第101回日本学生選手権水泳競技大会水球競技
2025年8月28日(土)
横浜国際プール
試合結果
チーム | 1P | 2P | 3P | 4P | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
早大 | 5 | 4 | 4 | 6 | 19 |
成蹊大 | 3 | 2 | 4 | 5 | 14 |
得点者
加納(恒)5、斎藤5、加藤4、古谷2、永野2、小林1
第101回日本学生選手権水泳競技大会水球競技(インカレ)がついに開幕した。昨年は、準々決勝で専大に敗れ、ベスト8で終えたインカレだが、今年狙うは、メダル獲得。負けたら終わりの緊張感溢れた1回戦は、成蹊大と対戦した。先制点を相手に奪われ、勢いに押されるも、攻撃陣の躍動で、9ー5で試合を折り返す。その後も、加納恒心(スポ3=東京・明大中野)、斎藤昴泰(スポ2=神奈川工)を中心に得点を重ね、19ー14で見事勝利し、ベスト4をかけた中大戦に駒を進めた。

シュートを放つ永野
試合開始30秒、成蹊大が先制点を挙げると、駆けつけていた応援団の声援が会場に響き渡った。相手の勢いが加速するも、2分古谷典也(スポ4=東京・明大中野)が得意のミドルシュートで取り返し、同点へ。再び失点を許すも、永野冬惺(スポ3=東京・明大中野)、斎藤と立て続けにシュートを決め切り、早大が主導権を握った。その後、失点があるものの、早大は、さらに連続得点、リードを広げ、第1Pを5ー3で終えた。続く第2Pは、加藤旺道(スポ3=静岡・磐田)の潜り込みからのシュートで始まった。1分半には、加納(恒)が相手の退水(※)を誘発して、右サイドから押し込んだ。しかし、成蹊大の早いパス回しに追いつけずに連続失点、早大はすかさずタイムアウトを要求した。タイム明け、加納(恒)がミドルシュートを決め、立て直す。残り1分、相手のペナルティースローの危機も、加納凪人(スポ4=三重・四日市中央工)が確実に止めると、そのままカウンター攻撃へ。これを加藤が着実に仕留め、前半を9ー5で終えた。

今試合5得点を挙げた斎藤
続く後半戦。斎藤の1対1を制してのシュート、そして加藤が豪快なミドルシュートを決め、連続得点でスタート。2分カウンターからの失点があるも、永野や小林稜典(スポ2=岐阜・大垣東)が着実に点数を重ね、早大ペースで試合が進む。残り1分半古谷がカットディフェンスで、相手の攻撃を一時阻むも、それを拾われ追加点を許してしまう。残り1分で再び相手の追撃に失点し、15ー9で第3Pを終えた。古谷のセンターボールで始まった最終P。古谷からのパスを斎藤がミドルシュートで叩き込みむと、加納(恒)も続き、連続得点で、点差をさらに引き離す。早大の退水から連続失点を許すも、斎藤が華麗なループシュートで巻き返しを図った。残り3分成蹊大の意地の猛追に、3失点したが、最後は、加納(恒)が右サイドからダメ押しの一点を叩き込み、19―14で見事勝利。初戦を無事突破した。

ディフェンスをする加藤
今季の集大成となる日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)。4年生にとっては、学生最後の大会だ。「自分たちのプレーを楽しもう」と良い雰囲気で迎えていた今試合。見事勝ち抜き、次に挑むのは、中大だ。メダル獲得に向け、山場となる戦いだが、早大らしい水球で、挑む姿に期待したい。
※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。
(記事・写真 指出華歩)
♦︎コメント
醍醐裕也監督(平22年度卒=埼玉栄)
――初戦でしが、試合が始まる前のチームの雰囲気は、いかがでしたか
インカレが最後なので、4年生が良い結果を出して欲しいという思いで、チーム一丸となって頑張るというモチベーションにみんななっていたと思います。
――早慶戦からこの2ヶ月間、インカレに向けて特に重視していたことはなんでしょうか
組み合わせが決まってからは、中央大戦に向けて、力を入れて準備していました。人数が少なく、出来ることが限られていたので、全員がどのポジションもできるようにと、プラスで、中央戦への対策に力を入れていました。
――成蹊大学が、かなり勢いのあるチームに見えました。試合を振り返っていかがですか
やはり、チアがいるチームは、強いと思います。そこの差が出てしまったのだとすごく感じた試合でした。
――インカレの目標と意気込みをお願いします
この素晴らしい監督を最後胴上げしたいという気持ちで、みんな頑張っていると思うので、僕のためにみんな頑張って欲しいと思います。
加藤旺道(スポ3=静岡・磐田)
――試合が始まる前のチームの雰囲気は、いかがでしたか
そこまで緊張せずに、自分たちのプレーを楽しもうとできたので、良い雰囲気だったと思います。
――個人4得点ありましたが、試合を振り返っていかがですか
前半は良かったのですが、後半は、勝負する機会がほとんどなくて、その部分をチームとして創っていけたらなと思います。
――インカレへの目標をお願いします
今回は、メダル取ることが目標なので、残り3日間頑張りたいです。
斎藤昴泰(スポ2=神奈川工)
――今日は、どのようなゲームプランで臨まれていましたか
フローターと最終にポイントゲッターが一人ずついるようなチームだったので、そこをしっかりと押さえて、キーマンが分かっていたので、そこを中心に戦略を練って頑張りました。
――5得点ありましたが、個人のプレーを振り返っていかがですか
個人のプレーは、得点こそ決めることができたのですが、質としては、あまり高くは無かったです。理由としては、細かいミスが、目立ってしまいました。ボールを持ちすぎて、流れを止めてしまう部分が多かったので、これは明日に修正できる部分だと思うので、明日切り替えて、取り組みたいです。
――インカレへの目標をお願いします
明日勝って、最終日まで残って、メダルを獲ります!