11月27日に開幕する全日本大学選手権(全日本インカレ)に向け、シード校である男女8チームの主将による会見がオンラインで行われた。早大からは水町泰杜主将(スポ4=熊本・鎮西)が出席し、抱負を述べた。また、松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)は抱負文を寄稿した。早大の初戦は28日。
男女8チームの主将たち
監督抱負文(※全日本大学バレーボール連盟提供)
松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)
第76回秩父宮賜杯・第 70 回秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学男女選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023 の開催にあたり、関係各位のご尽力に心より感謝と御礼を申し上げます。
さて、本大会についてですが、4年生が大学生として最後の大会となることから、自分らしさ、自分たちらしさを出してもらいたい。この4年間は辛いことばかりであったでしょう。悩んだ分だけ成長していると思うので、取り組んできたことを惜しみなく出してほしい。 今回も「挑戦」の気持ちを前面に出して戦いたい。4年の主将水町、副将伊藤、主務布台の 3人が強いリーダーシップでチームを牽引しており、山田・荒尾も積極的にチームを引っ張っている。また、正確なデータの出力で貢献した赤坂が一丸となって戦う。2年の前田、板垣は安定し、畑は大飛躍を遂げた。1年の麻野もプレーのスピードが増し、各々の役割や特徴が明確である今年も素晴らしいチームとなった。
主将コメント
水町泰杜主将(スポ4=熊本・鎮西)
会見中の水町
――抱負をお願いします
早稲田大学4年の水町泰杜です。残り2週間で全日本インカレというところでチーム一丸となって練習に励んでいるところです。入学当初はコロナ禍で学校にも行けずに、練習もなかなか思うようにできない環境が続いた中で、4年間やってきたことがしっかり出せるように、残り2週間もう一度チームとしてレベルアップできるように努めてまいりたいと思っています。学生最後の大会になるので、 悔いのないように、一戦一戦チーム一丸となって、戦い抜きたいと思っています。
――インカレで目標を達成するために、これまで取り組んできたことは( JVA強化委員長)
早稲田大学はサイドアウト率が高いところが強みなので、まずはレセプションをしっかり安定させて、サイドアウトをきっちり取ることです。ディグ局面に関してはスパイカーが少し慌ててしまってミスが出る場面が多く見受けられるので、ブレイク時のミスを抑えつつ、サイドアウトをきっちり取ることをやっていけたら自分たちの良いかたちが出ると思っています。
(取材 渡辺詩乃、写真 渡辺詩乃、全日本大学バレーボール連盟)