゲーム序盤から、高さを生かしたスパイクやブロックが炸裂し、良い雰囲気で自分たちのペースでゲームを展開することができ、とても良かったと思います。

ーーご自身のプレーの良かった点と次戦に向けての課題点を教えてください

ブロックの脇をぬけてくるボールや、前に落ちる軟打のボールを足を動かして、落ち着いて運べたこと良かったと思います。また、試合を楽しむことができたという点がなによりも良かったことだと思います。

次戦では、ブロックに弾かれてコートの外に出ていくボール、軟打のボールなど、強打のボールだけではなく、それらの攻撃にも食らいついてレシーブをしていきたいです!

ーーレシーブをする際に気をつけていることがあれば教えてください

コートの中にボールを残すこと、外に弾くとしても他の人がカバーできる範囲に上げることを意識しています。

ーーベンチメンバーを含め、チームの今日の雰囲気を教えてください

今日は相手に点を連続で取られた時であっても、練習でも特に意識して取り組んできた、ブロックや打ち切ることといった部分を発揮することができ、コート内の人もコート外の人も明るい雰囲気で笑顔で試合に取り組むことができていたと感じています。

ーー山梨学院さんとの最終戦に向けての意気込みをお願いします!

自分の強みである走れることを生かして、最終戦の勝利に貢献できるよう頑張ります!!

 

折笠心咲(文1=愛知・千種)

ーー今日の試合を振り返って

今日の試合はコートの中も外も全員が楽しんで試合ができました。雰囲気作りが課題でもあった今季リーグでしたが、序盤から自分たちのペースに持ち込んで勝ち切ることができてよかったです。

ーーストレート勝利になりましたが、どのような部分が勝因だったと思いますか

今日はブロックとレシーブの連携がとても取れていたことが勝因だったと思います。今週1週間ブロックを重点的に練習していたので、ブロックもワンタッチも多く、守備からリズムが作れていました。

ーーサーブ内とサーブ外でどのようなことを意識しながら取り組んでいましたか

交代で入った時にどう動くかを考えています。プレー面だけでなく声かけなどチームにいい勢いをもたらせられるように出来ることを常に考えています。

ーーサービスエースをしている場面を多く見られましたが、どのようなことに意識しましたか

スパイカーの動線を狙ったりタイミングをずらしたりして、こちらのペースで試合展開ができるように心がけました。

ーー山梨学院さんとの最終戦に向けての意気込みをお願いします!

最終戦ということで山梨学院さんも気合を入れてくると思うので、最後まで油断せず積極的なプレーを貫きたいと思います。