【男子バレー】東京学芸大にストレート勝利し、昨年の雪辱を果たした!

男子バレーボール

4月18日 春季関東大学リーグ戦 千葉・順天堂大学さくらキャンパス

 春季関東大学リーグ戦(春季リーグ)第3節は、東京学芸大と対戦した。鬼門とされる1周目を無事乗りきり、確実に勝ち星を挙げたい今試合。1セット目終盤、相手ブロックに阻まれ厳しい状況に追い込まれるが、その後は安定したプレーで試合を進め、セットカウント3-0(25-22、25-19、25-22)で東京学芸大にストレート勝利した。

 1セット目、一進一退の展開からスタートした。MB麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)、MB菅原啓副将(教4=山形南)のクイックを中心に得点を重ねる。セット中盤には、相手のミスを起点に3連続得点で16-13とリードを獲得し、弾みをつける。その後もサイドアウトを取り合うが、21-18の場面で相手ブロックがうまくハマり、3連続失点を食らう。しかし、OP中上烈(スポ2=京都・洛南)が強烈なライトスパイクを決めて悪い流れを断ち切り、そのままセットを先取した。

 続く2セット目、またもや相手ブロックに阻まれ、相手の得点から始まる。しかし、OH徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)の速さのあるレフトスパイクで相手を寄せつけない。中盤には、徳留の丁寧なサーブレシーブからOH小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)がパイプで相手コートに鋭く打ち込む、整った連携プレーで確実に点数を獲得した。一方、相手もボールを落とすまいと着実につなげてくる姿勢で応戦し、長いラリーを落とす場面もあったが、15-14の場面で3連続ブレイクを果たし、一歩前に出る。終盤にかけて小野のサービスエース、途中出場のローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)のクイックが決まり、流れが早大に渡った。最後は相手のミスでセットを連取する。

 このまま取り切りたい3セット目。麻野を中心とした強力なブロックで、相手にチャンスを渡さない。ローゼンの速攻を皮切りに、麻野のブロック、小野の鋭いスパイクでブレイクを重ね、5-3と好スタートを切る。序盤から雰囲気良く試合を進め、中上のブロックシャットでさらに勢いづく。相手の堅い守備で得点を落とす場面もあったが、全く動じることなく自分たちのペースで試合を動かし、後半へ突入。長いラリーの中、相手の混乱を突く小野のスパイクなど、安定したプレーを見せる。最後は相手のパイプ攻撃を小野、麻野、セッター瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)の3枚ブロックで抑え、今セットも危なげなく獲得し、見事3つ目の勝ち星を獲得した。

 昨年の東日本大学選手権(東日本インカレ)では敗北を喫した相手だったが、相手の堅固な守備にも惑わされることなく、安定したプレーを見せた。着実に成長している彼らだが、次戦は日体大との対戦。エネルギッシュなチームがゆえ、流れを譲らないことが勝敗の鍵となる。どのようなチームであれ、一つ一つのプレー力を出し切り、前進してほしい。

 (記事 井口瞳、写真 井口そら)

セットカウント
早大

25-22
25-19
25-22

東京学芸大
スタメン
アウトサイドヒッター 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
アウトサイドヒッター 徳留巧大(スポ3=長野・松本国際)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ4=京都・東山)
ミドルブロッカー 菅原啓(教4=山形南)
オポジット 中上烈(スポ2=京都・洛南)
セッター 瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
リベロ 布台聖(スポ4=東京・駿台学園)
途中出場

大谷陸(スポ4=埼玉・川越東)
伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)
ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)
本多心(教2=東京・早実)

麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)

ーー試合を振り返って

先週は大分自分たちのペースでうまく展開をつかめたと思うのですが、学芸は僕たちが東日本インカレで負けたりして結構苦手なチームだったので、シーソーゲームになる形でしたけど、最後抜けて3-0で勝つことができて良かったなと思います。

ーーお互いにブロックが頻発する試合でしたが、ブロックに関してはどういったことを意識していましたか

相手のデータでは裏のパイプや、パスがしっかり返ったらクイックというデータが出ていたので、自分は特に真ん中の攻撃に対して止めるという意識で今日は取り組んでいました。

ーークイックのコンビの完成度はいかがですか

リーグ戦が始まる前の合宿では結構合っていたのですが、リーグが始まったらやっぱり試合というのもあって緊張とかもあると思うので、まだまだ僕は試合の中では合っていないかなと感じるので、そこの精度というのを試合を通じて上げていきたいなと思います。

ーー試合に臨むにあたって副将として意識していることはありますか

主将の聖はリベロで後ろから支えるというか盛り上げる立場で、自分は結構戦術的なところで、ミドルブロッカーなのでブロックの方を中心に、気づいた点であったり、後衛で気づいたことを前衛に回って共有するっていう戦術的なところを結構意識しています。

ーー次の試合への意気込み

明日の日体さんは去年の秋リーグ(秋季関東大学リーグ戦)で負けていて、ディフェンスがいいチームで、僕たちが苦手としているチームだと思うので、もう一回気を引き締めて頑張りたいなと思います。

ーー日本代表への選出が発表されましたが、意気込みをお伺いしてもいいですか

今年はネーションズリーグもありますし、アジア選手権やアジア大会とか、AでもBでも主要な大会が開催されると思うので、そこでしっかり自分のプレーを出してアピールできるよう頑張りたいなと思います。

 小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)

ーー試合を振り返って

東京学芸大は東日本インカレでは負けていて、かなりサーブがいいチームで、今週はサーブレシーブを中心に練習していました。練習したことをしっかり出せば勝てると思っていたので、あまりいいキャッチは返せなかったのですが、結果的に最後はキャッチミスなく勝てたのでよかったです。

ーーブロックの調子が良いように感じましたが、ご自身ではいかがですか

相手のデータを見てデータに対してしっかり対応できたのでよかったです。

ーー長いラリーを打ち切る場面もありましたが、どのような意識で臨まれていましたか

長いラリーは疲れるので、疲れている時は無茶に打ったり、下に打ってしまうことが今までは多かったです。疲れている場面でも、長いコースに打ったり取られないようなコースに打ったりといったことを意識していました。

ーー次戦への意気込み

明日は秋リーグで負けた日体大で、向かってくると思うので、自分たちも負けずに向かっていって、しっかり跳ね返せるように頑張りたいです。

ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)

ーー試合を振り返って

ずっと怪我していて途中で出ることが多くて、前は何もできなくてちょっとへこんでいたのですが、途中でスタメンで起用されて、自分的にもクイックだったりうまくできたので、よかったのかなと思います。

ーーワンポイントブロッカーやスタメンのミドルとしても出場していましたが、出場する際にどういったことを意識してましたか

相手が結構色々なところにトスを配球してくるセッターだったので、まずは相手を見てブロックを跳ぶということを意識していて、クイックに関しては相手がコミットしてくるので、その横を抜いたりすることを意識していました。

ーーオポジットとミドルの両方のポジションで出場する機会がありますが、大変さはありますか

オポジットだと自分でトスを見てから入るということが多いのですが、ミドルはボールが来ると同時に入らなければいけないので、その切り替えがたまにうまくできない時があるので、そこの切り替えですね。助走の仕方だったりを意識してますね。

ーー次の試合の意気込みをお願いします。
スタメンで出られるか分からないですが、試合に出られた時にチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。