慶応義塾大学定期戦 5月6日 早大弓道場
5月6日、令和8年度慶応義塾大学定期戦が、早大弓道場にて行われた。慶応義塾大学定期戦は、1人20射、計80射の総的中数で勝敗を決める。早大は、序盤から慶大に差をつけると、後半も的中数を維持し、60中―43中で見事慶大に勝利を収めた。そして、重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)が20射20中を記録し、皆中賞を獲得した。
先攻となったのは慶大。1立目で計8中にとどまり、早くも差をつけるチャンスが回ってくる。後攻の早大は、落の重田副将、弐的の山本菜々子(スポ1=東京・桜修館中等教育)が皆中、大前の橋本萌花(文構3=東京・早稲田実業)、落前の今村愛梨(創理3=早稲田佐賀)が3中を決め、1立目からこの日最も的中数の多い計14中を記録し、主導権を握ってのスタートとなった。

2立目では、慶大が計10中を記録。早大は、落の重田副将が再び皆中を決めたものの、全体としては的中が伸び悩み、計9中にとどまった。3立目では、慶大が計7中と的中を落とす。一方の早大は、落の重田がまたしても皆中を記録。弐的の山本、落前の今村が3中を出して計12中をマークし、2立目でやや停滞した流れを断ち切り、再び主導権を握っていく。
さらに突き放したい4立目。慶大はこの日最も的中数の多い計11中を記録。対する早大は、落の重田副将が皆中、大前の橋本、弐的の山本が3中を決めて計12中を出し、着実に的中差を積んでいく。5立目では、慶大が計7中で終えると、早大は落の重田副将が5立連続で皆中、大前の橋本も皆中し、計13中。最終的に60中―43中となり、17中の差をつけて伝統の早慶戦での3年連続となる勝利を収めた。そして、落の重田副将は、全ての立で皆中し、皆中賞を獲得。チームをけん引する副将として圧巻の射を披露した。

早大の勝利で幕を閉じた早慶戦。慶大を相手に圧倒的な強さを見せるとともに、重田副将の安定感ある射を中心に、チームで着実に的中を重ねた一戦となった。次に控える全関東学生弓道選手権大会(全関東)でも、その矢で勝利を射抜く。
(記事・写真 上杉美結)
結果
大前 橋本 20射14中
弐的 山本 20射15中
落前 今村 16射9中 小井戸槙(基理3=東京・吉祥女子)4射2中
落 重田副将 20射20中
コメント
重田和泉副将(人4=早稲田渋谷シンガポール)
ーー早慶戦3連勝達成の今の心境を教えてください
歴史ある早慶戦で弓道部として勝利できたということをうれしく思います。今まで勝利が続いていたので、それを続けられることも、同時にうれしく感じています。
ーー皆中賞でした。ご自身の射を振り返っていかがですか
昨日の記録会で60射引いたあとということで、体は限界であったのですが、その中でも自分のやることをしっかりと決めて、伸び合うという目標をもってできたのはとてもよかったかなと思います。
ーーチーム全体を振り返っていかがですか
チーム全体を振り返ると、正直私以外の選手は、今調子のいい子ばかりではなく、調子が悪いながらも出て頑張っていた子がとても多かった中で、60中という記録をしっかりできたのはとてもよかったと思っています。
ーー早慶戦に向けてどのような目標を掲げて臨みましたか
やはり打倒慶応というところと、実力差的にも、圧倒して勝つということを目標として掲げていたので、実際今回それが達成できてよかったなと感じています。
ーー夏に向けて大きな大会が控えていますが、チーム、個人それぞれでの意気込みをお願いします
夏に向けてチームとしては、全関東では予選を突破し、優勝を目指して頑張りたいと思います。個人としても、今月半ばに個人予選、全関東がありますので、そちらでも優勝に向けて頑張りたいと考えています。