上位進出へ 負けられない戦い続く

米式蹴球
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 14 10 14 3 41
日体大 TRIUMPHANT LION 0 13 0 0 13

 関東大学秋季リーグ戦(リーグ戦)も残り2戦と終盤に差し掛かった。優勝戦線から脱落してしまったものの、一つでも上の順位でリーグ戦を終えたい早大BIG BEARS。この日は日体大と対戦した。試合開始から3シリーズ連続でTDを奪うなどオフェンスではいい流れを作るも、パスディフェンスで苦戦する。しかし、後半は無失点で抑えるなど、要所で好プレーが目立ち41―13で勝利。最終戦の慶大戦で3位の座を懸け、争うこととなった。

 第1クオーター(Q)、QB坂梨陽木(政経1=東京・早大学院)のQBキープなどで徐々に前進すると、最後は坂梨からRB井本浩平(商4=東京・早大学院)へのTDパスが通り幸先よく先制する。次のシリーズでもRB藤井光成(政経3=東京・早大学院)が50ヤード近くを独走し追加点を挙げるなど、3シリーズ連続で得点に結びつけ21―0と上々の滑り出しを見せる。しかし大きくリードしたのもつかの間、日体大のパスオフェンスに翻弄(ほんろう)される。LBの裏へのパスに反応できず、ロングパスを簡単に許してしまう。さらには後手に回ったディフェンス陣が反則を連発。連続TDを奪われ点差が縮められていく。悪いリズムで迎えた前半終了間際。42ヤードのFGのチャンスを得ると、この長距離のFGをK/P佐藤敏基(社3=東京・早大学院)が見事に決め、24―13で前半を終える。

須貝の好調なランで得点を積み重ねた

 3Q、ここまでチームトップのラッシングヤードを記録しているRB須貝和弘(創理2=東京・早大学院)がランで大きくゲイン。ゴール前まで攻め入ると、最後はRB宮澤幸広(社3=東京・学習院)が相手を振り切りTD。するとディフェンスもようやく本来の姿を取り戻していく。DL村橋洋祐(スポ3=大阪・豊中)がこの日2つ目のQBサックでチームを盛り上げる。ゴール前まで攻め込まれるものの、集中力を見せ得点は与えない。さらに3Q終盤に坂梨が3つ目のTDパスをヒット。38―13と大きくリードを奪い、その後は控えのメンバー中心での戦いへ。しかし、QB笹木雄太(法2=東京・早大学院)が投げたロングパスをインターセプトされるなど思うようなオフェンスを組み立てられない。最後の攻撃もエンドゾーンには届かず、41―13で試合終了。白星を挙げたものの、課題が多く見つかった試合となった。

オフェンスを支えるOL陣

 「ベストとはほど遠いものになってしまいましたね」と濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)と振り返るように、内容には多くの反省点が残る試合になった。リーグ戦も残すはリーグ最終戦の慶大戦のみ。勝ち点で並ぶ両校の直接対決は3位を懸けた大一番となる。春の早慶アメリカンフットボール対校戦ではあと一歩のところで苦い思いを味わっただけに、次こそは勝利をつかみとりたい。また「4年生のために戦っていきたい」(坂梨)と語るように、次戦が4年生の最後の試合となる。引退試合を白星で飾るべく、早大BIG BEARSが今シーズンの集大成を披露する。

(記事 東哲也、写真 芦川葉子、巖千咲)

得点経過
TEAM Q PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
早大 1 PASS #7坂梨→#26井本 K #16佐藤敏 NG 7-0
早大 1 RUN #34須貝 K #16佐藤敏 G 14-0
早大 2 PASS #7坂梨→#80金澤 K #16佐藤敏 G 21-0
日体大 2 RUN #16辻 K #59山本 G 21-7
日体大 2 PASS #16辻→#87中野 K #59山本 G 21-13
早大 2 FG #16佐藤敏 G 24-13
早大 3 RUN #34藤井 K #16佐藤敏 G 31-13
早大 3 PASS #7坂梨→#1岡田 K #16佐藤敏 G 38-13
早大 4 FG #16佐藤敏 G 41-13
個人記録(※一部のみ掲載)
ラン 回数 ヤード TD 最長
#34 藤井光成 5 62 2 46
#33 須貝和弘 5 61 0 38
#28 井上広大 7 54 0 38
#31 木村達也 2 17 0 9
レシーブ 回数 ヤード TD 最長
#80 金澤秀明 3 21 1 9
#4  西川大地 2 27 0 15
#86 佐藤圭樹 1 27 0 27
#1  岡田義博 2 21 1 19
パス 回数(試投) ヤード TD 最長
#7  坂梨陽木 15(18) 152 3 21
#10 政本悠紀 2(3) 48 0 27
ロスタックル 回数 FUMF SAF  
#90 村橋洋祐 2 0 0  
#99 庭田和幸 1 0 0  
#25 塚田紳太郎 1 0 0  
パス防御 回数      
#33 山口昴一郎 1      
#6  峯佑輔 1      
星取表(11月9日現在)
日大 法大 明大 立大 慶大 早大 中大 日体大
日大 * 11/23 11/9 66○0 56○14 14○7 27○0 56○14
法大 横浜 * 41○14 42○10 28○23 28○24 26○6 38○0
明大 7●37 14●41 * 11/23 14●24 15●16 7●31 30○7
立大 0●66 10●42 横浜 * 42●70 7●52 7●31 7●27
慶大 20●63 23●28 24○14 70○42 * 11/23 24○17 49○9
早大 7●14 24●28 16○15 52○7 横浜 * 43○14 41○13
中大 0●27 6●26 36○7 31○7 17●24 14●43 * 11/22
日体大 14●56 0●38 7●30 27○7 9●49 13●41 アミノ *
関東大学秋季リーグ戦TOP8順位表(10月26日現在)
順位 チーム 試合 勝 負 勝点 得点 失点 得失 TD
1 日大 6 6 0 18 263 51 212 36
1 法大 6 6 0 18 203 74 129 29
3 早大 6 4 2 12 173 91 82 23
3 慶大 6 4 2 12 210 173 37 28
5 中大 6 2 4 6 104 134 -30 13
6 明大 6 1 5 3 87 161 -74 11
6 日体大 6 1 5 3 70 221 -151 9
8 立大 6 0 6 0 73 288 -215 10
コメント

濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)

――試合を振り返って

ちょっと脇の甘い試合になってしまったなと思います。

――この試合のゲームプランは

日体大との試合という以前に第6節ということで、本来ならば優勝をかけて争う終盤戦というイメージして今シーズンのベストの試合をしようと臨んだんですけれども、結果はこの通りでベストとはほど遠いものになってしまいましたね。

――ゴール前で何度かタイムアウトを取られていましたが

もう一度集中して止めようという心がけをしたんですけれども、ドライブをされるとどうしても集中が切れてしまうのと受け身にまわったりする傾向があるので、そういうところで受け身にならないようにと指示しまいた。その前にルーズなボールを取られてしまったのでボールに対してしっかりしようと伝えました。

――この試合で見つかったオフェンスの課題は

オフェンスは全体的に見ると悪くはなかったとは思いますが、ディフェンスがやられて流れが変わりかけたところで攻めきれずにパントになったシリーズもあり、そこは的確に攻めていればパスはつなげられたシリーズでした。あとは前半最後の2分ももうちょっと集中してプレーすればTDドライブができたのではないかと思いうので、そういうところでの集中力のなさや詰めの甘さだと思います。

――ディフェンスでの課題は

ディフェンスはアジャスト能力に限ります。前半やられているプレーも日体大がやってくるであろうプレーであったし、それに対して自分たちでアジャストミスをしてやられている場面がありました。フットボールは4Qのスポーツなので前半多少やられてもいいんですよ。前半やられても後半修正して締まったゲームになればいいのですが、後半も同じようなやられ方をしていたのでそういった部分のアジャスト能力です。

――早慶戦へ向けての抱負をお願いします

春は悔しい負け方をしていて、秋に最終節で当たれるということが分かっていたので何としても勝ちたいですし、内容にこだわって勝ちにいきたいです。しかし、きょう状況ですと慶大のパスオフェンスにやられかねないので、この2週間もう一度引き締めて臨みたいと思います。またこのチームでできるのもあと1試合ですし一回一回の練習をひたむきに必死に全力でやり、やるべきことをやって試合に臨みたいです。

TE北村卓也副将(創理4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

試合の前の雰囲気がゆるいと監督に指摘されていて、引き締め直してから試合に臨んだのですが、そのままダラダラした結果が試合の展開につながったと思っています。反則であったり、ディフェンスがドライブされ続けることであったり、自分たちの取り組みや気持ちの準備が甘かったなと感じました。

――大差をつけての勝利が続いていますがオフェンスの出来はいかがでしたか

前半開始の3シリーズをすべてTDに持っていけたことは良かったのですが、ディフェンスがドライブされた後や相手に得点された後の、流れをしっかり変えなければいけないというシーンでパントに追い込まれてしまったところがあったので、そういうところで力強くドライブをしてワセダに流れを引き寄せられるオフェンスをつくらなければいけないと思います。

――ご自信はどういう気持ちで試合に臨まれていますか

QBの坂梨くん(陽木、政経1=東京・早大学院)が1年生で、このシーズンを通してずっと1本目で頑張ってきてくれているので、4年生の僕としてはとにかく投げたボールをすべて取るという気持ちで、少しでもフォローできたらなという思いでプレーしています。

――見つかった課題はありますか

このチームでできるのもあと1試合ですが、もう1回準備の部分というか慶大に対する試合前の気持ちのつくり方というのを、原点に立ち返ってオフェンスリーダーとして副将としてやっていけたらなと思います。

――次は早慶戦ですが意気込みをお願いします

ことしの新チームが始まった当初の出鼻をくじかれた相手ですし、僕たちのチーム最後の試合となるので何が何でも勝って笑って引退したいなと思っています。

DB石川瑛二郎(人4=東京・早大学院)

――大差をつけての勝利となりました。試合を振り返っていかがでしたか

この日体大戦に向けてディフェンスは完封を目標に掲げていたんですけど、13点取られてしまったので、内容としてはあまり良いものではなかったです。

――1Qは無失点でしたが、立ち上がりは良かったのでしょうか

そうですね。最初のシリーズはパントで終わることができたので良かったんですけど、要所でずるずると相手に出されていたことが失点に響いたと思います。

――2Qに2TDを許しました

1Qを0点に抑えたことによって、それぞれ、どこかに気の緩みがあったのかなと思います。それが失点の原因だと思います。

――後半は長いゲインを許してもギリギリのところで失点を防いでいる印象でした

毎プレーしっかりと集中して、いつも自分のところにボールが飛んでくると思ってやっているので、個人的には集中して試合に臨めていたんだと思います。

――DBの出来はいかがでしたか

内容はあまりよくなかったですね。きょうはセイフティーの先発が1年生の山口(DB山口昂一郎、社1=東京・佼成学園)だったんですけど、新しいメンバーが入った時にあまりコミュニケーションがよくとれなくて、ひずみが生まれてしまいました。いつも試合に出ている自分とか、田中(DB田中慶行、政経4=東京・早大学院)とかが1年生を引っ張ってあげられなかったのがコミュニケーションがうまくいかなかった原因だと思うので、そこが反省点です。

――パスインターフェアランスなどのペナルティもありましたが

そうですね。パスインターフェアランスは攻めた動きなので、自分としてはあまり問題視していないです。攻めた結果反則になってしまったことは真摯に受け止めて、次から反則にならないようにしっかりと練習していきたいと思います。

――収穫はありましたか

1年生の山口とか、最後の方には湯船(DB湯船大地、創理1=東京・早大学院)、久保(DB久保颯、国教1=東京・早大学院)が試合に出て、1年生がシーズンの試合がどんなものなのか感じることができたことが収穫だと思います。

――今シーズンもあと1試合となりました。いまチームの雰囲気はいかがですか

4年生にとってはどんなに頑張ってもこのメンバーで試合をできるのはあと1試合なので、4年生が一番盛り上げて引っ張っていこうという雰囲気でやっています。

――最終戦となる次の慶大戦、どのような試合にしたいですか

春の早慶戦では、最後に自分が一対一でやられてしまって結果的に負けてしまったので、秋は個人として慶大にリベンジしたいというのと、さっきも言ったように早慶戦はこのメンバーでできる最後の試合なので、思い切り楽しみたいと思います。

――勝つためにはなにが必要ですか

ポジションごとだけではなくチーム全体がひとつとなって、一丸となって慶大に臨むだけだと思います。

RB井上広大(教4=東京・早大学院)

――試合を振り返っていかがですか

もっと点差をつけて勝たなければいけない試合だったかなと思いますし、2本目以降の選手もっと出せるような試合だったので少し悔しいですね。

――オフェンス面に関してはいかがでしょうか

長いゲインもあったのですが、がっつり後退してしまった場面もあったので、改善しなければいけないです。RB全体としては、良かったところは良かったのですが1発でタッチダウンした、という場面が少なかったので、そういうプレーをもっと増やしていけたらなと思います。

――良かったところとは具体的にどこですか

セカンドエフォートといって、1回タックルされてからそれでも倒れずに力で走る、という部分では僕よりは後輩の方がうまいな、と思いました。そういう風にうまくゲインできているシーンもあったので、僕も見習わなければいけないな、と思います。

――チームとしての課題は見つかりましたか

監督からも最初に怒られたのですが、立ち上がりの雰囲気がすごく悪くて、この秋6戦目ということで気が緩んでて、日体大をなめてるわけではないのですが、第3者から見たらそう捉えられるような試合になってしまったのかな、というところですね。そこは4年生がチーム全体のことをしっかり考えて、コントロールできなかったというのが反省です。

――次は早慶戦となりますが、チームで取り組んでいることはありますか

この2週間は日体大戦に向けて準備してきたので、特に慶大に対する意識は無かったのですが、ここからの2週間で、スタートからしっかり全力で出せるように、きょうみたいに立ち上がりが良くても途中からぐだぐだになってしまう、気持ちがいい試合ではなくなってしまう、というのはしたくないので、4年生がしっかりコントロールしていけたらいいな、と思います。

――最後の早慶戦に向けて、意気込みをお願いします

僕は高校から7年間アメフトをやっているのですが、最後の試合となるので、楽しみたい、という気持ちもありますが、春に慶大に負けているので、しっかり最後は横浜スタジアムで勝って、気持ちよく引退したいと思います。

WR岡田義博(教3=東京・早実)

――日体大戦へ向けての準備は

チームとしての日本一は無くなりましたが、日本一にふさわしいチームを目指して取り組んできて、日体大だからと油断せずに一人一人ができることを全力でやろうとやってきました。

――オフェンスで目標などは立てましたか

オフェンスは全シリーズでの得点を目標にやってきました。

――日体大ディフェンスの印象は

カバーがわかりづらくてちょっと苦戦したのですが、陽木君(QB坂梨陽木、政経1=東京・早大学院)が落ち着いて投げてくれたので、最初の方から進んでいけましたね。

――その中でご自身のプレーというのは

ずっと意識してきたパスキャッチでの球際という部分を試合で出せたかなと思って、そこは良かったかなと思います。

――満足の内容でしたか

WRを回していて自分に来る球が少ない中で、来た球を全て取れたという面では満足しています。ただWRの1人が競り合いで負けたというのがあって、そこは課題なので慶大戦までに潰しておきたいです。

――タッチダウンもありましたがあのシーンを振り返ってみていかがですか

あれはQBの陽木君とコミュニケーションを取れて、練習通り決められたので良かったです。

――最終戦となる慶大戦に向けて

春の初戦で負けているケイオーなので、必ず圧倒して、見に来てくれた人含めて全員で勝っていきたいです。

 

K/P佐藤敏基(社3=東京・早大学院)

――30点近い大差で勝利しましたが、振り返ってみていかがでしょうか

監督からも言われたのですが、準備の段階で気が抜けていたので、ちゃんと力を出し切ればもっと点を取れたと思いますし、課題が残る試合なのかなと思いました。

――内容にはあまり満足していない試合だったと

そうですね、はい。

――第1クオーター(Q)は終始早大がペースを握っていたように思うのですが、いかがでしょう

最初はぽんぽんと持っていけたのですが、途中の細かいミスで流れが変わってしまいました。そういう意味では、2Qで長いFGを入れたことがその後の挽回につながったのかなと思うので、そこは良かったと思います。

――その2QのFGについてですが、蹴ったときの感触はいかがでしたか

長いのはワクワクというか楽しくいけますし、今季もここまで3回とも外さずにきているので、あまり力まないことを意識しながら蹴りました。

――あのときは流れが向こうに傾いていたと思うのですが、変なプレッシャーは感じなかったということですか

フィールドに立ったら状況に左右されないポジションなので、同じ気持ちでピッチに立とうと思っています。

――今季の調子の良さが、その自信につながっているということでしょうか

これまで2本TFPを外してしまってチームに迷惑をかけていて、少しでも挽回するためにもこれからも浮かれずにしっかり精進していきたいと思っています。

――冬が近づき寒くなってきましたが、出番に向け工夫したことなどはありますか

待ち時間で冷えるポジションなので、疲れない程度に体を温めておいて集中力を切らさないようにしています。次の試合でも、寒さに負けずに集中できるようにやっていきたいと思います。

――先ほど課題が見つかったとのことですが、技術的にはどんなことでしょうか

最近は飛ばそうと思って力んで空回りしてしまっているので、伸び伸びと体を大きく使って毎回同じリズムで蹴ることを意識しています。

――慶大戦ではどのようなプレーをして今季を終えたいと思っていますか

FGの成功率は100パーセントを超えているので、最後までそれを維持するのと、TFPを絶対にミスらず全てノーミスでいきたいと思います。

DL村橋洋祐(スポ3=大阪・豊中)

――1Qは無失点で抑えました

やられていた部分はあったんで、でも全然自分たちのやりたいことはできていなかったので、まだまだやれるだろうとベンチでは話していました。

――2Qは2回TDされ失点を許してしまいましたが

2Qも自分たちのミスがありこの試合に対する準備が甘かった部分もあって、その結果自分たちの甘さがこのように表れてしまいました。

――具体的に甘さを感じた部分は

前の試合を終えてからの2週間の準備の時点で甘かったというのと、やっぱりロングパスを通されていて、自分たちDLのラッシュもQBに届きませんでした。僕はDLなのでパスカバーではなくQBが投げる前にQBを押し止めようとしているんですけど、それが届かずにあと一歩でQBサックに届かないというのが多く、そのまま投げられて通されていたパスが多かったので、その一歩がまだ詰め切れていなかったと思います。

――失点を許してからは逆にエンドゾーン手前ぎりぎりで相手の攻撃をしのぐ粘り強い守備ができていました

ゴールラインで止められていたというのは良かったんですけど、やっぱりあそこまで持って行かれたというのが反省です。あと反則も多かったので、普段から甘くてそこまで詰め切れて練習していなかったというのが今回の大きな反省点だと思います。

――QBサックが2回見られました

どっちもたまたまなので自分の力だとは思ってないです。それよりも自分1人でいって、どちらも誰かが来てそれから逃げていたところをつかまえられただけだったので、全然自分が良かったというわけではなくて、それよりもあと一歩で届かなかったというのが何回かあったので、そこをあと一歩詰め切れなかったというのが反省点です。なので2個のサックについては自分の力だと思っていないです。

――ディフェンス陣全体を振り返って

きょうは完封をしようということで試合にきて結局失点しているので、全然駄目だったという感じです。自分たちの目標は0点、完封で仕留めることだったので、結果的に点数を取られていてまだまだ甘かったというところです。

――DLに関する評価はいかがですか

常にラッシュをかけられず、自分たちがプレッシャーをQBにかけられていたらロングパスが通っていたかは分からないですけど、かけ切れなかったというのがロングパスが通ってしまった要因になると思います。その一歩を僕らはまだ詰め切れていないなという印象です。

――最後は2週間後の早慶戦です

春は負けてしまって、自分はけがで出られなくてチームに迷惑を掛けてしまいました。秋は最終戦になりますけど、慶大に絶対に勝って、春迷惑を掛けた分もチームに恩返しをして、絶対に勝って終わりたいと思います。

RB須貝和弘(創理2=東京・早大学院)

――きょうのご自身の調子はいかがでしたか

中大戦での調子が個人的にあまり良くなかったので、今回はそれを払拭(ふっしょく)しようと思っていました。前に前にと意識してプレーできて、きょうは調子も良かったです。

――きょうの試合を振り返って

最初はテンポ良く試合を運ぶことができたのですが、全体を振り返ってみるとあまり良くなかったかなと。気が緩んでいた場面もあったので、そこは反省しないといけないと思っています。

――では、オフェンス面ではいかがでしたか

そうですね、ランもコンスタントには出せていたのですが、要所要所で個人のミスが目立ってしまったので、そこは次の慶大戦までにしっかり修正して詰めていきたいと思います。

――きょうの44-13というスコアについて、どのように捉えていますか

勝ちはしましたが満足はしていません。オフェンスもディフェンスもキッキングももっと取れた、というよりは取らなくてはいけない試合でした。全体的に緊張感が薄れていたと思います。

――では、最後に次節の早慶戦に向けて意気込みをお願いします

春負けたうえに自分もワンプレーしか出られていないので、勝つことはもちろん、単純に楽しみですね。

QB坂梨陽木(政経1=東京・早大学院)

――きょうの試合振り返っていかがですか

自分のプレーで流れを悪くしてしまって、そこが本当に反省しなくてはいけないところだと思うので次節の慶大戦では完璧なオフェンスができるようにやっていきたいと思います。

――流れを悪くしてしまったプレーというのは

本来ならチョイスで投げなくてはいけないプレーをチョイスミスをしてしまって、本来だったらもっと出るはずだったんですけど、あんまりいい結果が得られなかったのでそこで流れが変わってしまったというのがあります。

――オフェンス全体を振り返っていかがですか

オフェンス全体ではテンポもよくて、毎試合そうなんですけどOLの先輩方だったりが守ってくれて視野はすごく広く見ることができました。

――パスの調子はいかがですか

パスの調子自体はあまりよくないんですけど、とにかくコンスタントに決めなくてはいけないので、そこは意識して投げ分けました。

――次節は慶大戦ですが、慶大の印象は

とにかくアグレッシブにディフェンスしてくるチームで、オフェンスがかなり強いチームっていうように考えられるので、オフェンスが点を取って少しでも助けられるように、4年生が最後の試合になってしまうので一丸になって4年生のために戦っていきたいと思います。

――慶大戦ではどんなプレーをしたいですか

とにかくオフェンスのテンポを作っていくというのを、具体的にというよりも雰囲気の面でとにかくテンポよく畳み掛けるようなオフェンスができればいいなと考えています。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

4年生とできる最後の試合になってしまうので、この2週間チーム一丸となって4年生を支えられるように頑張っていきたいと思います。

DB山口昂一郎(社1=東京・佼成学園)

――試合を振り返っていかがですか

試合前は緊張していて、動きもガチガチだったのですが、自分なりに1年生として思いっきりやろうと思いました。

――自らの守備についてはいかがでしたか

前半は練習でやっていたタックルが出ていたのですが、前半の終盤や後半になると足が続かなかったり、飛んでタックルしたり、先輩とのコミュニケーションが上手くいかなかったりという部分があったので、今後の練習で改善していきたいと思います。

――コミュニケーションミスとは具体的にどういったものだったのでしょうか

僕はDBで後ろのカバーを指示しなければならないのですが、隣の寺中さん(DB寺中健悟、教3=東京・早大学院)や前のLBの方々とのコミュニケーションが上手くいかなかったこともあって、後ろと前で違う動きをしてしまった点がありました。セイフティーとしてはそういった面が良くなかったと思います。

――ここまで高校と大学との差を感じる部分はありますか

プレースピードや体格の差を感じることが多いので、ウェイトトレーニングを増やしたり、スピードを付けるトレーニングをしたりなど課題はたくさんあります。

――現在取り組んでいる課題はありますか

アジャストです。あたふたしてしまってプレーが上手くできないことがあるので、しっかりとアサイメントを理解して、皆に伝えられるようにということは練習でも意識していますし、ビデオでも確認しています。

――1年目のシーズンも終盤ですが、今後の目標と意気込みをお願いします

今回スターティングメンバーに名を連ねることができたので、これからも定着できるようにすることと、ミスが少なく頼りになるDBになりたいです。