関東学生テニス選手権大会 11月6日 東京・有明テニスの森公園
10月31日から始まった関東学生テニス選手権大会(夏関)もいよいよ大詰め。この日は男女シングルス・ダブルスの準決勝が行われ、早大からは女子シングルスに網田永遠希(スポ2=山口・野田学園)が出場。網田は力強いストロークを武器に試合を組み立て、セットカウント2ー0で勝利を収めた。大学入学後、自身初となるシングルスでの決勝進出を決めた。

ストロークを放つ網田
ファーストセットは相手の長谷川采香(亜大)のサーブゲームから始まり、長谷川にキープを許したものの、コートチェンジ後のゲームを網田が連続でキープ、ブレークを果たし、ゲームカウント2-1で逆転に成功。その後も白熱のロングラリーが繰り返され、互いに1ゲームずつを取り合い、3-2に。迎えた次のゲームでも、網田は威力のあるストロークを広角に打ち分け、長谷川のミスを誘う。網田はこのゲームもキープし、続くゲームもブレークで5-2とセット獲得へ王手を懸けた。だが、長谷川もセミファイナルまで勝ち上がってきた実力を発揮し、5-3と反撃の狼煙(のろし)を上げる。しかし、網田も「悔しさをバネにして頑張ることができています」と、全日本大学対抗テニス王座決定試合(王座)での準優勝の悔しさを胸に、一歩も引かない攻めの姿勢でこのゲームも制し、6-3でファーストセットを先取した。

サーブを放つ網田
続くセカンドセットは、網田のサービスゲームから始まり、いきなりデュースにもつれる接戦に。互いに一歩も譲らず、ポイントを奪い合う展開となる。長谷川にアドバンテージを許し、窮地に追い込まれるが、網田が放った、パワーのあるストロークがシングルスサイドライン際に決まる。このプレーで勢いに乗った網田は連続でポイントを獲得し、最初のゲームを見事にキープ。セカンドセットも熱戦が続き、両者共に1ゲームずつを取り合い、2-1となる。一気にゲーム差を離したい網田は、長谷川のミスを誘ってくるバックスライスにも「チャンスが来るまで粘り強くラリーを続けることを意識していました」と対応し、ロングラリーが多い局面でも高い集中力でポイントを奪取。網田は相手のミスもあり、連続でブレーク、キープを決める。試合後、「2ー1からの2ゲームでギアを上げ、スコアを離すことができたのが良かった」と、この2つのゲームが勝利の決め手となったと答えてくれた。そして、続くゲームも奪い、5-1で迎えた場面。最終盤でも、網田の力強いスイングは衰えず、思い切り腕を振っていく。40-30からデュースまでもつれたものの、最後も我慢強い粘りでラリーを制し、マッチポイントを手にした。6-1でセットを獲得し、セットカウント2-0で勝利を決め、決勝への切符をつかんだ。

ガッツポーズをする網田
ストレートでの勝利を飾った網田は「シングルスでは初めての決勝の舞台なので、チャレンジャーとして、今できる全力のプレーをしたい」と挑戦者として決勝を戦う意気込みを語ってくれた。
(記事、写真 永尾早渡)
結果
▽女子シングルス 準決勝
◯網田永遠希2-0[6-3、6-1]長谷川采香(亜大)
コメント
ーー本日の試合までの連戦の影響はありましたか
王座(全日本大学対抗テニス王座決定試合)の直後ということもあり、気持ちを保つことが難しい部分もありましたが、そこでの悔しさをバネにして頑張ることができています。
ーー勝利の決め手となったゲームやセットはどこでしたか
セカンドセットの2ー1からの2ゲームでギアを上げ、スコアを離すことができたのが良かったと思います。
ーー相手の長谷川采香(亜大)選手のバックスライスにはどのように対応しようと心がけられていましたか
スライスが非常に上手い相手なので、焦って攻めすぎずに、チャンスが来るまで粘り強くラリーを続けることを意識していました。
ーー決勝への意気込みをお願いします
大学に入ってから、シングルスでは初めての決勝の舞台になるので、チャレンジャーとして今できる全力のプレーをしたいと思います。