大学バスケのアジア王者を決めるアジア大学リーグ(AUBL)が中国・杭州にて8月2日から9日までから開催される。8つの国と地域から全12チームが出場し、日本からは早大と白鷗大が参加する。2回目の開催となる今大会の展望を、初出場初優勝を目指す早大を中心にお届けする。

AUBLとはアジアの名門大が集まり、アジア大学バスケの頂点を決める国際大会だ。前回大会は国立政治大(台湾)が初代王者に輝いた。開催国となる中国の大学バスケ人気は高く、今後の成長も含めて要注目の大会だ。
大会は12チームを4グループに分けた予選リーグが行われ、上位2チームが決勝トーナメントに進出する。早大の所属するのはグループA。シドニー大(オーストラリア)と前回準優勝の清華大(中国)が相手となる。
グループステージの行方は
早大は圧倒的な得点力を誇る「超攻撃的バスケ」で頂点を目指す。注目選手はウィリアム・ジョーンズカップの日本代表候補合宿メンバーに選出された松本秦(スポ2=京都・洛南)や、日本の大学バスケで随一のスピードを誇る下山瑛司(スポ4=愛知・中部第一)。エースの三浦健一(スポ4=京都・洛南)は中国語が堪能であり、「会話は(三浦)健一に任せます」とチームメイトから声が上がっていた。

シドニー大は例年フィジカルの強いチーム。昨年の世界大学選手権では日体大と激闘を演じ、64‐65で惜しくも敗れた。オーストラリア勢は今大会が初出場。早大とは初出場同士の対決となり、国際大会への適応も求められる。
清華大は前回大会で白鷗大を2度下し、準優勝に輝いた強豪校。全体的な身長が高く、早大と真逆のチームと言えそうだ。地元中国での試合となり、清華大への大歓声が予想される。早大にとっては日本国内で味わえない雰囲気での試合となりそうだ。
8月下旬まで行われていた前回大会と異なり、今大会は日程が2週間ほど早まった。昨年は白鷗大がAUBLの疲労によりリーグ戦で苦しんだが、今年は同様の懸念が薄れそうだ。アジア地域のバスケットボール発展に向け、進化を続けているAUBL。各大学の熱い戦いに注目だ。
(記事 石澤直幸、写真提供:AUBL)