【男子サッカー】法大に敗戦 前半の2失点が勝負を分けた

ア式蹴球男子
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JR東日本カップ2026|関東大学リーグ戦 第10節

2026年5月30日(土) 14:00 KO

@早大・東伏見グラウンド

早稲田大学 1ー2 法政大学

(0-2 / 1-0)
試合写真
前半9分法政大学Goal
前半28分法政大学Goal
前半34分交代|早稲田 19青柳龍次郎 → 7 西凜誓Sub
鈴木ゴール
流れを変えることが期待された西
後半8分交代|早稲田 17 秋山虎之助 → 2 野田隼太郎Sub
後半27分交代|早稲田 12 谷岡拓 → 28 根木翔大Sub
山田復帰
果敢に相手の裏を狙った根木
後半37分交代|早稲田 10 鈴木大翔 → 18 山田皓生Sub
山田復帰
キャプテンマークを巻いた山田
後半90+3分早稲田久米遥太Goal

試合記事

前節、DF林奏太朗(スポ3=サガン鳥栖U18)の勝ち越し弾で今季初の連勝を果たしたア式蹴球部(ア式)。前期ホーム最終戦となる今節では同じ昇格組の法大を迎え撃った。前半から法大の素早いパスサッカーに苦しめられ、2失点を許す。後半、息を吹き返して果敢にゴール前まで迫るも中々得点に結びつけられない。後半終了間際にコーナーキックからMF久米遥太(政経3=東京・早実)が1点を返すも、1ー2で敗北。上位浮上に向け、手痛い敗戦となった。

強風が吹く中、風下でスタートした前半。試合序盤から法大の細かいパス回しと早大ディフェンダーの背後を狙うランニングに苦しめられる。守備の時間が続く中、9分に自陣でのボールロストから法大にゴール前までドリブルを許し、失点。反撃の機会を狙うア式はFW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)を中心に相手ディフェンスにプレスをかける。17分に相手のパスミスを伊藤猛が詰めるも、ゴールには繋がらない。自分たちのやりたいことが上手くはまらない中28分に法大の巧みなパスワークでサイドを崩され、2失点目。流れを変えたいア式はDF西凜誓副将(社4=名古屋グランパスU18)を投入するも、法大に主導権を握られる展開が続く。44分には法大のショートカウンターが炸裂し、ピンチになるが、GK海本慶太朗副将(スポ4=大宮アルディージャU18) が好セーブを披露。追撃は許さず、2点ビハインドで後半を迎える。

ア式ボールで始まった後半。得点が必要なア式は立ち上がりから攻勢に出る。52分にはビルドアップから敵陣に侵入し、西のスルーパスにMF高橋作和(法4=東京・国学院久我山)がスペースへのランニングで反応。切り返しからシュートを放つも、ボールは枠外に飛んでしまう。一方、法大も黙ってはいない。61分にサイドチェンジからア式ゴールに迫るも、DF谷岡拓(社4=静岡学園)のブロックで窮地をしのぐ。反撃に出たい早大は62分、右サイドからの谷岡のアーリークロスがゴール前の伊藤猛へ。しかし、上手く仕留めきれない。75分には再び西のスルーパスからチャンスに。ゴール前でパスを受けたMF久米遥太(政経3=東京・早実)が切り返しで法大DFをかわしてシュートするも、GKの好セーブに阻まれる。お互いになかなか点が取れない展開の中試合はとうとうアディショナルタイムに突入。何としても勝ち点が欲しいア式は海本を含めた全員でゴールを狙う。すると93分にDF伊藤稜介(スポ3=ジュビロ磐田U18)が蹴ったコーナーキックを久米が密集から押し込み、1点を返す。息を吹き返したア式だったが、ここでタイムアップ。ホーム東伏見で1-2の敗戦となった

前半立ち上がりから法大の勢いに呑まれ、悔しい結果に。自分たちのサッカーを封じ込められ、苦しいゲームとなった。現在、関東大学リーグ1部は上位と下位のチームの勝ち点差があまりない状況だ。次節は勝ち点で並ぶ桐蔭横浜大との絶対に負けられない一戦。この敗戦を乗り越えたア式の勝利を期待したい。

(記事:市川快晴、写真:安田直樹)

先発メンバー
Pos.背番号選手名
GK21海本慶太朗
DF3伊藤稜介
DF4尾崎凱琉
DF12谷岡拓
DF22林奏太朗
MF10鈴木大翔
MF11久米遥太
MF15高橋作和
MF17秋山虎之亮
MF19青柳龍次郎
FW9伊藤猛志
スタメン写真
スターティングメンバー
  
リザーブ
Pos.背番号選手名
GK1雨野颯真
DF2野田隼太郎
DF5金指功汰
DF7西凜誓
DF26髙橋裕哉
MF14池田遼
MF18山田皓生
MF23浦川舜
MF28根木翔大

インタビュー

兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)

ーー試合を振り返って

試合の入りのところで失点してしまい、前半のうちにメンバー交代も含めて早い段階で手を打ったのですが、相手の流れを止めることができなかったという印象です。自分たちがやるべきことをやる前に、相手に先手を取られて上回られてしまった、そのような試合の入り方でした。

ーー 結果的に、前半の2失点が試合を決定付けてしまいました

相手をリスペクトしすぎてしまい、ズルズルとラインが下がってしまった点と、ボールホルダーに対して強くアプローチしていくという部分ができなかった点が要因だと考えています。その守備の混乱を前半のうちに取り除いてあげられなかったことに関しては、指導者として大きな反省点だと受け止めています。後半に関しては、自分たちがやるべきことをしっかりとピッチ内に提示した中で、戦術がすべて上手くはまり、チームとして勢いを出すことができました。それだけに、あの展開のなかで1点目を早い時間帯に取れていれば、おそらく試合をひっくり返せたのではないかと感じています。得点が最終盤になってしまったため、そこはもう一段階、日頃のトレーニングから突き詰めてやっていくしかありません。やはり「2失点してしまうと、そこから試合をひっくり返すのは難しい」ということは常にチームに言い続けているので、そういう意味でも、どれだけ粘り強く守り、失点を減らせるかというところが今後の鍵になると思います。

ーー 後半に関して、どのようなところをチームとして狙っていましたか

まず、チームのベースである「球際」「切り替え」「運動量」という部分で、前半は相手に上回られてしまったという事実を確認しました。その上で、出足の一歩で負けないこと、そして前半は自分たちがボールを動かしているのにもかかわらず後ろ向きのパスしかなかったため、後半の立ち上がりからは相手のプレスの矢印を折るいなすという意識を共有し、戦術を設定しました。そこが徹底できたことで、後半は相手の勢いをすべて削ぐことができたのかなと思います。また、前半に相手があれだけ前線から飛ばしてきたので、どこかで失速するだろうという予測は立てていました。そこで投入した交代選手を含め、ある程度はパワーを出してくれたと思いますが、まだまだプレーのクオリティという面においては足りない部分が多かったと感じています。

ーー 後半に関して、どのようなところをチームとして狙っていましたか

連敗をしてしまうと、一気に順位がひっくり返ってしまうようなリーグですので、まずは気持ちを切り替えてやるしかありません。ただ、やはりチームとして大事にしているベースの部分が出せなかったという点においては、日常の取り組みや関係性にどれだけもう一度アプローチできるか、という部分にかかっていると思います。しっかりと日常のトレーニングから良い形を作っていけるよう、また学生たちと一緒に取り組んでいきたいです。

MF鈴木大翔主将(スポ4=ガンバ大阪ユース)

ーー試合を振り返ってみて

前半の入りで2点取られたことが全てだったと思うし、そこで耐えていれば後半で一気に流れを持ってこれる可能性もあったので、そこは押し込まれていてもやらせないのも必要だなというのは思いました。

ーーハーフタイムで修正した点はありますか

守備の部分では押し出していく部分とか、もう1個強度の部分を全員で修正しようという話になりました。

ーー次節への意気込み

今日感じたものをしっかり練習で修正できるように頑張っていきたいと思います。

DF尾崎凱琉(スポ3=大阪桐蔭)

ーー まず、本日の試合を振り返ってみていかがでしたか

前半は相手のスピード感だったり技術に圧倒されて、ベースの球際、切り替え、運動量のところも全部相手に負けていて、相手に流れがある時に失点してしまったので、今日は完敗かなというゲーム内容だったと思います。でも後半はもう1回改善して、チームでもう1回やることやろうと整理したところが出せた部分もあったので、前向きに捉えて、しっかり来週勝てるようにまた良い準備をしたいです。

ーーハーフタイムで修正した点はありますか

まずはやっぱり戦うところを考えて、もっとやれと喝をいただきました。あとはサイドバックのところは相手が狙ってたいたのですが、そこにびびらずにつけて、相手のサイドバックの裏を取って流れを掴もうと言われていて、自分も積極的にサイドバックにつけて、そこから裏を狙うという意識をサイドバックと一緒に持っていました。上手く裏を取れてゴールまで行けたシーンもあったので、後半はそこを意識をしようという話でした。

ーー日本代表の遠征へ向けての意気込み

今日も1失点目は僕のミスでしたし、こんなゲームをしていたら示しがつかないので、もう1回僕が責任持って海外で経験積んで大きくなって帰ってきてこのチームを勝たせられるように頑張ります。