関東大学女子リーグ戦 前期第7節
2026年5月17日(日)15:00 Kickoff
@スポーツ日大アスレティックパーク稲城
試合結果
| チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 早大 | 0 | 0 | 0 |
| 日大 | 0 | 1 | 1 |
得点者
後半
20分 柴田瞳(相手)
関東大学女子リーグ戦(関カレ)前期第7節、5位に位置するア式蹴球部女子(ア女)はアウェーに乗り込み、2位・日大と対戦した。2位から5位までが勝ち点「11」で並ぶという上位層が混戦の中、是が非でも勝利が求められる直接対決。良い立ち上がりを見せたア女だったが、後半に守備でのミスから先制点を献上。結果的にこれが決勝点となり、0-1の黒星を喫した。

厳しい日差しがピッチを照らす中で始まった前半、最初の決定機をつくったのはア女だった。5分、中盤まで持ち上がったDF杉山遥菜副将(スポ4=東京・十文字)はいくつかの選択肢から、前線にいたFW三宅万尋(スポ3=東京・十文字)へのパスを選択。相手DFと入れ替わりながら前を向き、威力のあるシュートを放つも、相手守護神に阻まれた。続く12分、スローインのボールが三宅に渡ると、マークにきた相手選手2人を同時にいなして、ボックス内へクロスを上げる。このボールにファーサイドのMF小島世里(スポ2=東京・十文字)がダイレクトで合わせたものの、うまくミートせずに枠の上へと外れた。序盤こそ良い攻撃の形をつくることができていたが、日大の豊富な運動量と中盤でのボール奪取によって試合は互角の展開に。それでも両チームとも決定打を許さず、スコアレスのまま、前半を折り返すこととなった。

後半、良い試合運びを見せたのはア女だった。49分、敵陣でのスローインからボールを収めたMF米村歩夏(スポ3=宮城・聖和学園)はゴール方向へとボールを運び、対角線上に右足を振りぬく。しかし、少しアウトスピンのかかったボールは惜しくも枠からそれる。立て続けにチャンスを創出するアウェーチーム。53分、サイドから中へ切り裂くドリブルで小島が駆け上がって、シュートを打つ。相手GKにはじかれたが、CKを獲得。これにチーム内で最も背の高い吉田がヘディングで合わせたが、これも枠を捉えることができなかった。その後も三宅やDF新井みゆき(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)のシュートで再三相手のゴール前まで迫るア女。最終ラインから攻撃を組み立て、スムーズにビルドアップするが、肝心の得点が奪えない。そんな中、ついに均衡を破られる。65分、日大の前線からのプレッシャーを受け、ボールを奪われて得点を許す。失点した後も前を向いてプレーする選手たち。再び試合を優位に進めるが、さらなるピンチがア女に訪れる。78分、相手FWがゴール正面でシュートを放つも、GK福田真央(スポ1=JFAアカデミー福島)が片手一本ではじき出すスーパーセーブを披露。チームを救ったルーキー守護神の好守に応えたい攻撃陣だったが、最後まで相手ゴールを割ることはできずにタイムアップ。数多くの好機を逃し、ロースコアの接戦で上位チームの直接対決を落とした。

試合終了の瞬間まで、勝利を諦めることなくピッチを駆け回ったア女の選手たち。しかし、その成果は実らずに完封負けを喫した。敵陣で何度も攻撃を繰り広げたからこそ、やはり課題として挙がるのは「決定力」。決め切る力を発揮することができれば、おのずと得点は積み重なるだろう。次節の東洋大戦を含め、前期の山場となるこの2試合。ゴールを奪い、勝ち点を取る。関カレの上位に食らいつくために、全力をぶつけるプレーから目が離せない。
(記事 堤健翔 写真 髙橋彗人)
※掲載が遅れてしまい、申し訳ありません
早大出場メンバー
GK21福田真央(スポ1=JFAアカデミー福島)
DF2新井みゆき(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
DF3杉山遥菜副将(スポ4=東京・十文字)
DF4佐溝愛唯(社3=大阪・大商学園)
DF5吉田玲音(社3=新潟・帝京長岡)
→80分、DF30尾辻夏奈(スポ1=静岡・藤枝順心)
MF7米村歩夏(スポ3=宮城・聖和学園)
MF19福島茉莉花(スポ2=東京・十文字)
MF22小島世里(スポ2=東京・十文字)
→88分、MF28牧野生成(社1=大阪・大商学園)
FW9千葉梨々花主将(C)(スポ4=東京・十文字)
→72分、MF27片岡さら(商1=山梨・日本航空)
FW10﨑岡由真副将(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
FW11三宅万尋(スポ3=東京・十文字)
試合後インタビュー
FW三宅万尋(スポ3=東京・十文字)
ーー試合を振り返っていかがですか
今日は日大という勢いに乗っているチーム(が対戦相手)でした。自分たちは1週間何としてでも勝つために練習をやってきて、自信を持って挑んでいきましたし、何度か攻撃でも良いチャンスをつくれました。ですが、やはり得点力が課題にずっと出ていた中で、まだこの試合でもその修正が足りなかった試合だったなと思います。
ーー後半に攻撃がよりスムーズになっていたように見えました。HT中にどのような指示や声かけがありましたか
日大が前から(プレスを)かけてきた分、(スペースの)空いているところをHTにみんなでしっかり共通認識として挙げることができたので、そこを使うことを後半は意識して臨みました。
ーー今シーズンでは特にウィングとセンターフォワードのポジションの行き来が目立ちます。ポジションが変わることに対してどのように感じていますか
自分の中でどちらのポジションが良いとかは特にないです。ただ、自分がトップになった時はとにかくスプリントだったりをかけて、得点を求められている時FWになっていると思うので、そこはしっかり(役割を)果たしたいなと思っています。
ーー次節の東洋大戦に向けての意気込みをお願いします
上位チームに食い込んでいくためには、来週の東洋大戦が鍵になってくると思います。この悪い流れを必ず断ち切って、自分も含め今前線の選手は得点を求められていると思うので、そこでしっかり得点してチームを勝利に導けるようにしていきたいと思います。