第4回は、大場心春(人2=静岡・浜松学芸)、小野蒼彩(スポ2=広島・進徳女)、堀江こぺり(教2=東京・早実)、山田彩心(社2=島根・明誠)が登場する。互いに高め合いながら、大会を重ねるごとに着実に成長を遂げてきた2年生4人組。全員が全日学(全日本大学総合卓球選手権・個人の部)に出場を決めるなど勢いのある4人に、今季の振り返りや秋季関東学生リーグ戦(秋リーグ)への意気込みを伺った。
※この対談は8月22日に行われたものです。
――最初に他己紹介をお願いします
山田 大場心春さんです。心春ちゃんは周りが見える人です。集団でいる時でもどんな状況かというのを把握してくれていて、その時に欲しい言葉をくれます。みんなといる時でも一対一で話している時でも欲しい言葉をくれるという印象があります。ムードメーカーでみんなを明るくしてくれる存在で、この前の全日学予選で心春ちゃんのプレーを見ていてすごく感動しました。応援したくなるような選手でもありますし、尊敬できる部分もたくさんある方だなと思います。
大場 堀江こぺりさんです。こぺりさんは自分が生きてきた中で初めて出会うようなキャラクターなのですが、卓球に対してすごく熱心です。誰よりも卓球について考える力があってそういう部分を尊敬してます。卓球以外の場面でも周りを明るくしてくれる存在ですし、私たち3人のことをとても大好きなのが伝わってくる、同期愛に溢れている方です。
堀江 蒼彩ちゃんは同期の中でリーグ戦も一番勝っていたり、去年の全日学も出ていたりして、同期を引っ張ってくれる存在です。その中で同期3人が追いついていく状況の中で結果が出ない時もあったのにも関わらず、ずっと1人で考えて、頑張って練習していました。そのように弱いところを見せない強さもあるのですが、私とか心春ちゃん、彩心ちゃんとかには「最近ここができない」とか言ってくれるので、可愛いところもあるなと思いました。我慢強いところとのいいとこ取りというか、表現が難しいのですが、実績が出なくても、ずっと頑張ってやっているし、そういう背中を見ているので、私たちは成長できると思ってますし、後輩からも先輩からも好かれるような方です。
小野 彩心ちゃんはコツコツ色んなことを積み重ねていける人です。1年生の時からめっちゃ勝っていたという訳ではなかったのですが、すごく考えているし、頑張って練習していました。そういうコツコツが積み重なって、2年生の新人戦(関東新人戦)ベスト4という結果につながっているなと思います。卓球においても、さっき言ってたような節約家の話にも繋がると思うのですが、コツコツ努力できる人だなと思います。今年になって結果も出てきて、インカレもダブルスで起用されたり、急に結果を出してくれて、チーム全体としてももう一本勝ち星を挙げてくれるような頼りがいのある存在です。私生活もめっちゃ喋る訳ではないけど、誰とでも仲良く話せて、うまくバランスをとってくれる存在だなと思います。
――今年度のこれまでの結果を全体的に振り返っていかがですか
小野 春リーグ(春季関東学生リーグ戦)はシングルスの成績で言うと、4勝3敗でした。ダブルスも出させていただいて競り合う試合が多かったんですけど、全然勝ててなくて、自分が出したかった結果よりも少ない勝ち星というか、勝ちという面でチームにもうちょっと貢献したかったなという気持ちが強くありました。関東学生(関東学生選手権)でもランクに入りたかったんですけど、ベスト64という結果で終わってしまって、思ったよりも結果が出せなかったのかなと思っています。でも確実に成長してきているというのは実感できているので、春シーズンは結果が思うように出せずにいたんですけど、全日学予選は通過することができたので、秋リーグではもうちょっと勝てるように頑張ります。
堀江 昨年度の冬くらいから自分の弱点とかを修正して、良くなってきている実感があります。実績につながっている実感があって、新人戦や関東学生とかも今まで絶対に0ー3負けしていただろうなという相手にもフルゲームまで行ける、競り合いができるようになってきているところが自分としては実感があります。一方で春リーグでは3勝3敗だったりとか、勝数としてはチームに貢献できていない。競り合いで実力が10の人に、今まで自分が3だったのが9とかまで戦えるようになっているけど、勝てはしないというのがあるので、10、11っていう風に、自分のもう一個上のレベルにいる人に勝って、勝ち星をチームに持っていけるようにしたいです。
大場 個人戦においては新人戦、関東学生、全日学予選が主な大会としてあって、新人戦と関東学生では優勝するまで試合は続くんですけど、この選手には勝ちたいっていう選手にはどちらの大会も勝つことができました。全日学予選でも春リーグの再戦となった相手に競って勝つことができて昨年度よりも成長しているとは感じるんですけど、目標以上だったりとか自分が目指している以上の相手と戦う時にあまり競ることができずに負けてしまったりとか、春リーグの筑波大戦ではチームに貢献することができたんですけど、他の大学との試合は全て0ー3で負けてしまって実力の差を突きつけられてしまったので、まずはこのチームに勝ちを与えてくれそうという期待をしてもらえるような試合をしたいです。そうするために自分が今の実力以上の相手に勝つためにどうすればいいのかっていうのを考えなければいけないなというのが今日までの反省かなと思います。
山田 入学してきた時に比べて、技術とか考え方とか色んな人に教えてもらって、今成長できているなというのは感じます。2年生になってから、大会でも結果を出せるようになったので、成長しているなと感じることが多かったんですけど、もともと春リーグでは出ることを目標にしていたのですが、実際に試合に出ると全然勝てなくて。出ることを目標にしていたので、勝てないというのは当たり前というか相手のレベルが自分より全然上だったので、次はそういう相手にどう勝てるかというのを突き詰めていきたいと思ったし、早稲田大学で団体に出させてもらえるというのは夢だったので、春は勝てなかったですが、秋は勝ってチームに貢献できたらなという風に思います。
――自分のプレーにおける強みを教えてください
山田 ずっとサーブが得意だったんですけど、3球目で攻められないというのが課題でした。でも最近はできるようになってきたのでサーブから3球目と、粘れることが強みです。
大場 フォアの裏ラバーでの変化が強みかなと思います。ナックルカットを出して、相手がツッツいたところを自分のチャンスボールにするという得点パターンがあるので、そこが活かせたら強いかなと思います。
堀江 自分は去年はオールラウンダーって言った気がするのですが、このオールラウンダーというのは自分が何でもできるわけではなく、向こうの戦型に何でも対応できるよって意味であって、決して自分が全てができるというわけではないです(笑) 自分の戦型は割とそうは見えないことが多いと思うんですけど、相手の弱点に適応するタイプで、相手の弱点を早く見つけて、自分の持ってるいっぱいある手札だから引っ張り出して、どれが合うか相手に探すことができるのが強みだと思っています。なので、さらに自分の突出した武器を相手に押し付けるっていうことができるようになれば、相手の弱点を明確に効率的に突きつつ、自分の強みを競った場面でしっかり押し付けて、相手に何もできないっていう風にできれば、もっと強くなるかなと思います。
小野 強みでもあり、弱点であるものが多すぎて…
堀江 表裏一体だよ、全部
小野 サーブは自分の強みと言っていいかなと思っています。他の人が出さないサーブとか、サーブの種類がいっぱいあるっていうのと、女子選手があんまり出さないサーブを持っていたり、回転量の幅とか、サーブのスピードとかコースとかは結構自信があります。サーブから相手を崩しに行けるっていうのが自分の強みかなって思います。ドライブとスマッシュのどちらも使えるというのも強みかなと思います。それが弱点になり得る時もあるんですけど、どっちも使えるから、単調にならずに戦術の幅が広がっていくのかなって思います。
勝ち切ることができた点は成長した(山田)

壮絶なラリー戦を打ち勝ち、新人戦ベスト4に輝いた山田
――新人戦を振り返っていかがですか
堀江 新人戦は自分の中で過去1、2を競うくらい悔しかったです。さっきも言ったように、相手のレベルが10の人に8、9までいって、最後勝てなくて、ベスト16で終わってしまいました。ただ、試合を経て始めて、私は卓球人生14、15年間の中で初めて負けて悔しかったから次頑張ろうって思えました。今までは勝って嬉しくてもっと頑張りたいで、負けて萎えて、もう卓球やりたくないっていう思考の人だったんですけど、初めて負けて悔しくて頑張ろうってなった試合だったので、それはもう非常に収穫だったなと思います。
大場 目標としていたシードの選手にフルゲームで勝つことができました。こぺりさんには6-4で相手が勝つって予想してもらって(笑)
一同 (笑)
大場 競って勝つことができて、昨年度の12月とか今年度初めのオープン戦とかでは、ショットんだり、練習試合でボコボコにされたりして、もう嫌だなと思っていたんですが、最初の関東の公式戦で目標にしていた相手に勝つことができて自分としては成長が見られた試合でした。
山田 組み合わせが来た時に1番いいとされる場所で、でも今までだとそこで負けちゃって、いい所に入っても結局負けて、もったいなかったみたいな感じで終わっていました。でも、今回は自分より少し強い相手に勝ち切ることができたことは成長かなと思いました。
――小野さんは応援にも来られていましたが、同期の活躍はいかがでしたか
小野 1日目と3日目だけ応援に行けて、2日目は練習の時間とか重なっちゃって見に行けなかったので、シングルスの試合は彩心ちゃんの最終日しか見れてないんですけど。新人戦の前から絶対去年よりも新人戦に気持ちが入ってるのがすごい伝わってきてて、ほんとに狙ってるんだなっていうのと、去年よりもいけるんじゃないかっていう、自分自身でも自信があったんじゃないかなっていうのが自分はすごい思っていて、そこで全員が格上の相手に勝てたりとか、競り合うことができてて、気持ち的にも卓球的にもいっぱい収穫があった試合なんじゃないかなって思います。かっこよかったです。
――山田さんにお聞きします。ラバーを表表から変えたきっかけを教えてください
山田 勝てなくなったというのが大きいです。大学で表表が通用しなくて、相手が対応してくるので、このままじゃだめだなと思って、大会がなかったので変えるなら今だなと思って変えました。フォアを裏にするか、バックをもっときもくするか、すごい迷いました。岩村監督(岩村健司監督、平18法卒)はバックをきもくした方がいいと言われたんですけど、自分的にはフォア裏をやってみたかったので、監督の反対を押し切る形にはなったのですが、フォア裏にして、コーチの方に色々教えていただきました。
――まずは、昨秋リーグの優勝という結果を振り返っていかがですか
小野 自分はシングルスもダブルスも出させていただいて、ダブルスを深谷さん(深谷和花、令8スポ卒)と急遽1ヶ月前から組むことになって練習を始めたりとか、その中でも司(司千莉主将、スポ3=大阪・香ヶ丘リベルテ)さんとのダブルスの練習もして、シングルスの練習をしてっていう、結構不安だった記憶があります。その中でも、ダブルスも2人ともすごい頼れる先輩方と組ませていただいていたので、自分はとにかく入れるという感じで引っ張ってもらって、とにかく頑張っていました。シングルスも後半が多かったんですけど、ベンチからの「大丈夫だよ」みたいな応援とか、それがすごい力になって勝てたりとかして、チームに貢献できたのかなと思います。
堀江 自分の実力があって4勝できたわけではなくて、色々噛み合ったから4勝できただけであって、自分の実力としては勝数が伸ばせるはずがないので、たまたまだとは認識しているんですけれど。去年の優勝した時の秋リーグと今年の春リーグでは、明確に自分のポジションが違っていると感じます。去年の秋リーグでは4年生の先輩がいて、大黒柱も仕事していて、圧倒的に勝数を稼いでくれる先輩がいてっていう風になってて、自分が5番手の形で出てたんですけど、勝ちを持って帰ってきてくれればいいなとい感じのラッキー要素のある1点としての出場だったので、ノンプレッシャーで、色々ガンガン振って、勝てなくても、後ろにに先輩がいる、同期がいるって思うと、ラケットがほんとに振れました。でも今年の春リーグは、立場が変わって、下の学年がいて上が抜けて、圧倒的にも精神の支えになっていた上の先輩が抜けてっていう中での試合でした。かつ今年はラッキーの1点じゃなくて、自分が持って帰らないといけない1点、十分条件じゃなくて、必要条件の1点になっちゃったので、メンタルの差が大きくて、今回の秋はそれであることを受け入れた上で、去年の秋リーグにみたいにの自分の強みをしっかり発揮した上で、1本持ってくるっていう風にしないと、去年の秋リーグのような勝数は持って帰れないなと思います。
大場 自分は今までカットの先輩がいたことがなかったので、去年春秋を通して深谷さんの姿を見て勉強してきたところがあるんですけど、シングルスでも絶対に負けないっていう安心感もそうですし、蒼彩ちゃんとのダブルスもほんとに強いなこの2人みたいなっていう印象がすごいです。深谷さん以外で印象に残ってる試合は東洋大戦のこぺり対本間さん(本間あかり、2年)の試合なんですけど、それ以外でも、去年の4年生の活躍だったり、司主将の活躍とか蒼彩ちゃん、こぺりのそれぞれの点が掴んだ優勝っていうすごい感動しました。自分は負けてるんですけど、すごい感動したなって思いましたし、同じカットマンとして、自分もいつかこういう姿に近づけたらいいなっていう風に思ったリーグ戦だったなと思います。
山田 去年の秋のデビュー戦はボコボコにやられてしまったんですけど、経験としてはすごい良いものだったと思います。ベンチで見ている側からして、早稲田がみんな強いんですけど、それ以上に元々強いものをチーム力でもっとプラスしているというのを感じました。それを見て早稲田に来てよかったなと思ったし、自分もいつかここに立てたらと思えるような貴重なリーグ戦でした。
あと1点をいかに持ち帰るか (堀江)

春リーグ中、気迫あふれたプレーで周りを鼓舞した堀江
――今季の春リーグでは6位となりましたが、チーム全体の戦いを振り返っていかがですか
小野 今回の春リーグから1番がダブルスになって、その後にシングルスってなったのが結構自分的には大きかったなって思っています。今までは4番ダブルスで、前半後半ですごいわかりやすく分かれてたんですけど、今回からは1番ダブルス出た人は2番には出れないっていう縛りだけだったので、あんま前半後半っていうのがなくなったと感じました。ダブルスに出させていただいてたので、例えば1番と4番の時とか、1番と6番の時とか、その間の空き具合が試合ごとに大きく変わって、結構コンディションを整えたりとか気持ちの面で結構難しかった部分だなって思っています。チームとしても個人としてもなんですけど、フルセットで取りきれなかった試合がたくさんあって、そこを取り切れてたら順位が大きく変わってた試合がいっぱいあったので、全体としても、私個人としても、フルセットになった時にちゃんと取り切れるようにならないといけないなっていう課題がすごい明確になったかなと思います。
堀江 自分の結果としては、1試合史上最大レベルに負けてはいけないところで負けてしまった試合があったんですけど、一旦それ以外で考えて、勝てるチャンスがある思える選手には勝つことができたけれど、自分より明らかに強い、相手のエースだったりとかに当たった時にもうチャンスないみたい感じだったので、勝てる選手には圧倒的に勝つし、自分より格上の相手のエースとかにも勝てる、勝つビジョンが見える試合をしてくるっていうのが今年の秋リーグの目標です。チームの目標としてはさっき蒼彩ちゃんが競って負ける試合が多かったって言ってたんですけど、逆に考えれば、競るということは、勝てる可能性もあると思います。例えば全部の試合で勝つことができたら相当上の順位だったと思いますし、逆に勝ってた試合まで全部負けちゃえば、2部降格まであり得たっていうのが春リーグだと思うので、あと1セット、あと1点を何で上げるか、チーム力であげるのが、個人の力で上げるのかというところもそうだし、個人の中でもどの武器を磨いてあと1点を持って帰れるのかとか、あるいは自分の力ではないんですけれど、その1点をどういう風にオーダーを組み替えればもっと変えれるのかっていう多角的な面から色々考察できると思うので、あと1点の部分を突き詰めることの大切を春リーグから学ばせてもらって、秋リーグに繋げていきたいなと思いました。
大場 個人の振り返りとしても、リーグ戦は1年生の春から出させてもらっていて、相手のエースにうまく当ててみたいな立場だった中で、さっきも言ったんですけど、筑波大戦で勝ちに貢献できたところは自分としてもだし、チームにちょっとやるやん、みたいな勢いを与えられたのかなと思います。でも、他に出た試合は全部0-3で負けてしまって、リーグ戦に出て勝つっていうことの大変さを、勝って初めて気づいたこともありました。チームとしては、2人がおっしゃっていたように、フルゲームの試合が多かったし、2部が見えてきた中で1部に残ることができたっていうのは、早稲田のチーム力があったからかなと思います。あとは競った場面でどうやって勝っていくか、1点をどう勝ち取って今年の目標を達成するかっていうのが鍵になると思うので、自分も勝てるかもしれないって思わせられるような試合ができたらいいなって思います。
山田 勝ってチームに貢献することはできなかったのですが、相手が自分より格上の中で競ったりとか、もしかしたらって思ってもらえることができたかなと思うし、自分的にももしかしたらとか思っちゃったんですけど、そこで勝ち切れないのが差だと思うので、そこを最後の1セットをどう取り切るか、秋リーグまでに突き詰めていく必要があるなと思います。
――小野さんにお聞きします。昨年からダブルスのペアが変わりましたが、春リーグの結果を振り返っていかがですか
小野 1、2年生のペアで、他の大学でダブルスに出てるペアは結構歴が長いペアだし、実績を出してるペアだったので、自分たちはほんとに向かっていくしかないし、もうほんとに全試合挑戦者の気持ちで戦いました。渡邉(渡邉心葉、スポ1=高知・明徳義塾)さんはなんか競った時とか、ほんとだったら怖い時でもレシーブから強気に攻めていってくれるので、頼もしかったですし、自分がそんなに話しかけるタイプではないんですけど、結構喋ってくれるので、コミュニケーションもすごい取りやすかったです。なので、気持ちの面ではすごくやりやすかったなって思ったんですけど、実際フルセットでほんとに勝ち切れないとか、どの試合も0-3で負けてはないと思うんですけど、最後の最後取りきれないっていうのがすごく多かったので、個人個人の力を上げるのも必要だし、そこを突き詰めていかなきゃいけないなって思いました。
――インカレ(全日本大学総合選手権・団体の部)ではベスト8入賞を果たしたがチーム全体の試合を振り返っていかがですか
山田 何試合かダブルスで出させていただいて、全部フルゲームだったんですけど勝ち切れたのが良かったです。自分は強いボールを打つわけじゃないし、入れるという感じだったんですけど、最後いつもだったらフォアのミスをしてしまうのですが、最後まで入れることができたので、すごい良かったなと思います。去年は行けてないのですが、16の壁と先輩から言われていたのですが、そこを突破できた今年に立ち会えたというのはありがたいなと思います。
大場 自分は試合には出ずにサポートとして行かせてもらったんですけど、やっぱりチームみんなが16を超えて、8以上は絶対入ろうっていう目標に向かって戦ってるのがすごい後ろから見てわかりましたし、主将が引っ張っていくのはもちろんなんですけど、それ以外のメンバーがその主将にを支える形で勝ちに貢献してる姿はすごいかっこよかったです。専大でダブルスに勝ったのは久しぶりっていうのを聞いたので、そこで自分の同期が活躍してる姿をが生で見れるのもすごい嬉しかったです。
堀江 目標としていた16の壁を超えることができたし、かつ去年負けた立命館大にも勝つことができて、しかも負けた相手も最終的に優勝した大学で、ダブルスもいい試合できてって、いい結果だった風に見えると思うんですけど、自分もそうだし、チーム全体的に思ったよりも去年負けた立命館大に勝って専大に負けたっていう結果が、思ったよりも悔しそうに見えたし、自分としても悔しくて目標を達成したっていう雰囲気ではなかったです。目標を達成したらそこで止まるんじゃなくて、専大にダブルスが勝って、エースがもう少し頑張って、あとは誰かが1本、自分がもうちょっと頑張ればっていう試合だったんだろうなって思いました。リーグ戦でも当たる相手で、そういう部分で現状で止まらずに悔しかった、もっといけるよねっていう思考がチーム全体ですごくひしひしと感じたので、それがうまく秋リーグに繋がればいいなと思いました
小野 早稲田はエースが絶対勝って3点取るとかじゃなくて、エースが負けても他の人で3点取るとか、誰かだけに頼ってない、チーム全体で3点取りに行くっていうのがいう形がすごい表れたのが今回のインカレだったなって思っています。さっきこぺりが言ったのと同じになるんですけど、ダブルスも、専大や立命館大のペアとかに勝ったり、エースの司さんがいて、他の人も勝つことができて、今後ももっといける思える試合だったなってすごい思います。、4年生とか心春ちゃんとか1年生もサポートメンバーがほんとにたくさん動いてくれてて、そのおかげで試合に出る人たちは試合に集中してっていう、すごいチーム力というか、一人一人が自分の役割を全うしようとしてたのかなって思います。
一つ壁を乗り越えられた(小野)

昨年に引き続き、2年連続で全日学出場を決めた小野
――全日学予選の試合を振り返っていかがですか
小野 ダブルスからだったんですけど、私は司さんとペアを組ませていただきました。組み合わせが出た時も自分たちとしてはうれしいことだったのですが、下のシードに入ってきた日体大のペアが強いんじゃないんかなというペアで、昨年対戦したことがあってその時はフルセットで勝っていたんですけど、今回はフルで負けてしまって、ダブルス落ちてしまって引きずらないみたいな、一旦シングルスに切り替えて臨むのがすごくよかったなって思います。春リーグからずっとフルゲームで負ける試合が多くて、今回の全日学予選の決定戦もフルゲームだったんですけど、そこをなんとか勝ち切ることができて、一つ壁を乗り越えられたかなと思います。
堀江 自分は全日学予選で、ダブルスだけ通ってシングルスは落ちちゃったんですけど、ダブルスは今までにないぐらいに組み合わせが良かったので、勝つことができてダブルスを取ることができました。ペアのおかげですし、2人の力ですし、去年から見てダブルスで私たちはずっと1回戦負けだったので、関東学生で1回戦は勝つことができたんですけど、なかなか全国っていう実績がなかったという面において、勝つことができてすごく良かったです。でもシングルスでは負けてしまって、敗因は自分の中では明確なんですけど、もう負けないぞと思って、チームカップには全力突っ込んで勝ちたいと思うので、その前に全日学にシングルスでいけない分もチームカップ全部の試合で取り返していきたいと思います。
大場 春リーグで初めて勝った相手が上シードに入ってきて、ピンチなのかチャンスなのか分からない状態で試合に挑んだんですけど、試合を相手が取って、自分が取ってという競っている中で、試合中はこんな苦しい試合はもうしたくないというくらいしんどかったです。そういう試合で去年は競って負けて、その時は自分の中で苦しくて諦めかけた部分があったんですけど、今年は苦しい場面で自分に勝って乗り越えることができたので、すごい精神的に成長できた試合でした。ダブルスは4年生の吉住(吉住聖香副将、法4=福岡・伝習館)さんと最後のダブルスを組ませていただいて、吉住さんが頼もしいプレーをしてくれた中で、自分がラリーの中の1点を落としてしまって、ダブルスの反省が残る試合でした。なので、自分にとって全日学予選は色んな感情が入り交じる試合だったなって思います。
山田 自分はダブルスの組み合わせが出た時に、1回戦は去年負けた相手の方で(ゲームカウント)2-2の10ー6からまくられて負けるという悪夢みたいな(笑)
一同 (笑)
山田 今年の1回戦は去年負けた片方の選手がいるということでびびっていたんですけど、実際試合に入ってみると意外と私もこぺりも落ち着いて試合できていて、2-1の10ー8からまたまくられて2-2になってしまって…。もしかしたらとかも思ってしまったんですけど2人とも冷静に序盤からいけて、8-4で勝っていたときも最後まで勝ち切ることができました。決定戦でも、いい感じで勝つことができて安心しました。
堀江 2-1の10ー8は私が確かドライブかっ飛ばして、彩心ちゃんが1本かっ飛ばして、またやったわーみたいな(笑)

新人戦での堀江・山田組。全日学予選を勝ち抜き、見事本戦出場を果たした
いかに相手にミスをさせるか (大場)

秋リーグに向けて、コース取りを意識した練習をしている大場
――秋リーグについてお聞きします。現在秋リーグに向けて取り組んでいることはありますか
小野 もうちょっと粘れたらいいなと思っています。最初から自分は狙いに行きすぎて自分でミスしてしまうみたいな展開がすごく多いので、最近は簡単にミスをしないっていうのと、距離の取り方を意識して練習してます。
堀江 自分は大きく変わったところが1個あって、みんなからは分からなかったと思うんですけど、春リーグの9日前とかにフォアのラバーを少し硬くしてし難易度が高いラバーにして、春リーグに挑みました。9日前に変えるというのも、すごく勇気のいる決断というか今までずっとやってきたラバーを急に変えるということでなかなか春リーグは思い通りにもいかなくて、固くて落ちちゃったりとか、逆に引っかかりすぎてミスしちゃうとかがありました。今回の秋リーグに向けてラバーを上級者向けにして、特にフォアの強化をして、かつ今までバックだけだったんですけど、両ハンドにして、その研究もしてサーブも1個増やして、レシーブ台上とかも、1時間半2時間ぐらいずっと一緒のことを練習して、新しい技を身につけてとか今色々ほんとにやっています。これで結果が出なかったら、もう卓球やめちゃうかもしれないという勢いで頑張っています(笑)
大場 私はカットマンっていう戦型である以上、相手にいかにミスさせるかとか、どうやって相手をコントロールするかが大事になってくる中で、コース取りっていう部分を今まで自分はあんまり意識してこなかったなと思いました。なので、ツッツキを送るコースを厳しくして、相手に打たせるコースを限定したりっていうことをするために、まず自分が送るカットやツッツキのコースを意識した練習をしています。
山田 フォアを裏にして、表の時よりも抜けるボールが増えて、最近は調子に乗って強く打とうみたいな感じになってしまっているなと思っています。この前大会があって、回り込みで抜きにいきたくなって、それでミスが多くて、これじゃダメだなと思いました。なので粘っこく、相手より先にミスしないことが大事だと思うので、もちろん強い相手に勝つために攻めることも大事だと思うけど、粘りの中でどう攻めるかっていうのを意識してやっています。
――秋リーグでの目標を教えてください
山田 数字で表すのは難しいんですけど、試合に出た際にすぐに負けない。1秒でも1球でも多く、コートに立てるように。勝つ前提でいくんですけど、勝てる試合も全部勝ちたいと思うし、仮に負けてしまった試合でも、後ろの選手、隣の台で試合をしている選手がプレッシャーを感じないように1球でも多く戦えるようにしたいなと思います。
大場 カットなので、相手が嫌になるくらいミスらないで、粘って、自分の横で戦っている仲間がそれを見てお互いよくできるように、すぐにゲームを落とさないようにしたいです。そして春は1勝3敗で終わったので、秋は前回のリーグ戦を終えるっていう目標で、2勝以上を目標に頑張りたいと思います。
堀江 まず熱を出さないことで。今年度の試合は全部熱を出さずに来てるんですけれど、いつそれが来るかは全くわからないので、熱を出さず、病気をせず、一旦万全な状態でコートに立つことです。実績としては全勝を目標に頑張りたいです。
小野 もちろん全勝を目指して頑張るんですけど、その中でも一戦一戦をほんとに大事に粘り強く、でも冷静さも自分の強みだと思うので、冷静に頑張ります。
――最後に秋リーグに向けての意気込みをお願いします
小野 何番でも相手が誰でもとにかくどれだけ競っても勝つということを目標にチーム力で頑張りたいと思います。
堀江 秋リーグということは先輩方が最後で、最後のリーグ戦なので、自分が全部勝ってチームに貢献できるように。大好きな先輩には笑顔で終わってほしいです。
大場 私も4年生最後の秋リーグなので、4年生のマネジャーさん2人とトレーナーさんとダブルスを組んでくださった聖香さんが最後は笑顔で終われるように、1点でも多く取ることを目標にチームに貢献できるように頑張ります。
山田 4年生が最後なので笑って終われるようにしたいのと、試合に出ていない選手に私が出た方がよかったと思われないように、周りを鼓舞できるような試合ができたらなと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 牧咲良)

秋リーグに向けての意気込みを色紙に書いていただきました!
◆小野蒼彩(おの・あおい)(写真左)
広島県・進徳女子高出身。スポーツ科学部2年。戦型は右ペン、裏・裏。最近は麻辣湯にはまっているという小野選手。まだ同期4人では行ったことがなく、いつか行きたいと話してくれました!
◆山田彩心(やまだ・あやみ) (写真左から2番目)
島根県・明誠高出身。社会科学部2年。戦型は右シェーク、裏・表。最近一人暮らしを始めたという山田選手。節約家としての一面もあり、作り置きを頑張っているそうです!
◆大場心春(おおば・こはる)(写真右から2番目)
静岡県・浜松学芸高出身。人間科学部2年。戦型は右カット、裏・粒。サウナにはまっているという大場選手。中でも、お風呂の王様というお店が好きで、そのシリーズをめぐっているそうです!
◆堀江こぺり(ほりえ・こぺり)(写真右)
東京都・早実高出身。教育学部2年。戦型は右シェーク、裏・裏。最近は男子バレーボールにはまっているという堀江選手。遠征先で見たことがきっかけに好きになったそうです!