王座アベック11連覇の快挙達成!

庭球男子

 前人未到の快挙達成だ。大学日本一の座を懸けた全日本大学対抗王座決定試合もいよいよ最終日。決勝戦ではいずれも関東第二代表を倒し、男女アベック11連覇を果たした。

 前日の準決勝では関大に対抗戦のリベンジを果たした男子部。決勝では関東大学リーグ(リーグ)でも苦戦を強いられていた明大との対戦となった。ダブルスを2-1で折り返し、シングルス2の島袋将(スポ1=三重・四日市工)がリーグに引き続きチームの勝利を決定づける。チーム一丸となって12連覇の栄光をつかみ取った。

優勝を決め、ガッツポーズで喜びを表した島袋

 一方、リーグから好調を維持してきた女子部。今大会も初戦を5-0、準決勝を4-1と相手を圧倒してきた。決勝の舞台で対するはリーグ2位の筑波大。接戦となったダブルス1を勝ち切り、2-0でシングルスへ。今大会MVPに輝いたシングルス2の細沼千紗(スポ3=東京・富士見丘)が激闘の末白星を挙げ、女子部の11連覇を引き寄せた。

チームの優勝を決定づけ、涙を流す細沼

 数々の試練や苦しみを乗り越えて、手にした王座。連覇はもとより、何よりもこのチームの集大成を優勝という最高のかたちで締めくくれたことは大きな意味を持つに違いない。王者の系譜は次世代へと受け継がれていく。

(記事 佐藤亜利紗、写真 中丸卓己)

※決勝戦の詳細記事はこちらから

男子:チーム全員で成し遂げた!12年連続日本一/全日本大学対抗王座決定試合(10/18)

女子:チーム全員でつかんだ!喜びの王座11連覇/全日本大学対抗王座決定試合(10/18)

結果

男女アベック11連覇を達成した早大庭球部

▽男子

2回戦
○早大9-0松山大
準決勝
○早大6-3関大
決勝
○早大7-2明大

※最終成績=優勝(12年連続24回目)

▽女子

2回戦
○早大5-0北大
準決勝
○早大4-1関学大
決勝
○早大4-1筑波大

※最終成績=優勝(11年連続12回目)

※MVP=細沼千紗

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