新人戦 6月28日 東伏見アメリカンフットボール場
| TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
| 早大 BIGBEARS |
0 | 0 | 0 | 12 | 12 |
| 日体大 TRIUMPHANT LION |
12 | 8 | 0 | 6 | 26 |
時折小雨がぱらつく中、早大BIGBEARS は、新人戦2戦目となる日体大との一戦を迎えた。試合開始から日体大のオフェンスを止められず、前半だけで20点差を付けられる。ただ第4Qに入り、QB坂口凜(商1=東京・早大学院)のタッチダウン(TD)ランが飛び出す。また、試合終了間際には、WR佐藤樹(国教1=東京・成城)へのTDパスが通るなど、追い上げを見せたが、12ー26で敗北した。

パスを追うWR上野山水碧(先理1=大阪・清風南海)
前半は日体大の攻撃で試合開始。最初のドライブで日体大のパスが通ると、そのままレシーバーに走り切られ、いきなりTDを決められる。反撃したい早大だったが、自陣でファンブルを喫し、日体大にリカバーされると、今度はランでTDを許してしまう。第2クオーター(Q)に入っても、日体大オフェンスの勢いを止められず、またしてもTDを奪われる。早大オフェンスは、フリーフリッカーというスペシャルプレーで流れを変えようと試みるも、パスは失敗に終わる。ただ、ここでディフェンスが流れを手繰り寄せる。DB大塚周二郎(文1=東京・早実)が日体大のパスをインターセプトし、敵陣で攻撃権を得る。しかし、QB坂口がエンドゾーン手前のWR/DB大久保陽心(社1=東京・早大学院)を狙うも、タイミングが合わずにインターセプトとなり、このチャンスは活かせず。それでも、ディフェンス側が奮闘し、今度はDB佐々木杏地(人1=東京・北里大順天)がインターセプトを奪い返す。すると前半残り6秒、QB坂口がエンドゾーン目がけてパスを投げるも、これもインターセプトとなり、0ー20で前半を終えた。

ターゲットを探すQB坂口
後半は早大の攻撃で試合再開。激しい雨が降り始める中、早大はRB吉川颯真(政経1=東京・早実)のランでファーストダウンを獲得するも、攻撃は続かず、攻撃権を明け渡す。対する日体大も、雨の影響もあってかパスが決まらず、両者攻め手を欠く展開が続く。ただ第4Qに入ると、ついに試合が動く。プレイアクションからQB坂口が自らスクランブルで発進すると、タックルを交わし60ヤード以上のTDランを決め、早大としてこの試合初得点を挙げる。しかし、次のドライブで、日体大がすぐさまTDを返し、再び20点差に広げられてしまう。その後は、WR/DB大久保によるインターセプトが飛び出すも、得点には繋げられず、第4Q残り2分まで試合が進む。QB坂口のスクランブルなどでゲインを重ねると、QB坂口の投じたパスが、一度は相手DBにカットされたものの、WR佐藤樹が執念のキャッチ。そのままサイドライン際を駆け上がり、試合終了間際にTDを獲得した。しかし、試合はそのまま終了し、12ー26で敗北した。

TDを決めて喜ぶWR佐藤
今季の新人戦2試合を連敗で終えた早大。2戦ともに試合の流れを相手にコントロールされる展開が続き、全体的に課題が残った。ただ、大学からアメフトを始めた選手も多く、試合中での成長が多く見られるなど、ポジティブな要素も多く生まれた。秋のリーグ戦や目標としている日本一へ向けて、更なる飛躍を期待したい。
(記事:吉川柊真 写真:皆川紘人、岸本咲彩)
得点経過
| TEAM | Q | PLAY(PAT) | スコア | |
| 日体大 | 1 | TD | #16から#2へのTDパス(#16のパスは失敗) | 0-6 |
| 日体大 | 1 | TD | #81のTDラン(#37のランは失敗) | 0-12 |
| 日体大 | 2 | TD | #16から#7へのTDパス(#16から#7へのパスは成功) | 0-20 |
| 早大 | 4 | TD | #19坂口のTDラン(#22吉川のランは失敗) | 6- 20 |
| 日体大 | 4 | TD | #16から#2へのTDパス(#81のランは失敗) | 6-26 |
| 早大 | 4 | TD | #19坂口から#1佐藤樹へのTDパス(#22吉川のランは失敗) | 12- 26 |
コメント
QB坂口凜(商1=東京・早大学院)
ーー今日の試合を振り返って
大学からアメフトを始めて、今回の試合が2試合目だったので難しいと感じた場面もあったのですが、全体としては楽しみながら試合が出来ました。練習と違った状況でも臨機応変に対応して、スクランブルしてからTDが出来たのは良かったです。
ーー 2週間前の大美林大学との対戦を受けて、新たに意識してたことは
桜美林大戦ではパスが一本しか通らなかったので、今回はパスを5本通すことを目標としていました。結果としては、前回同様パスが1本しか通らなかったんですけど、パスを投げる方向は一番良い選択ができたと思っているので、2週間での成長は感じました。
ーーご自身のTDランのプレーを振り返って
前半あまり良いプレーが出来なかったので、絶対にやってやるぞという気持ちで走りました。
ーーTDパスのプレーを振り返って
レシーバーが信頼してる佐藤樹くんだったので、そこを目掛けて思いっきり投げました。
ーー今年 1年間の意気込みをお願いします。
アメフト未経験ですが、このBIGBEARSで日本一に貢献できる選手になれるように、まずはこの一年頑張っていきます。
WR佐藤樹(国教1=東京・成城)
ーー今日の試合を振り返って
初出場というのもあり、最初はめちゃくちゃ緊張しましたが、仲間や観客の声援のおかげで頑張れました。
ーーオフェンスでのご自身のTDプレーを振り返って
あのプレーはかなり運が良くて、インターセプトされそうになったのですが、相手が運良くこぼしてくれたので、それを持ってひたすら走ることを考えていました。
ーーディフェンスでは良いパスカバーもありましたが振り返って
最初は相手の経験者が結構速くて、慣れないプレーだったのですが、監督や先輩方が具体的な指示を出してくれて、それに沿ってプレーしてうまくいった感じです。
ーーこの試合に向けて、前戦から新たに意識していたことは
前の試合は僕は出ていませんでした。でもチームでは前回出た課題をしっかり潰していくことと、前回の大敗の悔しさをバネに、今回みんなで一致団結して頑張ってきました。
ーー今年1年間の意気込みをお願いします
アメフト未経験というのもあって、他の人よりも出遅れているというのもあると思うので、そこは未経験ながらも自分の身体能力を生かして、スタメンで出れるように頑張っていきたいです。