【弓道】女子新人戦3位入賞 2名が新人賞受賞を果たす

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第72期女子新人戦3位決定戦 3月22日 東京・工学院大学弓道場

 3月22日、第72期女子新人戦(女子新人戦)の3位決定戦が工学院大学弓道場にて行われた。女子新人戦は4人順立で1人20射、計80射の総的中数で勝敗を決める。前日の準決勝で日大に敗れた早大は、同じく桜美林大に敗れた一橋大と3位を争った。1立目でリードを奪うと、3立目、4立目で一橋大を大きく突き放す。5立目でも差を広げ、最終的に55中―36中で勝利。見事3位入賞を飾った。さらに、個人の部では、村松真衣(文構3=東京・頌栄女子学院)、安田梨乃(商2=新潟明訓)の2人が新人賞を受賞した。

 先攻となった早大は1立目、大前の安田が皆中、弐的の村松が3中を記録し計9中。後攻の一橋大が計5中にとどまったため、4本のリードを奪う好スタートとなった。続く2立目でも安田が皆中、村松が3中を出して計11中。しかし、一橋大も食らいつき、差を1本縮められてしまう。

 差を広げたい3立目。またしても安田が皆中、村松もこの日初の皆中を決める。さらに、落の重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)が3中を記録して的中を重ね、この日最も的中数の多い計13中をマーク。この立で一気に7本の差をつけ、大きくリードを大きく広げる。4立目でも、安田、村松の2人が皆中、重田副将が3中を決めるなど安定した射を見せ、計12中。さらに6本突き放し、勝利を大きく引き寄せた。

3立目、4立目で皆中し、新人賞を獲得した村松

 5立目では、村松が3中、重田副将が皆中を出して計10中。最終的に55中―36中で試合を終え、19中の差をつけて勝利し、3位入賞を果たした。個人では、4立連続で皆中し、20射18中を記録した安田が早大弓道女子部初となる今大会で3度目の新人賞を受賞。20射17中を記録した村松も新人賞を獲得した。一度の試合で新人賞受賞者が2人輩出されるのもまた、早大弓道女子部初の快挙となった。

4立連続で皆中し、新人賞を受賞した安田

 チームの目標として掲げていた、早大の実力を見せて圧勝すること、今大会での最高的中数を超えることを達成し、一橋大に勝利を収めた早大。個人でも新人賞を獲得するなど、実りの多い一戦となった。喜びと悔しさの両方を味わった新人戦での経験を糧に、今後のさらなる飛躍に期待がかかる。

(記事・写真 上杉美結)

結果

大前 安田 20射18中

弐的 村松 20射17中

落前 古田和子(人4=東京・豊島岡女子学園)16射6中

   芝田麗加(教3=神奈川・湘南白百合学園)4射1中

落  重田 20射13中

 

コメント

村松真衣選手(文構3=東京・頌栄女子学院)

ーー本日の射を振り返っていかがですか

 大前に安田がいてくれたから、自分の決めたことができたなというのと、最初と2立目で留矢を抜いてしまったのは、まだまだ甘い部分があったかなと思います。

ーー準決勝では思うように的中が伸びない場面も見られましたが、そこからどのように切り替えてこの試合に臨みましたか

 昨日(準決勝)は自分の中でやりたいことが定まっていなくて、迷いがあったのですが、今日に向けて一度道場に戻る時間があったので、戻ってからしっかり調整して、自分がやらなければならないことを見つけて今日につなげました。

ーーチーム全体としては、どのような目標を掲げて第3位決定戦に臨みましたか

 チームとしては、まず一橋大学さんにきちんと早稲田の力を見せて圧勝することと、今までの試合の最高的中がチームとして54中だったので、それを超えることの2つを目標にしていました。

ーー新人戦を通してどのような収穫がありましたか

 昨シーズンからずっと伸び合いがなくて、自分の中で決まった射形がなかったのですが、新人戦を5試合やっていく間でしっかり自分がどうすれば的中につなげられるのかという自分なりの射を見つけられたのかなと思います。

ーー今年度の目標をお願いします

 まず新人戦で手に入れた自分なりの射をこのまま継続させていくことと、リーグ戦に向けて、自分も早稲田大学の一員として活躍できるような選手になることです。

安田梨乃選手(商2=新潟明訓)

ーー本日の射を振り返っていかがですか

 16本目までは、自分の弱点だった弓手を押し切るということを意識できたかなと思いました。最終立で、初矢を抜いてしまったあとにもう一度集中を入れなおすことができなくて留矢を抜いてしまったのが、個人的に反省する点だったので、今後緊張する場面においても当たるような射を身につけていきたいなと思います。

ーー新人賞の受賞は第3位決定戦で3度目となりましたが、ご自身でどのように感じていますか

 初心者で去年始めたときから、ずっと目標にしていたことが新人賞だったので、初めて取れたときはうれしかったですし、最初はまぐれ当たりで取れていた矢だったので、きちんと自分で納得するような射で新人賞を3回取れたのがとてもうれしかったです。

ーー新人戦を通してどのような収穫がありましたか

 今までは試合に出たこともなくて、射込みでの練習でしか自分の射形を見ることができなかったので、緊張した場面でどうやって引くことができるのか、それに向かって射込みでどのように練習をすればいいのかというのを考えることができました。

ーー今年度の目標をお願いします  

 全関や選抜などの試合で補欠入りすることと、リーグ戦で引きたいなと思います。