2連勝で連覇へ順調のスタート! 春リーグがいよいよ開幕

卓球女子

5月19日~24日 春季関東学生リーグ戦 埼玉・所沢市民体育館

 5月も半ばに差し掛かったころ、春季関東学生リーグ戦(春リーグ)がとうとう幕を開けた。8校が総当たりで戦い、1番のダブルスと2~7番のシングルスのうち、先に4本先取したチームの勝利となる今大会。昨秋王者の早大女子は、連覇を目指し初日に臨んだ。1日目は大正大と日体大の2校。
大正大戦はダブルスをフルゲームの末、落とすもシングルスで4勝を挙げ、初戦を勝利で飾った。続く日体大戦は7番までもつれる大熱戦に。エース司千莉主将(スポ3=大阪・香ヶ丘リベルテ)の勝利や小野蒼彩(スポ2=広島・進徳女)が単複で勝ち点をあげる活躍で接戦を制し、開幕2連勝。連覇に向け、順調なスタートを切った。

  春リーグ初戦は大正大との一戦。昨年の秋リーグで2部全勝を果たし、1部に昇格してきた勢いのあるチームだ。今年から1番になったダブルスでは、小野・渡邉心葉(スポ1=高知・明徳義塾)組が登場した。今年から結成し、初めて迎えた試合。小野の変化をつけたレシーブや渡邉の速攻で点を重ねていく。しかしお互い一歩も譲らず、試合は第5ゲーム。序盤3点を奪うも、相手のタイムアウト後に連続得点を許してしまう。そのまま追いつくことができず、最後に流れを掴んだ相手ペアに軍配があがった。

新しいペアリングの小野・渡邉組

 続く山田彩心(社2=島根・明誠)、司主将が勝ち点を挙げ、団体戦スコアは2-1に。ここで勝てば、チームの勝利が近づく4番はルーキー渡邉が任された。最初は力強いドライブをノータッチで打ち抜かれるなど苦しい展開が続く。先に2ゲーム先取され、後がなくなった第3ゲームでは巧みなコース取りで相手を揺さぶる。じわじわ差をつけ、ゲームカウント2-2に追いついた渡邉は最後サーブからの3球目を決め、リーグ戦初出場で初勝利を挙げた。

リーグ戦初勝利を挙げた渡邉

 あと1勝が必要な5番には小野が起用される。リーグ戦通算8勝1敗の好成績を誇る小野は安定感のあるプレーを見せた。第1ゲームこそ、競った展開で落としたものの残りのゲームは大きく相手を引き離す。ミート打ちや多彩なサービスで翻弄し3ゲーム連取。見事勝利を収めた。

 初戦の大正大を団体戦スコア4-1で下した1時間後、第2戦日体大戦が始まった。日体大は昨秋唯一、黒星をつけられた強敵だ。勝敗を分ける大きな鍵となるダブルスはまたもフルゲームに。相手ペアの威力のある連続攻撃に押され、途中リードを許す場面も見られた。しかし最後まで集中力を切らさず、冷静に相手ペアの隙をついた小野・渡邉組が粘り勝ち。貴重な1勝を挙げた。だが2番・山田、3番・渡邉が相手の力強さに押し込まれ敗北し、試合は日体大が一歩リードする。ここで起用されたのは司主将。攻撃力が強みの司主将は、安定感のある両ハンドを何本もねじ込みストレートで勝利した。

今年から主将に就任した司

 続く堀江こぺり(教2=東京・早実)は試合序盤、あと1本が決まらず歯がゆい展開に。第1ゲームは奪われたが、第2、3ゲームをデュースの末粘り取ると、勢いそのままにパワフルなドライブで相手をねじ伏せた。6番・大場心春(人2=静岡・浜松学芸)が敗れ、勝敗は7番・小野に託される。昨年のリーグ戦ではプレッシャーがかかる状況でチームの勝利を引き寄せる活躍を何度もしてきた小野。ペンを活かした細かい技で相手を自分のペースに引き込む。第2ゲームは一時リードされたが、サービスを起点としたプレーなどで4-7から7連続ポイント。3ゲームを連取し、チームの勝ちを手繰り寄せた。7番までもつれる接戦を制し、日体大にリベンジを果たす。

2戦でチームの勝利を決めた小野

 リーグ戦の経験のある司主将、小野、堀江が確実に白星を挙げただけでなく、新星・渡邉の勝利もチームにとって大きな収穫となった大会初日。チームは2連勝で発進し、幸先よい滑り出しを見せた。大会2日目に対戦する国学院大、専大は連覇を目指すチームにとって大きな壁となる難敵だ。新戦力が加わり、一層選手層に厚みが増した早大女子。彼女たちの熱い戦いはまだ始まったばかりだ。
                                       (記事、写真 牧咲良)

▼試合結果

春季関東学生リーグ第1戦
早大 ○4-1 大正大
小野・渡邉 ●2-3 梅澤・澁川
山田 ○3-0 岡野
○3ー1 梅澤
渡邉 ○3-2 澁川
小野 ○3ー1
堀江 中尾
大場 大坪
春季関東学生リーグ第2戦
早大 ○4-3 日体大
小野・渡邉 ○3-2 岩木・西川
山田 ●0-3 髙橋
渡邉 ●1-3 岩木
○3-0 渡邉
堀江 ○3ー1 加藤
大場 ●0-3 西川
小野 ○3ー0 花輪