【男子ラクロス】宿敵・慶大に痛恨の黒星 立ち上がりに課題を残す一戦に

男子ラクロス

第38回 関東学生リーグ戦 1部Aブロック

9月13日 大井ホッケー競技場メインピッチ

Team 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早稲田大学 1 1 2 0 4
慶應義塾大学 0 2 3 1 6

得点者

1Q

山田伊織

2Q

平山晴亮

3Q

吉田宗一郎、平山晴亮

4Q

なし

得点後の選手たち

 前回の中大戦では、試合終了間際のドラマチックな逆転劇で勝利をつかみ取った井原組。勢いそのままに連勝を伸ばしたい今回は、宿敵・慶大とのリベンジマッチとなった。早大が先制に成功したものの、慶大の粘り強い攻守に阻まれ主導権を握り切れず、2-2の同点で前半を折り返す。第3クォーター(Q)では慶大の猛攻を食い止めきれず3失点。最後まで主導権を引き戻すことができず、4-6でタイムアップを迎えた。リーグ戦初の黒星を喫するとともに、慶大にFINAL4進出を許す悔しい結末となった。

ショットをセーブするG黒田

 試合最初のフェイスオフはFO富田隼平(商4=神奈川・県立大和)。パスを受けてそのままランニングシュートを狙うが、惜しくもネットを揺らすことはできない。しかし、このブレイクを皮切りに開始から約6分間にわたって早大の怒とうのオフェンスが展開される。攻撃権が慶大に移ると、幾度となく鋭いシュートでゴールを脅かされるが、G黒田康希(スポ3=東京・成蹊)が抜群の反応で好セーブを連発し、強い存在感でゴールを死守する。再び攻撃に転じた早大は、AT山田伊織(国教4=早稲田佐賀)が至近距離から相手ネットへ叩き込み、慶大から待望の先制点を奪った。

 このままリードを守りたい第2Q。最初の攻撃権を慶大に奪われると、そのまま失点を喫しすぐさま同点に追いつかれてしまう。両チームの熱い応援が交錯し熱気が強まる中、G黒田が再び相手のショットを弾き返し、オフェンス陣へボールをつなぐと、AT平山晴亮(教育3=東京・佼成学園)が勝ち越し弾を突き刺し、再びリードを奪う。しかし前半終了目前、慶大に隙を突かれ痛恨の同点ゴールを許すことに。一進一退の白熱した攻防が続いたまま、2ー2で前半を終えた。

ボールを保持するAT吉田

 勝ち越しを狙う第3Qは早大のオフェンスからスタート。しかし、ファウルをきっかけに慶大へ攻撃権が移ると、正面から痛恨のショットを決められ勝ち越しを許してしまう。早大はすぐに立て直しを図るが、慶大の激しいプレッシャーの前にパスがつながらず、立て続けに失点を喫してリードを広げられる展開に。それでもAT吉田宗一郎(教育4=東京・早実)が技ありのショットをねじ込んで反撃。直後に慶大に追加点を許すも、終盤には冷静なパス回しで攻め立て、AT平山が2得点目となるシュートを叩き込み意地を見せた。

 1点ビハインドで迎えた最終第4Q。早大は反撃に出たいところだったが、開始早々に慶大の攻撃に屈し、リードを広げられる苦しい展開に。それでも早大は諦めない。激しいボールの奪い合いから何度も相手ゴール前までボールを運び猛攻を仕掛けるが、慶大の堅固なディフェンス網を最後まで打ち崩すことができず、4-6でタイムアップを迎えた。

 第2・3・4Qと立て続けに開始早々に失点を許し、各クォーターの立ち上がりに課題を残すこととなった今回の慶大戦。しかし、この悔しさこそが井原組をさらに強くさせる糧となるはずだ。突きつけられた課題を克服し、残るリーグ戦2試合で圧巻の勝利をつかみ取ってみせる。

(記事 小畑萌 写真 高津文音、中部百合子、皆川紘人)

試合後インタビュー

AT平山晴亮(教育3=東京・佼成学園)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

 去年、そして今年の前半戦と、慶應に一勝もできていなかったので、早慶戦の借りを返したい、また去年の借りを返したいという気持ちで取り組んできたのですが、やはりまだ自分たちの実力が足りなかったなと思います。

――2戦連続でゴールを決めていますが、好調の要因はありますか

 普段の練習から相手のディフェンスを意識しながら練習をしていくところですね。今シーズンのリーグ戦が始まってから、次の戦う相手を頭に入れながら練習に取り組むようにしているのですが、そうすることで試合になった時も、相手の動きが頭に入った状態で自分のプレーができるので、それが要因かなと思います。

――夏合宿ではどんなことに力を入れて取り組みましたか

 個人でいうとショットやシュートに力を入れました。オフェンスとしてもシュートを大きなテーマとして7泊やってきたので、チームとしてもシュートにはフォーカスして合宿に取り組みました。

――今日の試合を通して見つかった課題はありますか

 課題としてはもちろんディフェンスやオフェンスにあるのですが、オフェンスだけに関して話すと、やはり自分たちは10点を目指してオフェンスをやっているので、 4点で終わってしまったというところが課題です。単純な1on1で勝つというところで、結局慶應さんに負けてしまったので、次戦の成蹊、そしてその次の明治と意識して試合に臨みたいと思います。

――次の試合に向けた意気込みをお願いします

 次の2戦は両方とも絶対に負けられない戦いになるので、自分が今2試合連続で点を取ったのですが、次はこの自分の得点でチームを勝たせられるように頑張ります。