9月6日 秋季関東大学リーグ戦 神奈川・慶應義塾日吉記念館
秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ)第2戦は、専修大と対戦した。第1セット序盤からブレイクを重ね、安定した展開を作る。第3セットは点差を縮められながらも多彩な攻撃で勢いをつけ、セットカウント3-0(25ー18、25-17、25-20)でストレート勝利した。
第1セット、MB菅原啓副将(教4=山形南)のクイック攻撃で先制点を挙げ、続くOH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のサービスエースで勢いをつける。その後MBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)が連続でブロックポイントを稼ぎ、8-3の場面で相手がタイムアウトを要求。ローゼンは続くサーブでも相手レシーブを弾き飛ばし、流れを作り出す。中盤はセッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)のトスでブロックを翻弄し、小野やOH徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)が前衛での攻撃に加えバックアタックでも得点を挙げた。さらに小野は20-15の場面、1枚ブロックでライトのバックアタックをシャットし、エースとしての強さを見せつけた。最後は交代で入ったOH佐藤遥斗(スポ4=東京・駿台学園)の強烈なスパイクで相手ブロックを弾き飛ばし、25ー18で第1セットを先取した。

フェイクセットを上げる小野
続く第2セットも小野の攻めるサーブで先制点を奪い、直後にノータッチエースを相手コートに叩き込む。その後連続でブロックポイントを奪われ9-8まで点差を縮められるも、直後に菅原がライン際にスパイクを打ちこみ、次の場面では相手のフェイントをブロックで封じる。さらに小野もライトからの強打をシャットし、この3連続得点で相手との差を広げた。その後も終始菅原のクイック攻撃が目立ち、このセットで6点を挙げる圧倒的な活躍を見せた。後半は坂本勇芽(教2=東京・早実)や關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎)をリリーフサーバーとして起用するなど、早大の引き出しの多さも見られた。終盤はOP中上烈(スポ2=京都・洛南)が力の乗ったサーブを打ち込み、サービスエースでセットポイントを迎える。最後は中上のサーブから相手のスパイクがアウトになり、25-17で良い流れをキープして第2セットを取り切った。

サーブを打つローゼン
第3セット、序盤からローゼンが高さのあるクイックとブロックを立て続けに決め、続いて中上のサーブで崩し4連続ポイントとする。前半は瀬川の巧みなトス回しから小野や中上のバックアタックがノーブロックで決まる場面があったが、互いに譲らず競り合いが続く。一度は10-10まで追いつかれながらも、ローゼンの強気なサーブや中上のテクニカルなレフト攻撃でブレイクを重ね、小野のサービスエースで20ー14まで突き放した。その後は大きく点差を詰められることなく、徳留に代わった佐藤の安定したスパイクでマッチポイントを迎える。最後はローゼンが強打を決めきり、25-19でセットを奪取。ストレートでリーグ2勝目を飾った。

トスを上げる瀬川
序盤からテンポよく多彩な攻撃を重ねた早大。昨日の慶大戦での出だしの課題を解消し秋季リーグ第1週を2連勝で終え、快調なスタートを切った。この後も今回の試合で見えたような早大の強みを最大限に活かしたバレーを展開し、四冠達成に向けて一戦一戦粘り強く戦っていってほしい。
(記事 相原桜子 写真 井口そら、横山和葉)
| セットカウント | ||||
|---|---|---|---|---|
| 早大 | 3 | 25ー18 25-17 25-20 | 0 | 専大 |
| スタメン | ||||
| アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー) アウトサイドヒッター 徳留巧大(スポ3=長野・松本国際) ミドルブロッカー 菅原啓(教4=山形南) ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大) オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南) セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北) リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園) | ||||
| 途中出場 | ||||
| 伊東昌輝(商4=山梨・日本航空) 佐藤遥斗(スポ4=東京・駿台学園) 坂本勇芽(教2=東京・早実) 關屋幸馬(スポ1=静岡・浜松修学舎) | ||||
コメント
佐藤遥斗(スポ4=東京・駿台学園)
ーー試合を振り返って
チームとしては昨日は結構硬さがあったと思うのですが、今日は比較的みんな硬さが抜けていて、入りから自分たちの思う形でできたので、すごく良かったかなと思います。
ーー途中出場する際に自分の役割はどのように考えていますか
徳留と変わることが多いので、守備よりは得点に結びつけていけたらと自分的には考えています。
ーー夏の期間を経て成長した点はありますか
SVのチームとやらせてもらって、高さだったりとか、ディフェンスの硬さっていうところをスパイカーとして体験できたので、自分のスパイクの引き出しは増えたかなと思います。
ーー次の試合への意気込み
これからどんどん相手も強くなっていって、自分たちも連戦なのでコンディションが良くない時もあるかと思うのですが、そういう時にしっかり自分たちの軸をぶらさず、やりたいバレーボールを追求していけたらなと思います。
ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
ーー試合を振り返って
個人的にはスパイクの部分ではチームに貢献できなかったのですが、ブロックやサーブでチームに貢献できたので良かったなと思います。
ーーサーブが強力になったイメージでしたが、サーブに関しては何か意識していましたか
今までサーブとブロックが苦手だったんですけど、SVさんとの夏合宿で行うゲームでサーブを自信持って打てるようになって、そこからサーブを強く打てるようになりました。
ーー夏を経て成長した点はありますか
やっぱりサーブとブロックという部分ですね。攻撃面では、SVさんに通用する部分はあったのですが、ブロックはSVさんは結構早いトスをやっていたりするので、それにどう対応するかというのをしっかり頭の中で整理しながらできました。サーブも攻めることができたのが一番良かったです。
ーー次の試合への意気込み
来週の1週間で攻撃面をしっかりコミュニケーションを取って合わせて、次のゲームからも自分たちが目指している4冠を達成できるように一戦一戦頑張っていきたいと思います。
瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
ーー試合を振り返って
昨日、開幕戦でチームも自分自身もうまくいかないところがあったんですけど、今日は昨日よりもいいプレーが出たし、体もしっかり動いてたので良かったかなと思います。
ーーバックアタックがノーブロックで打てていたり、トスワークが素晴らしかったと思いますが、何か意識していたことはありますか
真ん中からのバックアタックの攻撃はちゃんと有効的に使おうってことは意識して、それがうまくいったかなと思います。
ーー昨日は立ち上がりに苦戦していましたが、今日はうまくいってた印象でした。改善したことはありますか
改善したというよりは、リーグの雰囲気に昨日よりも全員が慣れて臨めたっていうことかなと思います。
ーー夏を経て成長した点はありますか
試合を通してどういうトス配球をするのかという点は、いろいろな合宿などを通して鍛えることができたのかなと思います。そこをしっかりこのリーグでも活かしていきたいと思います。
ーー次戦への意気込みをお願いします。
初週終わって2勝という形で終えることができたので、この調子でいくということと、悪いところをしっかりこの1週間で改善して、来週からの試合に臨みたいと思います。