大接戦の末5-4で勝利。夏に向けてさらなる成長を誓う/男子

庭球男子

 永遠のライバル。そう呼ぶにふさわしい、早大と慶大が火花を散らす決戦が、今年は慶大のホームで開催された。大正13年から続いており、今回で186回を数える伝統の一戦。両校のプライドを懸けた戦いは、手に汗握る大接戦の連続となった。早大は初日のダブルスで1-2とリードを奪われたが、シングルス下位陣で逆転。最後は髙村佑樹(スポ3=千葉・東京学館浦安)が勝利を決め、早慶戦40連覇を達成した!

貴重な勝ち星を持ち帰った坂井(右)・田中優組

 1日目のダブルスは厳しいスタートとなった。ダブルス3では古賀大貴(スポ3=大分舞鶴)・安上昂志(スポ3=福岡・柳川)組が早慶戦初出場。着実に力を付けてきている二人だが、この日は終始相手ペアにペースを握られる。焦りからミスも続き、悔しい敗戦。伝統の一戦は黒星からスタートした。次に勝負が決したのはダブルス2。島袋将(スポ3=三重・四日市工)・髙村組は福田真大・今村昌倫組との対戦。2セットダウンという苦しい状況の中、意地を見せ2セットを取り返し、勝負は最終セットへ。何度もジュースが続く一進一退の攻防が繰り広げられるが、相手のスーパープレーも飛び出し、痛い黒星を喫した。何としてでもダブルス全敗は防ぎたい早大。残る坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)・田中優之介(スポ2=埼玉・秀明英光)組も、手に汗握る大接戦を繰り広げる。どちらに転ぶか分からない試合展開の中、「気持ちを強く持って最後まで貫き通せた」と坂井。相手がやや引いたところを見逃さず攻め抜いた坂井・田中組が何とか制し、貴重な一勝を持ち帰った。

古田の勝利はチームに勢いをもたらした

 「シングルス4、5、6は絶対に取りたい」(坂井)。そのプラン通り、早大はシングルスで層の厚さを見せつけた。まずはシングルス6に起用された古田伊蕗副将(スポ4=静岡・浜松市立)が圧巻のストレート勝ちですぐさまスコアをイーブン戻す。坂井もそれに続き、慶大の逸﨑凱人(4年)を下してチームを勢いづけた。シングルス5の小林雅哉(スポ3=千葉・東京学館浦安)の試合は4時間半を超える大接戦に。途中相手にペースを握られる場面もあったが、最後は持ち前のフットワークを生かしたテニスで粘り勝ち。シングルス下位陣で3勝を挙げ、勝利まであと1勝とした。大事な1勝を挙げたのは髙村。途中雨での中断もあったが、集中力を切らすことなく攻め続け、前日のダブルスで敗れた相手にリベンジを果たす。チームの勝利を決めた髙村は勝利の瞬間、応援に向けて大きくガッツポーズを見せた。しかし、その後のシングルス1、2は共にエース格を投入したものの、どちらも敗戦。「勝ったは勝ったんですけど、勝った気がしない」(坂井)と後味の悪い早慶戦となった。

勝利の瞬間、ガッツポーズを見せる髙村

 「夏までにもう一回気を引き締めないと」(土橋登志久監督、平元教卒=福岡・柳川)。伝統の一戦を制したものの、スコアは5-4とまさに薄氷の勝利。どちらに転ぶか分からない試合も多く、ほんの紙一重の差で勝利をもぎ取ったといえるだろう。関東学生トーナメントでは奮わなかった慶大の選手たちも、この早慶戦では気迫を前面に出し実力以上の力を発揮していた。全日本大学対抗王座決定試合14連覇という大きな目標達成のためには、個々の一層のレベルアップ、そして全員がチームに勝利を持ち帰るという強い気持ちが必要不可欠だ。「インカレまでの準備期間が一番大事」(坂井)。9月から始まる関東大学リーグに向けて弾みをつけるためにも、まずはインカレで結果を残したいところ。それまでは個々の課題を克服し、さらなる実力向上につなげる強化期間だ。夏に向けた長い戦いは、もうすでに始まっている。

(記事 松澤勇人、吉田優、写真 森田和磨、斉藤俊幸)

★魂の大熱戦!エース対決の行方は

エース対決を部員たちも全員で見守った

 チームの顔であるシングルス1。エース対決は早大・島袋と慶大・羽澤慎治(1年)の対戦となった。すでに早大の勝利が決定していたが、お互いの意地と意地とがぶつかる大熱戦が繰り広げられる。序盤から両者の強烈なストロークの応酬に会場の視線は釘付けに。インドアコート1面で両校の応援も集中する、異様な雰囲気で試合は進んでいった。ファーストセット、セカンドセットはどちらも先にブレークを許し2セットダウンとなるが、サードセットからはサーブを中心に調子を上げる。強烈なサーブとストロークで徐々に優位に立ち、2連続でセットを奪い返し勝負はファイナルセットにもつれ込んだ。4時間を超える長時間ゲーム。それでも両者のプレーは衰えることなく、むしろ精度を増していた。勝負所でのサービスエース、ここぞという場面でのネットプレー、そして相手が前に出てきた時のパッシングショット。一級品のプレーの連続に、部員たちの応援にも思わず熱が入った。まさに極限の戦いとなったエース対決で、最後にこぶしを突き上げたのは羽澤。「あと1ポイントが近いようで遠かった」(島袋)。島袋も何度もブレークポイントをにぎったが、最後は羽澤の勝負強さが上回った。今年の早慶戦で2敗となった島袋。エースとしての役割を果たせず、悔しさをにじませた。

 羽澤は高校時代から世界の舞台で活躍してきたスーパールーキー。早慶戦でいきなりインカレチャンピオン島袋を破り、大学テニス界で一気に存在感をアピールしたと言えるだろう。早大のエースと慶大のエース。リーグ、王座をはじめ、今後も団体戦で島袋と羽澤が対戦する機会は多いだろう。「来年の5セットマッチで羽澤にリベンジできるように」(島袋)。1年後、今度はホームで行われる早慶戦で勝つことが真のリベンジとなる。雪辱を果たすべく、島袋はさらに腕を磨いていく。

(記事 松澤勇人、写真 吉田優)

結果

○早大5-4慶大



ダブルス1
〇坂井勇仁主将・田中優之介6-4、6-7(5)、4-6、7-6(3)、6-4逸崎凱人・羽澤慎治
ダブルス2
●島袋将・髙村佑樹3-6、3-6、7-5、6-2、4-6福田真大・今村昌倫
ダブルス3
●古賀大貴・安上昂志2-6、7-6(6)、3-6、4-6畠山成冴・山﨑瑛二

シングルス1
●島袋将3-6、3-6、6-4、6-4、4-6羽澤慎治
シングルス2
●田中優之介0-6、2-6、7-5、2-6今村昌倫
シングルス3
○髙村佑樹6-4、7-5、6-7(5)、6-0福田真大
シングルス4
〇坂井勇仁主将3-6、7-6(5)、6-4、6-4逸﨑凱人
シングルス5
○小林雅哉7-5、1-6、6-3、0-6、6-4中村進之介
シングルス6
○古田伊蕗副将6-2、6-3、6-2伊藤竹秋

※通算成績=103勝83敗、41連勝(新記録)


コメント

※1日目終了時

坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)

――きょうのオーダーはどのような意図で組まれましたか

春関の結果を最重視した上でワセダが戦えるダブルスのベストの布陣で臨んだのがこのオーダーという感じです。

――相手のオーダーは少し崩してきましたが

羽沢・逸崎は他の個人戦や団体戦では出ていない初めて出てきたペアで、今村・福田は予想していたんですが、こっちは予想してた6人の中でペアを組み替えられていたっていうのはあります。でもその中でも何にせよきょうは勝たなきゃいけなかったんですけど、最後1本取れたのはよかったんですがリードはされてるので、あした気を引き締めてもう一度やっていきたいと思います。

――ご自身の試合について振り返っていただきたいのですが、ファイナルまでもつれる接戦でした

羽沢くんはフューチャーズで優勝していて逸崎もおととしに学生大会で二冠していたりとか実力が本当に高いペアで、どっちに転ぶか分からないような試合内容でもあったんですけど、僕と優之介は本当にやることを決めて気持ちを強く持って最後まで貫き通せた結果がちょっとの差になったのかなと思います。

――第2、第3セットを取られた後の2セットを連取して巻き替えました。どのような気持ちで臨んでいましたか

特別何かを変えるっていうことではなかったんですけど、相手も強いのでガチンコ勝負で気持ちを切らさずやるしかないっていうふうに話し合って、本当に集中して、それだけですね。集中してやることをやってっていう繰り返しでした。

――勝負を分けたのはその集中力の部分でしょうか

あとは羽沢くんがちょっと終盤引き気味になっていたところを僕と田中のリターンが合っていけたのがよかったと思います。あとは逸崎くんも経験豊富な選手な中で審判のジャッジミスだったりかなりイライラはしてたみたいですけど、そこでこっちの方が冷静にいけたんじゃないかなと思います。

――ダブルスを1-2で終えました。大事な1本を取れたという意味ではいかがですか

1-2と0-3じゃ天と地ほどの差があるので、でもホッとはしてないです。まだ相手にリードされているので。でもここから巻き返すチャンスは来ると思うので、あした出だしからシングルスに集中して入れるように皆を引っ張っていけたらと思っています。

古賀大貴(スポ3=大分舞鶴)・安上昂志(スポ3=福岡・柳川)

――お二人とも初めての早慶戦でしたがどのような気持ちで臨みましたか

安上 今まで1、2年生でずっと出たいっていう気持ちを持っていて3年目で初めてチャンスが来たんで、チームのために何としてでも1勝を取ろう、自分たちがまず1本取ろうっていう気持ちを持って挑みました。

古賀 僕は程よい緊張感で元気よくいこうっていうふうに思っていました。勝ちたいっていう思いももちろんあったんですけど、とりあえず元気だけは出していこうっていうふうに思って入りました。

――相手ペアの予想はしていましたか

古賀 きょう出た6人の組み合わせは大体予想はしていたんですけど、畠山・山崎はあまり頭の中にはなかったですね。(試合前に)二人が練習していてそのペアで来るなと思って、(安上と)二人でどうしていこうみたいな話はして入りました。

――試合を振り返って第1セットは少し固い印象を受けました

安上 リターンだったりファーストサーブだったりっていうのが全部入らなくて逆に相手はそこをしっかり入れてきて、ゲームの入り方っていうのは相手の方がよかったのはすごい思いました。僕は結構緊張していて、まずボールをコートに入れることから始めればもうちょっと変わったかなっていうふうには思います。

古賀 僕はファーストセットはすごい相手が前にチャージをかけてきていたので、固いというより焦りですかね。セカンドセットからは僕の球がいいところに出だしてポイントを取れていたんですけど、ファーストセットで焦りからミスが出てたのでそこは固さにつながっちゃっていたかなと思います。

――セカンドセットは粘り合った中で取りました

安上 タイブレークに入った時は思い切りいこうと。(セットの)中盤で先にブレークされた時はちょっと引いちゃったんですけどそこを何とか強気でいってブレークバックできて、その気持ちを3、4セットでも持てたらよかったかな。けど2セット目は強い気持ちを持ってプレーできてたのかなとは思っています。

――3、4セットは悔いの残った部分などはありますか

安上 僕は試合全体を通してサーブリターンの精度がすごく低くてそこが一番悔やまれるところですね。もうちょっと精度のいいサーブリターンができればパートナーももっと楽にプレーできていたとは思うので、そこをもっとレベルアップさせなきゃいけないと思いました。

古賀 安上のサービスゲームが毎回ブレークされてて、そこを僕がもうちょっと前で動いて相手にプレッシャーをかけられてたらもうちょっと楽にいけたと思います。あとは終始相手のペースで試合が進んじゃったというか、なんか出来たことがあったかというと正直まだ整理ができていないんで何とも言えないんですけど、もうちょっと自分たちの流れにできたんじゃないかなっていうふうには思います。

――チームとしてダブルスは1-2です。あしたに向けてはいかがですか

古賀 坂井・田中が最後勝って0-2から1-2っていうのは、チームとしては悪い中でもいい流れには来ていると思うので、あしたは出るか分からないですけど、応援だとしてもシングルスでも結構練習してきて伝えられることはあると思うので、そういう部分でチームに貢献していけたらいいなと思います。

安上 坂井・田中が1本取ってくれたのを生かせるように、試合に出たら自分が1本取る、応援やベンチコーチだったら外から見て伝えられることを伝えてプレーしていなくても疲れるくらい集中して、あしたのシングルスに臨めればいいなと思います。

※2日目終了時

土橋登志久監督(平元教卒=福岡・柳川)

――男女共に勝利しましたが、今の率直なお気持ちはいかがですか

接戦だったと思いますし、課題はありましたけど、最低限の目標である勝利というところまでは行けたので、選手たちは頑張ってくれたなと思います。

――男女それぞれの戦いぶりを振り返ってください

団体戦、特に早慶戦は二日に分かれて行われるので、初日のダブルスがカギを重要です。そこで男子は2-1にできるような場面もあった中で1-2で折り返すことになって、それが苦戦した要因かなと思います。女子は2-0を狙いに行っての1-1で、それはそれで課題はあると思います。そこを自分たちの思い通りにやることが次のステップであり、シングルスをより優位に自分たちのコントロール下でできることにもつながりますから、そこを目指していきたいと思います。

――特に印象に残った試合を挙げるとしたらどの試合になりますか

女子は、1年生対決になったナンバー5ですね。そこを制するということはすごく大きくて、ナンバー5と言えども裏エースみたいなところもあって、それを取ることによって女子はリードして勢いに乗れたんじゃないかなと思います。男子は、古田ですね。昨年は王座に出れず悔しい思いをしていたのですが、今回は圧倒してくれて、早く追いついて2-2にできたことが見事だったと思います。時間をかけずに、チームを勢いづける勝ち方でしたね。

――学生大会はインカレまで間が空きますが、チームとしてどのように進んでいきたいですか

ここ最近は学生大会だけではなくて海外にも挑戦したり、今までのように学生大会だけに挑戦していくチームではなくなってきたのですが、もう一回そういう基本に立ち返る時期も大切かなと思います。基本亡くして成長ないと思うので、そこをもう一度見直していきます。慶應さんはトレーニングも体作りもしっかりやっているし、気持ちの強さ、技術共に素晴らしいなと実感したので、夏までにもう一回気を引き締めないといろんな意味でピンチが訪れるんじゃないかなと思いましたね。

坂井勇仁主将(スポ4=大阪・清風)

――5-4での勝利です。結果についてはいかがですか

勝ったことはよかったんですけど、落としたくないところを向こうに取られているので、勝ったは勝ったんですけど、勝った気がしないというのは実際あります。これから目指すべきものをまた確認してやり直さないといけないなと思います。

――シングルス6に古田伊蕗副将を起用しましたが、どのような意図だったのですか

前日ダブルスが1-2で折り返していて、シングルス4、5、6は絶対に取りたいと。取らなければいけないとなったので、古田は誰が来ても勝ってくれるだろうと信じて、このオーダーにしました。

――古田選手が短時間で勝ってチームに流れを引き寄せた印象です

それは一番大きかったと思います。最初にコートに入って幸先よく1勝を挙げてくれて、僕もそれについていくことができました。古田のおかげですね。

――ご自身の試合を振り返って

取らなきゃいけないという思いが強かったので、少し空回りしてしまったんですけど、結果的に小林、髙村にいいかたちでつなげることができたのはよかったと思います。

――髙村選手が勝利を決めました

髙村も苦しい試合だったとは思うんですけど、よく踏ん張ってくれたなと思ます。福田君は元々実力もある選手なんですけど、ホームの応援でいつも以上に力を発揮していて、でもそれを髙村が抑えてくれたのはよかったです。

――シングルス2の田中優選手の試合ではベンチに入っていましたが、ベンチから見ていていかがでしたか

今村は強い相手なんですけど、きょうは勝ってほしいところでしたね。本人が一番悔しいと思います。これで2勝2敗だと思うので。ファースト、セカンドを簡単に取られてしまった中で、サードセットでしっかり粘って取り切れたのは、髙村、島袋にもいい流れをもたらしてくれたとは思うんですけど、もう少し早く奮起できていたら結果も違ったかなと思いますね。

――最後のシングルス1は熱戦でしたが、振り返っていかがですか

島袋も羽澤君も学生トップを走っていく選手で、どっちが勝つか分からない展開に最後なったんですけど、そこで羽澤君の方が少し思い切りが勝ったかなともいますね。本当に紙一重というか、実力に差はほとんどないと思うので、次やるときはリベンジできるように、チーム全員で気持ちをつくっていきたいと思います。

――学生大会としては間が空くと思いますが、今後どのようにチームとして進んでいきたいですか

次の学生大会はインカレで、それに向けて各自様々な試合に出場すると思うんですけど、僕は結構それが大事かなと持っていて。そこで自信をつけれたら8、9、10月といい勢いで行けると思いますし、そこで自分に甘えてしまう部分が見られると、夏を戦いきることはできないと思うので、今からみんなに危機感を持たせながら、僕ら4年生が中心となって、インカレで結果が残せるように、それまでのシーズンを有意義に過ごしていきたいと思います。

島袋将(スポ3=三重・四日市工)

――試合を終えての率直な感想は

めちゃめちゃ悔しい。それだけですね。

――これまで羽澤選手と対戦経験はありましたか

ジュニアの頃に一度だけですね。

――対戦してみての印象は

予想はしていたんですけど序盤から闘志むき出しで積極的に来て、最後までプレーを変えずにやってきたなという印象です。その積極性というかゲーム展開でちょっと羽澤の方が上だったかなと思います。

――2-2で迎えたファイナルセットを振り返って

ファーストゲームで相手がすごくよくて何もできなくて、そこで流れは止まったと感じました。そこで自分にプレッシャーをかけてしまって、すぐにブレークされてしまって、相手が向かってくる中で、自分にはそれを押し返すだけの力はまだなかったのかなと思いましたね。

――ブレークポイントも何本もありましたが、あと一歩届かなかったというところでしょうか

そうですね。あと1ポイントが近いようですごく遠いと感じました。自分自身たくさん試合を経験しているんですけど、そういう大事な場面で取り切る力がまだないなと思います。もう一度自分自身テニスだけじゃなくてテニス以外の面も見直していきたいと思います。

――早慶戦を終えて、今後への意気込みをお願いします

2敗で終わってしまったのは自分自身重く受け止めないといけないと強く思いました。やはり勝ち切る力がまだ全然ないので、もっともっと練習して実力をつけて、来年の5セットマッチで羽澤にリベンジできるように頑張りたいと思います。