【男子バレー】中大との激闘を制し秋季リーグ優勝 今季3冠目を達成

男子バレーボール

10月24日 秋季関東大学リーグ戦 千葉・バルドラール浦安アリーナ

 秋季関東大学リーグ最終戦、早大は中大と対戦した。お互い優勝のかかるなか、終始一進一退の攻防が続くフルセットの死闘となった。序盤からOH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)を中心とした攻撃陣が躍動すると、最後の5セットまで集中力を切らさなかった早稲田がセットカウント3-2(25-20、20-25、25-20、24-26、15-10)で勝利をおさめ、2年連続となる春秋連覇の偉業を達成した。また、個人賞としてはリベロ布台聖主将(スポ4=東京・駿台学園)が最優秀選手賞、MBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)がスパイク賞を受賞した。

 第1セット序盤はローゼンと小野のアタックを中心に順調に得点を重ねる。OP佐藤遥斗(スポ4=東京・駿台学園)のサービスエースで10-6とし、流れを早稲田に引き寄せると、MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)のブロックポイントや小野のプッシュなどでさらに点差を広げて18-12へ。その後も主導権を渡さなかった早稲田が25-20で第1セットを先取した。

 第2セットは一転して、序盤から相手に押される展開が続いた。相手のサーブミスなどで食らいついたものの、中盤に6連続失点を喫し6-14と大きなリードを許す。終盤は小野の鋭いアタックを中心に追い上げを見せたが届かず、20-25でこのセットを取り返された。

トスを上げる坂本

 続く第3セット、流れを渡したくない早稲田は、小野の力強いスパイクで序盤を7-3とリード。両者譲らぬ攻防が続くなか、中盤には麻野のダイナミックなブロックが決まり、会場を大きく沸かせる。勢いそのままに小野やOH德留巧大(スポ3=長野・松本国際)のアタックで得点を重ね、25-20で第3セットを勝ち取った。

 勝てば試合決着となる第4セット。小野のバックアタックで先制するも、一進一退の攻防が続く。中盤、サービスエースを含む小野の3連続ポイントや、布台の要所でのレシーブが光るが、相手も食い下がり16-16で終盤へ突入する。絶好調の小野が得点を量産するもデュースに持ち込まれ、最後には相手にサービスエースを奪われ24-26。勝負の行方は最終第5セットまでもつれ込んだ。

クイックを打つローゼン

 15点勝負の最終セット、高い決定率を誇るローゼンのアタックで先制すると、ここでも小野のサービスエースが決まり5-2とリードを広げる。その後も早稲田は高さを生かした粘り強いディフェンスで相手に流れを渡さない。勢いそのままに最後は小野の力強い一撃で15-10で勝ち切り、激闘に終止符を打った。

サーブを打つ小野

 スタメンを欠く苦しい状況のなか、チーム一丸となってフルセットを制した早稲田。この勝利により2年連続の春秋連覇を達成した。次に控える全日本インカレは、負ければ終わりの一発勝負。4年生にとっては最後となる今大会、最高の状態で有終の美を飾ることができるか注目が集まる。

(記事 横山和葉 写真 井口そら、平川陸、増田葵衣、山口愛結)

セットカウント
早大325-20
20-25
25-20
24-26
15-10
2中大
スタメン
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 德留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山)
ミドルブロッカー ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
オポジット 佐藤遥斗(スポ4=東京・駿台学園)
セッター 坂本勇芽(教2=東京・早実)
リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)
途中出場
伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)
菅原啓(教4=山形南)
個人賞
優勝監督賞 松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)
ベストオブサポート賞 早大
最優秀選手賞 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)
スパイク賞 ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)