【男子ラクロス】最終Qで一挙3得点!獨協大に競り勝ちリーグ戦白星スタートを切る!

男子ラクロス

第38回 関東学生リーグ戦 1部Aブロック

7月12日 獨協大学スポーツグラウンド

Team 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早稲田大学 2 1 1 3 7
獨協大学 1 2 1 0 4

得点者

1Q

神戸暖、山田伊織

2Q

綾小路律

3Q

小林充輝

4Q

吉田宗一郎、山田伊織、井原幸輝

得点後の選手たち

 井原組の勝負の夏が幕を開けた。昨季達成した学生日本一に満足することなく、「昨年の自分たちを超える」という固い覚悟を胸に挑む今季のリーグ戦。初戦の相手は獨協大だ。試合は立ち上がりから激しい1on1が繰り広げられる一進一退の攻防に。3-3で前半を折り返すと、第3Q(クォーター)も1点ずつを取り合い一歩も譲らない。局面が動いたのは 第4Q。早大の攻撃陣が一気に爆発し、最終Qで一挙3得点を挙げると、早大が7-4で接戦を制した。

ボールを保持するSSDM神戸

 第1Q、立ち上がりから約8分間にわたり長いディフェンスの時間が続く。相手の猛攻に対し、ディフェンスリーダーのDF島田和毅(商4=東京・早大学院)が仲間を鼓舞し、DF河西翔永(教育4=愛知・名古屋)、DF渡部夏偉(商3=東京・早稲田)らが粘り強いチェックで相手に食らいつく。その後、相手に先制を許すも、FO森大雅(先理2=東京・海城)のポゼッションを起点に反撃を開始し、チャンスを逃さずSSDM神戸暖(商2=埼玉・松山)が正面から鋭い同点弾を突き刺す。さらに勢いに乗る早大は、AT山田伊織(国教4=早稲田佐賀)も追加点を挙げ、序盤のピンチを跳ね返し2-1とリードを奪って第1Qを終えた。

 このまま流れを引き寄せたい第2Q。早大はAT平山晴亮(教3=東京・佼成学園)やAT進藤洸翔(国教4=東京都市大附)らが果敢にゴールを狙うも、惜しくもネットを揺らすことができない。すると相手に攻撃権が移り、タイムアウトを挟んで2連続得点を許し逆転を許してしまう。しかし、ここで引き下がらないのが早大だ。AT綾小路律(商2=東京・淑徳巣鴨)がロングシュートを沈め同点に追いつき、相手に主導権を完全に渡すことなく3-3の同点で前半を折り返した。

得点を挙げたMF井原主将

 迎えた後半。第3Qの立ち上がりは相手に攻め込まれる展開となるも、粘り強くボールを奪い返すと、フィールド全体を広く使ったポゼッションで相手の ディフェンス陣を揺さぶる。小林充輝(法3=埼玉・早大本庄)の勝ち越しゴールが生まれるも、直後に追い付かれ一歩も譲らない展開が続く。勝負の行方は4-4で迎えた最終第4Qへ委ねられた。ここで牙を剥いたのが早大の誇るオフェンス陣だ。AT吉田宗一郎(教4=東京・早実)が貴重な勝ち越し弾を決めると、この日2点目となるAT山田、さらにMF井原幸輝主将(商4=東京・早大学院)が畳みかけるように追加点を奪い、一挙3得点で獨協大を突き放す。最後まで集中力を切らさなかった早大が、リーグ開幕戦を鮮やかな勝利で飾った。

 前半はリーグ戦初出場となった2年生たちがフレッシュな躍動感でチームに勢いをもたらし、緊迫した勝負の最終Qでは覚悟を背負った4年生が得点を重ねてチームを勝利へと導いた。下級生の台頭と上級生の意地が融合し、白星発進を決めた井原組。真夏の猛暑を凌駕する熱量で、残るリーグ戦も一気に駆け抜けていく。

(記事 小畑萌 写真 相原桜子、大塚梨湖)

試合後インタビュー

AT山田伊織(国教4=早稲田佐賀)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

 前半は拮抗していてどうなるかな、と先が見えなくて不安だったんですけど、4Qでセットプレーを皮切りに点がポンポン入っていい流れで終われたと思います。

――2得点を挙げましたが手応えはいかがですか

 調子は結構良かったかなと思うんですけど、ボールに触れるチャンスがあまりなくて、その割には少ないチャンスをしっかりものにできたかなと思います。

――「山田選手が得点するとチームに勢いがつく」と他の選手も話していましたが、試合に出場する際に意識していることはありますか

 周りを動かそうとかはあまり思っていないんですけど、自分ができる限りのことはやって、自分の得点やプレーで勝利に貢献できたらいいなという思いを強く持って試合に臨んでいます。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

 ちょっと期間が空くんですけど、自分もレベルアップして次の試合でもっと点を取ったりチームに貢献できるようになりたいと思っています。

渡部夏偉(商3=東京・早稲田)

――リーグ戦初戦でしたが緊張はありましたか

 やっぱり負けられない戦いが始まるので、とても緊張しました。

――試合の序盤はディフェンスの時間が長かったと思いますが、試合中意識していたことはありますか

 話し合っていた通りの対策を行うだけという共通認識をチーム内で取れていたので、自分たちはそれを意識するだけで、今やることに熱中してディフェンスをできました。

――自身の得意なプレーやリーグ戦で注目して欲しいプレーを教えてください

 自分の得意プレーであるアグレッシブな1on1に注目してほしいです。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

 次の試合も華麗にボールを落とせるようなディフェンスに注目してください。そして、得点にも注目してください。

森大雅(先理2=東京・海城)

――リーグ戦初出場でしたが緊張はありましたか

 もちろん緊張はしていたのですが、同じフェイスオフの富田さんが力強い後盾になってくれたので、他の2年生と比べるとあまり緊張しませんでした。

――富田選手とは試合前にはどんな話をしましたか

 「お前は 2年生だからやりたいようにやれ」というふうに言ってくれて、前半はやりたいようにできました。中盤、思うように行かない部分もあったんですけど、最後は立て直せたので全体的に良かったなと思います。

――今日の試合に向けて意識的に取り組んだことはありますか

 相手のフェイスオフがロングを使ってくる特殊なフェイスオフだったので、その対策をして今日に臨みました。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

 1試合を通して安定感の部分が課題だと感じています。次の試合では、序盤中盤終盤全てにおいて安定したポゼッションのチームを支えていける選手になりたいと思います。