【競走】工藤が日本記録に迫る13分31秒で優勝を飾る!

陸上競技

Tokyo : Speed : Race 5月4日 東京・明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前・総合球技場

 昨年に続き早大から多くの選手が参加した「Tokyo : Speed : Race」。19時にスタートした「Elite Men 5km」に、工藤慎作(スポ4=千葉・八千代松陰)、瀬間元輔(スポ3=群馬・東農大二)、多田真(人2=京都・洛北)、堀野正太(スポ2=兵庫・須磨学園)、若狭奏汰(文1=滋賀・草津東)の5人が出場した。

 レースは、スタート直後から外国人選手がハイペースでレースを引っ張る展開に。早大勢も、序盤は先頭集団でレースを進めるかたちとなった。レース中盤、工藤が集団の前方に、堀野、多田は後方に位置。瀬間と若狭は先頭集団から少し離れたところでレースを進めた。4km付近で外国人選手がレースを抜けると、勝負は工藤と藤本珠輝(ロジスティード) の一騎打ちに。両者一歩も譲らぬデッドヒートは、最後の直線までもつれ込み、工藤が競り勝ち1着でフィニッシュ。13分31秒というタイムは、太田智樹(令2スポ卒=現トヨタ自動車)の持つ日本記録にあと1秒及ばなかったものの、持ち前のロードの強さを体現する走りとなった。また、早大勢2番目でゴールした堀野も13分台のタイムを記録。先週の日本体育大学長距離競技会に続き、順調な仕上がりを見せた。

 実業団選手も出場する中で、堂々の1着を果たした工藤。その走りは、好調を維持する長距離ブロックにさらなる弾みをつけたことであろう。駅伝シーズンまで残り半年。さらなる高みを目指す彼らの挑戦から、目が離せない。

(記事 石本遥希、写真 石本遥希、川田真央、鈴木京介、田邉桃子、鶴本翔大、永尾早渡)

結果

▽Elite Men 5km

工藤慎作(スポ4=千葉・八千代松陰) 13分31秒(1着)自己新

堀野正太(スポ2=兵庫・須磨学園) 13分59秒(10着)

多田真(人2=京都・洛北) 14分03秒(13着)自己新

瀬間元輔(スポ3=群馬・東農大二) 14分23秒(16着)

若狭奏汰(文1=滋賀・草津東) 14分26秒(17着)自己新

コメント

工藤慎作(スポ4=千葉・八千代松陰)

ーートップでゴールされましたが、今のお気持ちはいかがですか

 アシックスの(シューズを履く)力のある選手たちに勝ち切ることができたのは、一つの大きな経験になったと思います。

ーー Tokyo : Speed : Raceへの参加を決めた理由を教えてください

 スピード系の刺激を入れたかったので、エントリーを決めました。一般的に今の時期はトラックがメインですが、あえてトラックではなくロードでスピードを出すことを目的として参加しました。 

ーー記録は 13分31秒でしたが、目標タイムの設定はありましたか

 太田智樹(令2スポ卒=現トヨタ自動車)さんが持つ5kmの日本記録に迫ることができればと考えていました。目標通りの結果となったので良かったです。

ーー5kmのロードレースは走る機会も少ないと思いますが、走ってみていかがでしたか

 スパイクよりも厚底シューズの方が自分の体の使い方に合っていて、スピードを出しやすいと感じました。

ーー東京マラソンでは30キロを過ぎて、足を痙攣(けいれん)されていましたが、体の強化に向けて取り組んでいることはありますか 

 東京マラソンに関しては、マラソンの練習量が足りていなかったことに尽きると感じています。それによって、アクシデントが起きてしまったので、いつでもマラソンを走れるような練習をしながら、スピード練習も行おうと思います。21歳だからこそできる全体的な強化をやっていきたいです。

ーー新年度になり、強い1年生も入ったと思いますが、今のチームの雰囲気はいかがですか

 1年生からも刺激を受けています。ですが、1年生が三大駅伝を必ずしも走るとは限らないと思います。だからこそ、練習を積んだ2年生以上が10kmやハーフマラソンで力を発揮することが理想です。実際、そのようなチームになりつつありますし、そういったチームにならなければ駅伝でも勝てないと思います。ですから、4年生としてそのようなチームをつくりあげていきたいです。