2026年3月8日(日)15:15 Kickoff
@早稲田大学東伏見サッカー場
試合結果
| チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 1 | 1 | 2 |
| 関西学院大学 | 0 | 0 | 0 |
得点者
前半
43分 柏木 陽良
後半
48分 青柳 龍次郎
第102回早関定期戦が8日、ホーム東伏見で開催された。昨シーズンは関西学生リーグ優勝、全日本大学選手権大会(インカレ)第3位という成績を残した強豪・関学大との試合に臨んだア式蹴球部(ア式)。前半から関学大に主導権を握られ攻め込まれるも41分、PKを獲得。MF柏木陽良(スポ3=鹿島アントラーズユース)が決め先制。1点リードで前半を折り返す。すると後半開始早々、ア式はMF神田拓人(スポ2=福島・尚志)が中に折り返したボールをMF青柳龍次郎(スポ3=群馬・前橋育英)が押し込み追加点を獲得し2点目。その後は関学大に攻められるもGK海本慶太朗副将(スポ3=大宮アルディージャU18)の好セーブで失点を免れ、2―0で4年ぶりの勝利を果たした。
試合開始から関学大にボールを握られシュートを撃たれるも、これを海本がセーブ。その後は攻められながらもゴールは割らせない。なかなかア式ボールにならない展開だったが、37分にMF鈴木大翔主将(スポ3=ガンバ大阪ユース)がゴール前に居たFW伊藤猛志(スポ3=ジュビロ磐田U18)にパスを送る。これを伊藤猛がシュートを放つも枠を相手キーパーにはじかれる。このこぼれ球に反応したMF今西正之輔(社3=神奈川・日大藤沢)がシュートを放つもゴール上に。貴重なチャンスをモノにしたかったア式だが、ゴールに繋げることが出来ない。しかし40分、ついに柏木がドリブルでディフェンスを突破し、ペナルティーエリア内に侵入するとペナルティエリア内で倒されPKを獲得。キッカーは倒された柏木。これを落ち着いてゴール左下に決め、先制点を挙げる。このままホイッスルが鳴り前半が終了。苦しい時間帯が続くも、待望の1点をもぎ取ったア式は追加点を狙う。

迎えた後半、徐々にア式が押し込む展開に。後半開始早々、MF浦川舜(政経3=埼玉・早大本庄)がゴール前へボールを送り、FW伊藤猛志(スポ3=ジュビロ磐田U18)が頭で合わせゴールを狙うもキーパーに弾かれる。このプレーから獲得したコーナーキック。伊藤稜が蹴ったボールは一度相手GKに弾かれるも、こぼれ球を拾った神田が中央へ、最後は青柳が押し込んで追加点を奪った。強豪から2点のリードを作り、さらに勢い付いたア式は54分、前に抜けた柏木が、走り出していた浦川にパスを出しシュートを打つもこれは枠外となり得点とはならず。60分にはMF鈴木大翔主将(スポ3=ガンバ大阪ユース)が中盤でボールを奪い、前を走る伊藤猛にパスを送る。フリーになった伊藤猛はシュートを放つも得点には繋がらない。追加点からの勢いで何度も決定機を作るも、ものにすることが出来ない。それでも神田、鈴木のディフェンスや海本のセーブで無失点。2-0で勝利した。

貴重な強豪との試合に勝利したア式。監督が試合後語った通り、新4年生の出場が目立った。新たにア式を率いていくことになる最高学年。彼らの背中を見ることで後輩たちは育っていく。このチームでしっかりとした爪痕を残し、自分の定位置を掴み取るのは誰なのか。目が離せない競争が続く。
(記事 林朋亜、写真 安田直樹、堤健翔、綿貫竜之介)
早稲田大学 メンバー
スタメン
| ポジション | 選手名 | 背番号 |
|---|---|---|
| GK | 海本慶太朗(スポ3=大宮アルディージャU18) | 21 |
| DF | 伊藤稜介(スポ2=ジュビロ磐田U18) | 3 |
| DF | 尾崎凱琉(スポ2=大阪桐蔭) | 4 |
| DF | 金指功汰(商3=東京・早実) | 5 |
| DF | 谷岡拓(社3=静岡学園) | 12 |
| MF | 神田拓人(スポ2=福島・尚志) | 6 |
| MF | 柏木陽良(スポ3=鹿島アントラーズユース) | 8 |
| MF | 鈴木大翔(スポ3=ガンバ大阪ユース) | 10 |
| MF | 浦川舜(政経3=埼玉・早大本庄) | 23 |
| MF | 今西正之輔(社3=神奈川・日大藤沢) | 25 |
| FW | 伊藤猛志(スポ3=ジュビロ磐田U18) | 9 |
サブ
| ポジション | 選手名 | 背番号 |
|---|---|---|
| GK | 雨野颯真(スポ2=群馬・前橋育英) | 1 |
| DF | 泉新之助(人2=静岡・藤枝東) | 14 |
| DF | 秋山虎之亮(法2=湘南ベルマーレU18) | 17 |
| DF | 池田遼(スポ1=新潟・帝京長岡) | 22 |
| DF | 武沢健伸(スポ3=鹿島アントラーズユース) | 29 |
| MF | 野田隼太郎(商2=静岡・藤枝東) | 2 |
| MF | 西凜誓(社3=名古屋グランパスU18) | 7 |
| MF | 高橋作和(法3=東京・国学院久我山) | 15 |
| MF | 青柳龍次郎(スポ3=群馬・前橋育英) | 19 |
| MF | 瀧澤一心(スポ2=柏レイソルU18) | 26 |
| FW | 山田皓生(社3=群馬・前橋育英) | 18 |
交代出場
| 時間 | In | Out |
|---|---|---|
| HT | 青柳龍次郎 | 今西正之輔 |
| 73分 | 野田隼太郎 | 浦川舜 |
| 73分 | 山田皓生 | 柏木陽良 |
| 81分 | 高橋作和 | 谷岡拓 |
| 90分 | 秋山虎之亮 | 神田拓人 |
| 90分 | 瀧澤一心 | 伊藤猛志 |

インタビュー
兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)
ーー今日の試合振り返ってみてください
ここ最近練習試合などでずっと負けっぱなしだったので、そういう部分でまず勝つっていうところ。それから今シーズン、プレシーズンから積み上げてきてる部分では、守備に結構重きを置いてきたんで、中京遠征でもそこの部分でも無失点にこだわり続けましょうっていうところで、その中での守備のところは一定の評価はできるかなっていうところです。プラス攻撃も少しはトレーニングしてる中での関係性とかは少しずつ良くなってきてるかなっていう感じですが、もっと落ち着いて動かせるところはあったと思いますし、シュートも決めるべきところはたくさんあったと思います。そういうちょっとしたところを決めきれるチームになるかどうかっていうところでは、残りの時間でしっかりと積み上げたいなと思います。
ーー1部を戦う上で、基本となるのは守備的な戦い方なんでしょうか
守備的にっていうよりは、守備が安定しないと結局攻撃にも移行できないし、結局1試合勝つだけだったら攻撃だけやればいいかなとは思います。だけどやっぱ勝ち続けるチームを作るんだったら、守備力って絶対に必要だと思うので、しっかりとした守備っていうところは絶対かなっていうのは思ってます。
ーーオフシーズンの選手の個人のレベルアップという面についてはどう見えていますか
新4年生の自覚が特に出てきたなと思います。今日新4年生が結構多めに試合出たと思いますが、自分でポジションを掴んできてるっていうとこだったり、4年生としての覚悟だったり、責任感っていうのがプレーにも本当に反映されてるなっていうのはあります。これがいい競争に少しずつなってくるのかなっていうのは思いますね。
ーー現状、チームの調子としては上向きになってきだと感じているということですかね
そうですね。ただ僕が就任2年目の時、プレシーズンほぼ負けなしだったけど、リーグのところでの出遅れがあったので、そういう部分ではたかががプレシーズンで勝って満足してるようじゃ困るかなと。当然いい部分は評価してあげないといけませんが、シーズンに入ってからの方が大事なんで、そこの緩みに繋がらないように厳しくしていきたいなとは思います。
ーー1週間後に高麗大学との試合があると思います。そこに向けてどういったところを重点的に取り組んでいきますか
今日も守備のところでやられてもおかしくないようなシーンがあったりだとか、クロス対応のところとかはちょっとまだ危ういなというところは多々ありました。そういうところは修正しつつ、あとは攻撃のところで再現性のある攻撃をさらにできるようにトレーニングからやりたいなと思います。
MF鈴木大翔主将(スポ3=ガンバ大阪ユース)
一一今日の試合を振り返って
前半の苦しい時間を失点0で抑え、前半の終わりに得点できたことはとても良かったと思います。後半早々に追加点を決められましたが、その後に2点3点と仕留めるチャンスがあったので、そこは仕留められるようにしていかないといけないと思います。
一一今試合に向けて調節してきたこと
昨日までの名古屋遠征でのテーマが失点0で抑えることだったので、そこを継続しつつ、数得点取るということを意識していました。
一一デンソーカップではセンターバックを経験し、守備に関して変化が見られました。そこについてはどのように感じていますか
色々なポジションを経験して、見え方や景色が違ったので、そこは新たな勉強になりつつ、色々なポジションを経験することで前にアタックする重要性を感じたのでそこを意識してやっています。
一一シーズンに向けて
優勝に向けて残り1ヶ月が大切な期間になると思うので、1日1日を無駄にせずに頑張っていきたいと思います。

浦川舜(政経3=埼玉・早大本庄)
ーー本日の自身のパフォーマンス振り返っていかがですか
自分はタイプ的に求められてることが単純で、ボールを持ったらどんどん仕掛けろ、ということを求められていて、それを頭の中でしっかり整理できていたので、自分の仕事をはっきりやって特徴は活かせたのかなと思います。一方で守備のところでは課題が残る内容にはなったので、そこはちゃんと高め、改善しつつ、もっと今後自分の良さを出せるシーンを意図的に作っていきたいと思います。
ーー今日の試合に向けてどのような準備をしましたか
元々、自分はBとかCにいた選手で、今日がデビュー戦だったんですけど、自分のストロングであるとにかくドリブルを仕掛けるという点を重点的に伸ばしてきて、見ててワクワクする選手になる事を目指して、ずっと自主練とか努力をしてきました。昨日スタメンになるかもって中でデビュー戦で緊張はしたんですけど、自分の中でしっかりやる事を整理して、試合に向けて臨んできたって感じです。
ーーシーズンに向けて良いアピールできたと思いますか
そうですね。全然まだまだ足りない、もっとできるという感じではあったんですけど、最低限求められてることはできたのかなと思います。ただ、今は得点やアシストという結果がついてきてないので、もっともっと良さを出せるよう努力をして、結果を残せる選手になっていきたいです。
ーー調子の良さが伺えました。調子の良さの要因は何だと思いますか
最近調子いい感じなんですけど、チームのためにっていうのを4年生になってから考えて行動するようになっていて、これまでは個人にフォーカスしていた所を主語をチームにフォーカスした中で、チームのためにということを考えていたら自然に調子も良くなってきたので、そこが一個調子上がった要因なのかなって思います。
