第3回は新2年生の2人が登場する。白石はルーキーながらシングルス2として団体戦で活躍、全日本大学対抗王座決定試合(王座)優勝を自身のプレーで決定させた。個人戦では関東学生選手権(夏関)優勝だけにとどまらず、一般大会にも活躍の場を広げている。丹下は満足できる結果を残すことができないルーキーイヤーとなったが、2月に行われた関東学生新進選手権(新進)で優勝するなど徐々に実力の片りんを見せ始めている。さらなる飛躍が期待される二人にお話を伺った。
※この取材は3月13日に行われたものです。
「楽しいお仲間が増えた感じ」(白石)
ルーキーイヤーを振り返る白石(右)と丹下
――今のチームの雰囲気は
丹下 新一年生が練習に加わり人数が増えたのでにぎやかですね。
白石 練習していて楽しいですね!多分他大に比べても。集中力がなくてワイワイしているのではなくて、いい練習ができつつ、ポイント練習で盛り上がれています。今年だけではなく前の年もそうだったのですが、やっていて楽しいです。
――後輩が入って変わったことは
丹下 新2年になって後輩ができたので、今までは自分たちが先輩の背中を見て引っ張ってもらっていたのですが、今度は後輩に決まりとかを指導するのもそうですが、プレーの面で引っ張っていけるようにしなければなと思いました。
白石 僕に対してはそこまで先輩だと皆が思ってないと思うので、仲間たちが増えた、仲良い子たちが増えた(笑)。(後輩も)自分に対してはそこまで上下関係がないと思うので、皆が仲良いので楽しいお仲間が増えた感じです。楽しいです!
――去年の戦いを振り返えると
丹下 自分は目立った成績がないのですが、新進(関東学生新進選手権)で優勝することができ、今年に入ってから少しずつ勝てるようになってきました。
白石 学生大会で言ったら夏関(関東学生選手権)は優勝、リーグ(関東大学リーグ)と王座(全日本大学対抗王座決定試合)はシングルス2で出場させていただいた。一回負けてしまったのですが、最後王座の優勝を経験させてもらい、団体戦でも頑張ることができました。一般大会でも頑張ってやっていて、今ランキング34位くらいにまで。
丹下 そんなに高いの?
白石 うん。コロナの影響であるか分からないのですが、今年このままいけば全日本選手権の本直に入れるランキングが見えてきたので、去年の一年間はすごい良かったと思います。今年のスタートもすごい良くて、一般大会で優勝できるから。この時期本当は早稲田でフューチャーズをやっていたのですが…。調子がいい時に国際大会にチャレンジしたかったのですが…。今すごく暇です(笑)
――遠征されている選手も部にはおりますが
白石 帰ってきます。行って中止になりました。今考えればありえないのですが、僕たちも先月くらい中国に行こうとしてたので。
丹下 行く気だったじゃんお前。大丈夫っしょって(笑)
――春関(関東学生トーナメント)までは大会がなくなった感じですか
白石 春関すら分からない。自分たちは4月に一般大会を1つ申し込んでいるのですが、それすらまだ決まっていなく。それがなくなってしまうと、次が春関。この感じでいくと、いつあるのか分からないですね。
「王座決勝の試合前は人生で一番緊張した」(白石)
王座優勝を決定付けた白石
――話が戻りますが、ルーキイヤーで一番印象に残った試合は
白石 自分は王座決勝の羽澤(慎治、慶大3年)とやった試合が印象に残っています。多分人生で一番緊張しました。結局6ー3だったのですが結構負けそうで、自分が入った時にはチームも3ー3くらい。島袋(将、令2スポ卒=三重・四日市工)さんがファーストセットを3ー6ダウンとかで、自分も6ー1、4ー0から4ー4まで追い付かれ、めっちゃ緊張しました。後半の1ポイント1ポイントを今でも覚えてます。高校の団体戦よりも全然緊張しましたし、応援も多いし、背負ってる責任も大きく。あんまり試合中に緊張するタイプではないのですが、試合に入る前からやばかったです。入ったら(緊張は)そこまででしたが、試合前はすごかったです。それが一番、去年印象に残っています。
――その試合を振り返れますか
白石 向こうも緊張していたと思うのですよ。後半は隣の試合が終わりコートの横に応援が並んだので、応援を頼りにというか…。本当に気合いでした。戦術関係なく、コートに一球でも多く返すことだけを考えていました。そしたら勝っていました。本当に緊張しました。
丹下 自分の試合ではないのですが、王座の佐藤祥次(令2スポ卒=大分舞鶴)さんの試合が印象に残っています。祥次さんは1年目の自分のようなポジションを4年間やられてきた方で、ずっと試合に出たくて、最後の王座でやっと出してもらえた。相手と実力差があり、スコアも差があったのですが、自分の出せる力を全力で、手を抜かずに試合をやっていた部分がすごく印象に残っています。尊敬しています!!
白石 今日九州に旅立ちました。さっき寮を出ていきました。わざわざさっき練習してるところに、来てました。
丹下 ちょっと泣きそうになっていました。
白石 泣きそうになってたよね。結構、皆雑じゃなかった?
丹下 バイバーイとか、言って(笑)
――ルーキイヤーを終え、高校までとの違いはどこに一番感じましたか
白石 自分は高校に部活がなく、テニススクールに行ってました。テニススクールはテニスだけをするためのところなので、毎日練習して終わりでした。部活には部則があることが、テニススクールは一般常識程度だったので…。大変ではなかったのですが、テニススクールは個人だったので部で皆とやっている感じがありました。テニスは個人スポーツであるのですが、皆で練習を盛り上げたりと、やっていて楽しいです。後輩が入ったので、いい雰囲気を伝えていけたらなと思いました。
丹下 一番感じたのは練習量の多さです。高校の時は2、3時間しかやってきてなかった。平日の練習時間は変わらなかったですが、土日や休みの期間の練習量はだいぶ多いです。大学生になると皆が走れるのでそこが高校の時とは違いました。あとはそうですね、部則だったりと…。高校の時も部活に所属していたのですが、高校の顧問の先生からは高校の部活で頑張れば大学なんて余裕だろと言われていたのですが、全然そんなことなかったです。大学の方がきついし、1年生から4年生までの部員数だったり、規模が大学の方がすごいですね。OBやOGなどの縦のつながりが大きくて、組織の一員となる意味で大変な一年でした。
――丹下選手は早実出身ですが、高校時代から早大の練習に参加することはあったのですか
丹下 そうですね。早実の練習に(大学生が)参加してくださり、一緒に試合をしたり、アドバイスをもらったりとかはありました。僕の(高校生の)時はありました。今は大学生が行くよりも、高校生が参加する方が多いと思います。
「自分の実力が上がったのかな」(丹下)
新進で優勝した丹下
――去年はお二人フューチャーズなどの一般大会に出られていますが、印象に残っている大会は
白石 出過ぎと言われくらいに試合には出ました。今後プロになる上では、どちらかというと一般大会に出たほうがいいと思い。ランキングを上げてスポンサーに目を付けてもらうためには全日本選手権(三菱全日本選手権)に出ないといけないですし、フューチャーズの方が見に来たりするので出ました。全日本選手権は五輪用に作った新しい有明のコロシアムで試合だったので、また来年も出たいな。またここで試合をしたいなと思いました。全日本選手権は他の大会と違って、毎年思い出深いです。
――今年も学生大会に出ながら、一般大会に出場されるのですか
白石 僕は逆に、一般大会に出ながら学生大会に出る感じです。量的には(笑)。学生大会が間にくるので(笑)。海外の大会にも行きたいので、(日程の調整は)うまく頑張っていきます。
――丹下選手はどうですか
丹下 僕は白石に比べればそこまで大会には出てないのですが。一回東京都テニス協会からWC(ワイルドカード)をもらい、5月に昭島で行われたフューチャーズ(レクサス東京オープン)で一個勝ち、ATPポイントをもらえたのがすごく大きかったです。そのポイントがあったので、この時期に行われるはずだった日本のシリーズの予選に引っかかっていたのですが、そこでチャレンジしようと思ったところで、コロナの影響で大会がなくなったので残念です。
――お二人は先週千葉で行われた大会に出られましたが、振り返えると
白石 結果は単複優勝。ダブルスは丹下と組んで、優勝しました。決勝は競ったのですが、大会を通していい感じでプレーできました。今回は試合を終えた後に練習とトレーニングをやっていて、すごくモチベーション的にも調子的にもよかったです。今はいい感じに気持ちが付いていってます。
――ダブルスはどうでしたか
白石 ダブルスは組み慣れているので。高2、高3は丹下とダブルスを組んでいて、2年間ずっとジュニアの大会に出ていました。大会で組んだのは今回久しぶりで、1年ぶりで。最初は合わなかった部分はありましたが、だんだんと合ってきました。春関もこのペアでいくし、今後の団体戦も僕たちで頑張っていかないといけなくなると思うので、頑張っていきたいと思います。
――丹下選手はどうでしたか。シングルスも出られたのですか
丹下 シングルスは出る予定だったのですが、新進が長引いたので、その影響で出れなかったです。ダブルスは組み慣れている部分もあったので、全体的には相性が良かったです。競った試合は何個かありました。この二人で組むと遊んでしまう感じがありました(笑)
白石 競った試合ばっかでしたよ。
丹下 負けかけないと、集中しきれない感じでした。集中すれば多分いいパフォーマンスが出ると思うのですが、火が付くのが少し遅かったです。
白石 まあいっかと。いけるっしょと。結局いけたのですが(笑)
丹下 負ける気がしないとか言って、結局ズルズルいって、少しヤバい感じになってから頑張る感じでした。
白石 そうなると団体戦では危ないので、最初からエンジン全開でいかないと。周りに応援がいて、まあいけるっしょとはならないと思うので大丈夫だとは思います。二人だけだと、そうなりました。ベンチコーチや応援がいたら変わると思うのですが、それでやったことがないので。二人だけだと会話が軽いので、戦略もそこまでないし。
丹下 入れろよとか。
白石 ナイスだよとかしか言わないので、そこが今後の課題です。
――早慶戦(早慶対抗試合)でも、ダブルスのペアとして出番はあるかもしれませんが
白石 可能性は確かに全然ある。可能性はゼロではないので。早慶戦に関しては5セットマッチなので、その方が僕たちはいいかもしれません。出だしは毎回良くないので、今のルールだとファイナルは10ポイントなので。ファーストセットを落とすと、あと10点で負けてしまう。僕たちは毎回最初からダラダラといってしまうので、5セットマッチで考えるとファーストセットを落としてもあと2セットを取られないと負けないので、集中力が持つかどうかですね。
――団体戦でシングルスとダブルスの両方をこなしていく部分は、体力面的にはどのように感じますか
白石 キツいです。絶対にキツいです。両方をやるとなると。でもゾーンに入れば、意外と大丈夫ではないですかね。見てる側はキツいと感じるかもしれませんが、プレーが3セット目から一定になってくるので、3・4・5セットといける。皆やっているし、(自分は足が)つるタイプではないので集中力次第ですね。長かったら、長いと思う。
丹下 長いよー、4時間くらいあるもん。
――丹下選手は5セットマッチ初めてですか
丹下 僕は練習で一回やったことあるのですが、本番はないです。練習でやった感じだと、ギアを上げていくところ、取りにいく勝負どころが3セットマッチとは違うので、そこは少し難しかったです。
――白石選手は5セットマッチはどうですか
白石 去年早慶戦でシングルス2に出て今村(昌倫、慶大4年)さんに負けたのですが、ボコボコにされたのですが、意外と温存しなくてもいいかもしれないです。まだあるからという考えはいらないかなと思っています。全部を取りにいくと、3セットで終わる。3セットマッチでファイナル1回分なので、次は最初から温存せずに全力でやろうかなと思っています。
――春関での目標は
白石 もちろん優勝したい。今の感じだと今村さんと羽澤さん。第3・第4シードに筑波の田形(諒平、3年)ではあるのですが、(上位選手には一度は)勝ったことはある。それでも早大内に千頭(昇平、スポ4=愛知・誉)・田中(優之介副将、スポ4=埼玉・秀明英光)・藤井(颯大、スポ4=京都・同志社国際)・丹下・小久保(蓮、スポ2=愛知・名古屋)といるのですが、優勝を狙うべきだと思うので、単複で優勝できるように頑張りたいと思います。
丹下 僕も目標は高く、単複優勝です。次に早慶戦もありますし、リーグや王座に向けても、春関で戦績を残しておくと他大から警戒される感じを示せると思うので、チームのためにも自分のためにも、優勝を目指して頑張りたいと思います。
白石 優勝とか言ってるけど、インカレ(全日本学生選手権)本戦が決まれば落ち着くよね。
丹下 まあそうっす。シードになれば、だいぶ楽です。試合数がだいぶ違いますから。
白石 予選からだとキツいです。2日やり、1日空いて本戦。
丹下 試合数がシードと3試合違いますから。
――春関はトーナメントも大事になってきますね
丹下 新1年生の強い子が、どこに入るかにもよりますね。
――冬場はどのような練習を積んできましたか
白石 今は、長いです(笑)。体力を付ける時期であることは間違いないと思います。春になると試合・試合と忙しくなるので、基礎的な練習ができないのでトレーニングと練習。だから体力を付けるために練習が長いのだと思いますし、基礎的なことを頑張って。練習試合を多く取り入れているのですが、つまらないことでも頑張る時期だと思います。
――丹下選手は新進もありましたが、冬場はどのように過ごされたのですか
丹下 競った試合がなかった部分もあるのですが、新進は体力的にはそこまでキツくなかったです。
白石 ファイナルいってないんじゃない?
丹下 一個いった。
白石 あ、蓮か。あれか。
丹下 いい意味で捉えると、自分の実力が上がったのかな。冬の合宿を乗り越えて、体力的に余裕ができた。成果として出てきたので、それが分かったので今は練習が長くてキツいですが、これを乗り切れば試合も楽に勝てるかなと思うので、頑張って今食らいついています。
一年後に負けた回数が少ない方が絶対にいい(白石)
具体的な目標として勝率を挙げた白石
――今年の学生大会における、お二人の目標はありますか
白石 インカレ優勝を目指していきたいです。王座は、今年優勝すると初となる16連覇。15連覇まではあるらしく、16連覇に向けてリーグと王座を全勝。チームが勝てばいいですが、個人的にも全勝できるように。あとは自分が入る前に下が決めてくれるのが、一番楽です。
丹下 まあ余裕でしょ。
白石 本当にお願いしたい。僕が入る頃に決まってないと、ヤバいです。今年はシングルス1かシングルス2になるから。
丹下 捨て2でしょ。捨て1の可能性もある。
白石 ガチな捨てになる可能性も。
丹下 うちの、捨て駒なんで(笑)。上3つ落とす可能性もあるくない?
白石 ある。(自分としては)全勝、できるだけ全部の大会において負ける数を減らしていきたいです。
――続いて丹下選手の目標は
丹下 インカレは単複優勝!
白石 うぇ~い!!
丹下 ですけど本戦に上がったことがないので、まずは本戦を一つずつ勝てるように。最終的には優勝できるように頑張っていきたいです。団体戦ではレギュラーに定着し、16連覇の勝利に。チームが勝てばそれでいいですが、個人的には勝って王座の優勝の瞬間を自分で決められるように頑張っていきたいです。
――他大で意識している選手は
丹下 慶應の羽澤、今村、もう一人藤原(智也)という1年生が入るのですが、そこが強いですね。当たり方によっては、上3つ落とす可能性もあるから。最悪上3枚を落とすこともあるので、警戒しています。そのためにも頑張ってはいるのですが。
白石 藤原はあまりやったことがないのでよく分からないのですが、羽澤や今村は(毎回)上にいますよね。早稲田にしても意識しすぎてるのもあるとは思いますが。怖がりすぎ。めっちゃ強いですけど、僕たちで取らなくてもいいんじゃないかと。上が取られて勝ってもいいって(笑)。強いからしょうがないですよね。
丹下 上がやっぱり勝たないとね。
白石 まあそうですよ、勝つのはベストですよ。でも強いからなあ。強いから意識はしますが。
――白石選手は2月に今村選手と対戦し勝利しましたが
白石 今村さんとは今まで2勝2敗。大学に入ってからは2勝1敗なのですが、2勝2敗してる感じがしない。すごい負けているような。強いですし。羽澤は今まで3回やっているのですが、負けたことがないです。上で取るよりも下で取る方が現実的だと思いません?
――そうですね、相手も強いですからね。
丹下 責任転嫁してる。
白石 (上は)勝つか負けるか分からないじゃないですか。
丹下 下にも白藤(成、慶大2年)がいますからね。
白石 勝てたらいいなくらいで、上はいこうよ。そこは挑戦っていうかたちで。勝ちを前で決めて、上は挑戦しよう。
丹下 下位層が強ければ、まあチームは安定しますから。
白石 終わり方は悪いかもしれないですが、勝ちが決まるじゃないですか。最後シングルス2、シングルス1と入るので…。
丹下 チキったらやばいので彼。
白石 そこはプレッシャーをかけないで欲しい。まじでキツいよねえ。
――丹下選手は去年1試合団体戦に出場されましたが、プレッシャーの面についてはどう感じていますか
丹下 上位層は勝負が懸かると思うので、すごいプレッシャー。安心して任せられるような、シングルス下位の選手になりたいと思っています。裏エース的な感じで絶対に一本取ってこれる選手を目指します。
――今のチームで団体戦のダブルスのメンバーは固定されている感じですか
白石 春関に関しては、ここは多分決まりです。リーグを考えた時に資格もややこしくなるし、ダブルス1やダブルス2となってくると…。(今のままだと)一人溢れちゃう子がいるんですよ、千頭君って子が。一年間組んだのですが、彼はダブルスがうまいです、ただポテンシャルとね。
丹下 まあ一年生と組むことがあるかもね。
白石 まあポンポンといけているところに、一人溢れるんですよ。リーグを考えるとむずいですね。
丹下 まあ相手の相性とありますからね。監督・コーチ陣の采配です。誰でも組めるように準備をしておけと言われるので、長い練習時間はそのために準備期間だと思っているので、頑張っていきます!
白石 うまくまとめたねー、思ってないことを。
丹下 そこは大きく書いといてください!
――今年一年間の目標は
白石 さっきまでインカレ優勝や一般大会でなどと細かく言っていたのですが、一年後に負けた回数が少ない方が絶対にいいので、負けないことです。大きく書いといてください!負け数が少ないように頑張ります。どの大会においても優勝を目指します。負け数が今は1なので。でも出ている大会が多い方が(負ける確率が高く)キツいので、そこは勝率でいきます。
丹下 彼は名誉名声のためじゃなくて、数字のために頑張る。
白石 はい、負けないようにできる限り。
丹下 僕も今年はまだ負けなしできているので、このまま突き抜けたいと思います。
白石 どこまで突き抜ける。夏越える?
丹下 夏超えます、王座も超えます。
白石 夏超えたら、結構いってるよ。
丹下 成長の年、飛躍の年。爆発の年でもいいですよ。成長、飛躍、爆発の年にしてください!去年はいっぱい負けを経験したので、もう負けはいいかなと。
白石 去年は蕾でしょ。花咲かせるのでしょ。
丹下 今年は開花。
白石 いいじゃん、開花の年。
丹下 開花・成長・飛躍・爆発の年で!
――ありがとうございました!
(取材・編集 大島悠希、写真 布村果暖)
今年一年間の抱負を書いていただいた!
◆白石光(しらいし・ひかる)(※写真左)
2000(平12)年5月22日生まれのO型。千葉・秀明八千代高出身。スポーツ科学部2年。大学での主な実績は、関東学生テニストーナメントシングルスベスト32、ダブルスベスト4。全日本学生選手権シングルスベスト16、ダブルスベスト16。関東学生テニス選手権シングルス優勝、ダブルス初戦敗退。三菱全日本選手権シングルス初戦敗退。全日本学生室内選手権シングルスベスト8、ダブルス初戦敗退。
◆丹下将太(たんげ・しょうた)(※写真右)
2000(平12)年8月10日生まれのA型。東京・早実高出身。教育学部2年。大学での主な実績は、関東学生テニストーナメントシングルスベスト64、ダブルスベスト16。全日本学生選手権ダブルスベスト32。関東学生テニス選手権シングルス初戦敗退、ダブルスベスト8。全日本学生室内選手権ダブルスベスト4。関東学生新進選手権シングルス優勝。