6月10日~12日 関東学生選手権 埼玉・所沢市民体育館
※掲載が遅くなり申し訳ございません。
関東学生選手権(関東学生)1、2日目を終え、最終日の3日目には7回戦以降のシングルスが行われた。この日は7回戦以降のシングルスが行われ、熾烈なトーナメントを勝ち抜いた32名が激突。早大男子からは徳田幹太主将(スポ4=山口・野田学園)と濵田尚人副将(社3=高知小津)がベスト32に残り、決戦の舞台へと臨んだ。 互いに7回戦を勝ち進むも、ベスト16決定戦で濵田副将がフルゲームの末敗戦。徳田主将も準々決勝まで勝ち進み、驚異の粘りも見せたが2-4で敗れる。目標であった優勝には届かず、悔しさの残る大会となった。
スーパーシードとなった濵田副将は、2日目の5回戦から参戦し3日目まで勝ち進んできた。ベスト16決定戦から始まった3日目、ここで勝てば2年連続のランク入りとなる濵田副将。試合は一進一退の攻防が続く。相手の猛攻に対しても台から下げられてから得意の粘りを見せ、強烈なドライブを打たれては正確なブロックで鉄壁の守りを見せる。そして好機を見逃さず、フォアハンドで相手の逆を突き、ノータッチで鮮やかに打ち抜く場面もあった。 フルゲームとなったが、最後まで集中力を保ち続け、7回戦を勝利で飾った。

7回戦の濵田副将
ベスト8決定戦からは4ゲーム先取となったが、この試合も大接戦に。4ゲームが終了した時点でゲームカウント1-3と相手の気迫のこもったプレーに押され、リードされる展開になった。しかし、ここから驚異の追い上げを見せる。サービスエースや相手の意表を突いたコースへのツッツキといった細かい技術で第5ゲームでは8連続得点。また前陣でブロックしつつ、タイミングを狙って攻め立てていき、試合を3-3に持っていく。お互い一歩も譲らない中、最後は相手の速攻に苦しみ、惜しくも敗れる。多くのゲームで序盤はリードされていたが、後半追い上げる強さを見せる粘りを見せたが、一歩及ばず昨年に引き続きベスト16で敗戦した。

8強決定戦でガッツポーズを見せた濵田副将
最後の関東学生となり、優勝を目指していた徳田主将はスーパーシードから順調に勝ち進み、迎えた7回戦で最初のピンチは訪れた。第1ゲームを先取される苦しい立ち上がり。後陣からのラリー戦に持ち込まれると、どこからでもボールをねじ込んでくる相手の粘りに苦しむ。相手に気持ちよく打たせないためにも、よりシビアなコース取りが求められる展開となった。その後は互いに一歩も引かずゲームを取り合い、勝負は最終の第5ゲームへともつれ込む。緊迫した展開のなか、チャンスに攻め急ぐ場面も見られたが、最後は圧巻の技が光った。強打を放つと見せかけ、絶妙なツッツキで手前に落とす技ありのプレーを披露。見事この大激戦を制し、苦しみながらも次戦へ駒を進めた。

フルゲームとなった7回戦を勝ち切った徳田主将
昨年負けてしまったベスト8決定戦では素早い攻撃を見せる相手に先手を取って攻めこみ、4-2で貫禄の勝利を見せる。4年間で初めて勝ち進んだ準々決勝では世界ランク67位の「格上の選手」との戦い。序盤から相手の強烈なバックドライブやチキータに苦しむ。3ゲームを先取され、あとがなくなった第4ゲームで試合の流れが変わった。「1球1球自分のできることをやるだけだと思って」と気持ちを立て直したことがうまく働き、相手のミスを引き出す場面が増える。ツッツキで揺さぶってから、ドライブで一気に攻めたて相手のペースを乱すラリーなどで2ゲーム奪い返す「粘り」を見せた。しかし、最後は「実力で負けてしまった」と振り返ったように、猛攻も一歩及ばずゲームカウント2-4で敗戦。最後の関東学生はベスト8という結果で幕を閉じた。

ゲーム間の徳田主将。ベンチには同期の本田主務が入った。
男女合わせて3人が3日目まで勝ち残った早大卓球部。特に徳田主将は昨年はダブルスで優勝し、最後となった今年は単複での優勝を目標にしていただけに、この結果は悔しさの残る結果に。だからこそ、この悔しさを2週間後のインカレ(全日本大学総合選手権・団体の部)にぶつけ、悲願の日本一へ。準優勝に泣いた昨年、あと少しで届かなかった頂点の座を今年こそ奪い取りにいく。
(記事、写真 牧咲良)
徳田幹太主将(スポ4=山口・野田学園)
--本日の3試合を振り返って
昨日かなり良い状態で試合を終えることができました。今日も朝起きた時から状態がすごく良かったです。1試合目から相手は中央大学の選手で向かってくる相手だったんですけど、自分のプレーをやることを心がけて1試合1試合やって、1試合目も2試合目も何とか勝つことができました。3試合目は格上の選手でした。最後粘りに粘って2セット取ることができましたが、実力で負けてしまったかなという感じでした。
--準々決勝では、3ゲーム取られたところから2ゲームを取り返したが、良かった点は
(ゲームカウント)0-3の2-7とかだったんで負けてしまったかなと思ったんですけど、本当に1球1球自分のできることをやるだけだと思ってやったら、相手がポロポロとミスをしてくれたので、そこで粘る、ただ粘るっていうのが良かったのかなと思います。
--2年連続のランク入りですが
ランクは最低目標ではあったので、入れて良かったんですけど、やっぱりダブルスシングルス全日学でも優勝しているので、この関東も優勝しないといけないなっていう気持ちはありました。ですが、そこはまだまだだったので、最低限は良かったですけど、実力は足りないなっていう部分もありました。
--最後に7月のインカレに向けて
インカレは去年準優勝という形で、そこから今年は濵田さん(濵田一輝、令8スポ卒=現協和キリン)が抜けてしまったんですけど、自分がチームを引っ張る気持ちで絶対に2点を取って、チームを日本一にできるように1カ月間また、チームで仕上げて頑張りたいと思います。
▼試合結果
徳田主将
5回戦 ○3-0高山(日体大)
6回戦 ○3-0中谷(専大)
7回戦 ○3-2菅沼(中大)
8回戦 ○4-2植木(大正大)
準々決勝 ●2-4吉山僚(日大)
濵田副将
5回戦 ○3-1阿部 (専大)
6回戦 ○3-0渡辺(法大)
7回戦 ○3-2谷本(中大)
8回戦 ●3-4加藤(日大)