関東大学女子リーグ戦 後期第6節
2026年9月26日(土)18:00 Kickoff
@帝京平成大学千葉キャンパスうるいどグラウンド
試合結果
| チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 早大 | 0 | 0 | 0 |
| 帝京平成大 | 0 | 1 | 1 |
得点者
後半
18分 上田妃茉里(相手)
前節は試合終了直前に勝ち越し、勝利を収めたア式蹴球部女子(ア女)。関東大学女子リーグ戦(関カレ)後期第6節ではアウェーで帝京平成大と対戦した。前期では3-0で快勝した相手であり、前節の勝利から勢いをつなげるためにも負けられない戦いとなる。序盤からボールを保持したア女は、主導権を握るも決定的なチャンスをつくれない。しばらく膠着状態が続いた後、後半にCKのこぼれ球を決められて失点。試合終盤にかけて畳みかけるように猛攻を見せたが、1点は遠く。リーグ下位のチーム相手に今季初の黒星を喫した。

立ち上がりからゲームの主導権を握ったア女。ボールを動かしながら、両SBがワイドに高い位置を取り、ウイングが内側に入るような形でビルドアップを進める。しかし18分、相手FWに最終ラインの背後を取られゴール前まで侵入されたが、最後は千葉のスライディングブロックによって防ぐ。直後の21分、今度はア女のワンタッチプレーから左サイドを突破し、FW田中沙羅(社1=岡山・作陽学園)のクロスにFW﨑岡由真副将(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)が合わせるもミートせず。続く24分には裏へ抜けた右サイドのDF新井みゆき(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)からの折り返しをMF米村歩夏(スポ3=宮城・聖和学園)がボレーで合わせたが、相手のブロックに阻まれた。一貫してボールを握る時間が続く一方で、決定的なチャンスがつくれないまま試合は経過。両チームに得点が生まれないまま、前半が終了した。

後半も両チームに大きな変化は見られず、ア女のポゼッションに対し帝京平成大のカウンターという形で試合が展開された。60分を過ぎると、帝京平成大が立て続けに3本のCKを獲得。一本目はGK田村亜沙美(スポ4=ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18)の好セーブによって難をしのぐ。二本目も跳ね返したものの、再びCKを与える。そして迎えた63分の三本目、一度は跳ね返したボールが、相手の豪快なシュートによってゴールへと吸い込まれた。1点ビハインドとなったア女は、68分と71分にルーキーのDF長谷川和花(スポ1=埼玉・RB大宮アルディージャWOMEN U18)とFW濵井小町(スポ1=福井工大福井)を投入し、攻撃にテンポが生まれ始める。79分、左サイドの田中のセンタリングを﨑岡が頭で合わせるも枠を捉えきれず。直後もCB長谷川の強烈なロングシュートでCKを獲得。その後の83分には、濵井のターンシュートや三宅のカットインシュートでポストに当たるシーンが続いた。そして85分、ア女に試合最大のチャンスが訪れる。三宅の縦パスに反応した﨑岡のシュートが相手GKに弾かれ、その後も濵井、田中が立て続けにこぼれ球を打ち込んだがネットを揺らすことは出来ず、選手たちは天を仰いだ。終盤にかけて攻撃を畳みかけたアウェーチームだったが、そのままスコアは動かず。小雨が降り注ぐ中、試合終了を告げる笛が鳴り響いた。

前節の勝利から連勝を挙げることで後期リーグ戦の立て直しを図った試合だっただけに、この敗戦という結果は重い。「まだ受け止めきれていない。」そう試合後に語った﨑岡は、悔し涙を流した。内容ではほとんどの時間で主導権を握った一方で、得点を奪えず相手に少ない好機をものにされての敗北となった今節。データを見ても、シュート・CK・直接FKいずれも相手チームよりおよそ2倍の数を残したが、結果だけがついてこなかった。次節は前期に僅差で敗戦した上位・日大との対戦だ。﨑岡の言葉から滲み出るその悔しさを、チーム全体の闘志に変えて、来週も臙脂(えんじ)色の選手たちはピッチを駆ける。
(記事 髙橋彗人 写真 堤健翔)
※掲載が遅れてしまい、申し訳ありません
早大出場メンバー
GK1田村亜沙美(スポ4=ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18)
DF2新井みゆき(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
DF3杉山遥菜副将(スポ4=東京・十文字)
FW9千葉梨々花主将(C)(スポ4=東京・十文字)
MF28牧野生成(社1=大阪・大商学園)
→68分、DF26長谷川和花(スポ1=埼玉・RB大宮アルディージャWOMEN U18)
MF7米村歩夏(スポ3=宮城・聖和学園)
MF19福島茉莉花(スポ2=東京・十文字)
MF13福岡結(スポ3=岡山・作陽学園)
→71分、FW29濵井小町(スポ1=福井工大福井)
FW25田中沙羅(社1=岡山・作陽学園)
FW10﨑岡由真副将(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
FW11三宅万尋(スポ3=東京・十文字)
試合後インタビュー
FW﨑岡由真副将(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
ーー試合を振り返ってみて
前節勝利して、今日しっかり2連勝することで、やっと後期を立て直して、インカレに向けてやっていくには絶対勝利が必要だった中で、敗戦してしまって、それを今受け止めている状況で、弱さを実感しています。
ーー中断期間明けからウイングでの起用が続いています。昨季でプレーしていたポジションですが、今季でのプレーはどのように感じていますか
去年のウイングともまた違って、しっかり立ち位置というところは、いろいろ新たな戦術を学んだ中でやっているので、また去年とは違った形で、中のゴールに近いところで関わるシーンがあります。どんな時もゴールを目指していくところは変わっていないんですけど、もっとこのウイングとしてチャンスを作らないといけない、まだまだ足りないというふうには感じています。
ーーサイドから上がってくるクロスボールに対して、複数回合わせるシーンがありました。ゴール前でクロスに合わせていくことを含め、どのような意識で攻撃をしていましたか
やはりクロスに対して入っていくところは一番意識していたんですけど、その分逆にクロスを上げたりというところであまり貢献ができなかったなというふうに振り返って思うので、やはりしっかり決めきるところの力と、コミュニケーションの不足を、改善していきたいと思います。
ーー次節は前期で敗れている日大戦です。そこに向けて一言あればお願いいたします
しっかり切り替えて、勝って、(しばらく沈黙、涙が流れる)ちょっとまだ受け止めきれてなくて、受け止めきれてないんですけど、しっかり、来週には、目の色を変えて、全員で勝利に向けて頑張っていきます。