【競走】花田駅伝監督、髙尾駅伝主務コメント/全日本大学駅伝

駅伝

花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)

ーー全日本(全日本大学駅伝対校選手権)優勝を掲げ、有言実行しましたがいかがですか

 やはり良い状態で現地に11人全員で入れたことが一番の勝因だと思います。

ーー1年生3人を1区から3区に並べていくという起用になりましたが、狙って配置したのでしょうか

 1区から3区に(1年生を)並べる意識は多少ありました。ただ、それよりも本当に新妻(遼己、スポ1=兵庫・西脇工)の調子が良かったので、3区で使いたいというところと、あとは鈴木琉胤(スポ2=千葉・八千代松陰)を5区にもっていきたいと思っていたので、自然とこのようなオーダーになりました。

ーー区間新で2位との差を1分広げた新妻選手の走りや、鈴木琉選手の走りはどのように評価していますか

 私が想像している以上に彼らは強いです。元々1万メートルのレースには出場していませんが、練習を見ている限りでは、27分30秒くらいで走れる力を持っているので、それをしっかりと証明してくれたと思います。

ーー「何が起こるかわからない」とレース中にお話しされていましたが、ある程度想定内のレース運びでしたでしょうか

 5時間6分前後を目標にしていましたので想定以上です。ですが、結果的に国学院大も良いタイムで走っていて、国学院大を上回った走りができたため、今回勝つことができたと思います。

ーータイムが想定を上回った要因はどのように考えられていますか

 設定(タイム)自体も5時間6分の大会新記録ペースでは組んでいましたが、それぞれに余裕を持たせていました。特に、つなぎ区間の小平(敦之駅伝主将、政経4=東京・早実)、堀野(正太、スポ2=兵庫・須磨学園)の設定タイムを低めに設定していたので、おそらく彼らからしたらもっと走れますよと思っていたと思います。

ーー出雲(出雲全日本大学選抜駅伝)、全日本で二冠を達成しましたが、箱根(東京箱根間往復大学駅伝)での三冠目についてはいかがですか

 やはり出雲、全日本、箱根と全く異なるので、これから(選手たちに)1週間程休んでもらい、そこからの3、4週間で箱根に向けた練習をいかにできるかだと思います。片手で数えられる以上の主力選手がそのような練習をしっかりとこなすことができれば、組みたいメンバーで(区間配置を)組むことができます。箱根も大会記録を出さないと勝てないと思っています。

ーー出雲を優勝し、追われる立場で全日本を優勝されましたが、この経験が箱根に生きてくると考えますか

 やはり勝ったという経験が大事だと思いますし、勝ち方を選手たちも覚えてきたので、すごく良い収穫だと思います。

ーー駅伝監督として二冠を取ったという喜びはありますか

 ホッとしてる部分はあります。箱根はなかなか簡単にいかないと思いますが、現状2つ勝てたので良いのかなと思っています。

ーー箱根に向けて、全日本のメンバーに加え、あと2人の選手に関してはどのように考えてますか

 今日も11人そろって現地に来ていますし、まだまだ他の選手たちもメンバーに入ろうと頑張っています。箱根に向けても10区間の10人だけではなく、12人から14人くらいがいつでも走れるような状況をつくることができれば、面白いと思います。

ーー1年生の20キロ以上の距離適性はいかがですか

 これからです。ですが、練習を見る限りではかなりいけそうだと感じているので、これからの3、4週間で昨年の鈴木琉たちが行った、箱根に向けた練習がきっちりとできれば、おそらく走れると思います。

髙尾啓太朗駅伝主務(商4=千葉・佐倉)

ーー圧勝での二冠となりましたが、いかがですか

 1年生3人が1区、2区、3区と強すぎて、花田さんがつくったレースプランを壊してくれました(笑)。ここまでのレースになると、区間新を出していかないと優勝できないレベルであり、国学院大も相当タイムが速いと思いますが、(早大も)全て設定を上回るような走りでした。個人的には小平と堀野が4区、6区のつなぎ区間をしっかりと走ったことが、箱根に向けて一番良かったと思います。

ーー理想的なオーダーが組めましたか

 基本的にはそうですが、小平が直前になって(調子が)上がってきました。元々出るか出ないかという感じでしたが、しっかり駅伝主将が(出走を)つかみ取って結果を残したことは、個人的にもここまで一緒に頑張ってきたので嬉しい気持ちしかないです。

ーー駅伝主務としてレース見ていて、安心感はありましたか

 やはり後半に強い選手が残っていましたし、堀野も練習を積んでいて自信があったので、1年生3人で(トップに)出たところでかなり安心してレースを見ることができました。

ーー最後に三冠に向けての意気込みをお願いします

 箱根は山上りも山下りもあって、一筋縄ではいかないレースになると思いますが、この勢いのままに三冠を絶対取りたいと思います。