第77回東日本学生相撲新人選手権大会 5月10日 靖国神社
暖かな陽光が降り注ぐ靖国神社で東日本学生相撲新人選手権大会が開催された。新体制での初戦となる東日本学生相撲選手権大会の前哨戦となる今大会。早稲田相撲部からは新入生の成松孝信(スポ1=東京・武蔵)が出場した。結果は一回戦敗退と悔しいものになったが、本人は次戦を見据え気合十分である。

新入部員の成松孝信
早稲田からも過去に複数の優勝者を輩出している今大会。期待を一身に背負い土俵に上がったのは、今シーズン唯一の選手として入部した成松。2月まで受験勉強に励んでいた彼にとって、今大会は久しぶりの実戦となった。「回しを取り前に出る相撲を取りたい」。自らの形である四つ相撲に持ち込みたかったと振り返る。土俵周りでは精悍(せいかん)な顔つきで自らの出場を待った。

集中力を高める成松
相手は強豪・日大。当初の狙い通り、成松は前回しを取りに行く。回しに指がかかり、そのまま攻め込みたかったが、相手に胸を合わされると押し返されてしまう。上体を起こされ土俵際まで押し込まれた成松。俵に足の指をかけ、必死にこらえるも、最後は相手選手の力が勝り、そのまま寄り切られる。「力及ばず」。成松は率直に取組を振り返った。

土俵際の粘りを見せた
強豪相手に奮闘を見せた成松。今大会では課題も見えた一方、土俵際で見せた粘りと冷静な自己分析は今後の活躍を我々に期待させる。「大学に入って、これからもっと強くなる」。そうインタビューで力強く答えた成松の顔には、次戦への強い意気込みがにじんでいた。
インタビュー
◇成松孝信(スポ1=東京・武蔵)

ーーー今日の取組を振り返ってください。
力及ばず。相手に力負けした感が強いです。これから大学で(相手に負けない力を)鍛え直していきたいと思います。
ーーーどのような気持ちで今大会臨みましたか。
直前までの受験勉強が終わり久しぶりの大会でしたが、一番一番しっかり取っていこうと思って臨みました。
ーー具体的にどのようなところを意識して取組に臨みましたか。
立ち合いでしっかり踏み込んで前回しを取ることを目標に臨みました。回しを取るところまでいけましたが、押し切ることができませんでした。
ーー次の東日本大会に向けて。
部員が少ないので団体戦のメンバーとして出場することになると思います。チームに貢献できるよう、また自らも一勝できるように頑張っていきたいと思います。
記事・写真 鳥越隼人