【男子ソフト】城西大を下すも、続く3回戦で京産大を相手に逆転できず、敗退/第61回全日本大学男子ソフトボール選手権

男子ソフトボール/ソフトボール

全日本大学選手権 9月6日 富山・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場

日差しとともに心地よい風が吹く中、全日本大学ソフトボール選手権(インカレ)2回戦が行われた。初戦を快勝で突破した早大は城西大と対戦。試合は、3回に待望の先制点をあげると、相手の得点を許さない堅い守りを見せつつ、6回にも2点を積み重ね、勝利を収めた。しかし続く3回戦では初回に先制されると、3回、4回にも追加点を許し、序盤から4点を追う苦しい展開となった。5回に1点を返し、最終回にも1点を奪って最後まで粘りを見せたが、反撃及ばず2-4で敗戦。優勝を目指した戦いは、悔しい結末を迎えた。

城西大戦

TEAM1234567合計
城西大00000000
早大002002x4

先発のマウンドには藤田歩(政経2=高知・高知学芸)が上がった。初回、走者を許すも落ち着いた立ち上がりを見せ、無失点で切り抜ける。その裏、早大は先頭の齋藤拓哉(スポ4=青森・弘前学院聖愛)が出塁し、さらに髙岡信太郎(法3=大阪・清風南海)も安打で好機を作るが、相手投手の好投に阻まれ無得点に終わる。

続く2回表、先頭打者に出塁を許すも、2番手打者の打球を高岡がフェンス際で好捕しアウトを奪う。その後四球で走者を背負う場面もあったが、堅守で後続を断ち3アウト無失点に抑える。先制点が欲しいその裏、但野亨真(人2=北海道・札幌第一)が四球を選び出塁すると、福永隆稀(スポ4=大阪・北野)、齋藤も続き一死満塁の絶好機を迎える。しかし、ここはあと一本が出ず無得点に終わった。

3回表、先頭打者への死球などで走者を出し、犠牲フライにより一死三塁とされる。しかし、齋藤の好守も光り、粘りの投球で3アウトを奪い得点を許さない。迎えた3回裏、ついに試合が動く。高岡が安打で出塁すると、その後も連打で好機を拡大。野上夏輝(教4=東京・戸山)の適時打で1点を先制する。さらに金丸佳史(人4=東京・佼成学園)にも適時打が飛び出し、この回一挙2点を奪う。

打線の援護をもらった4回表、藤田は危なげない投球で相手打線を三者凡退に抑える。その裏、早大は相手の失策で齋藤が出塁。その後も走者を進めるが、髙岡の放った打球は相手の好守備に阻まれ、この回は追加点とはならなかった。

5回も両チームの堅い守備が光り、無失点で試合が進む。6回表、走者を背負うも要所を締めて無失点で切り抜けると、その裏の攻撃で金丸の出塁から福永の長打、さらに齋藤の適時打で2点を追加。最終回を前にリードを4点に広げた。

迎えた最終回となる7回表、走者を許すものの、最後まで安定した投球と堅実な守備でゲームセット。4-0の完封勝利を飾り、早大が攻守ともに精彩を放つ戦いぶりで3回戦へ駒を進めた。

京都産業大戦

TEAM1234567合計
早大00001012
京都産業大201100x4

早大は3回戦で、京都産業大と対戦した。先発は、2回戦の城西大戦に引き続き藤田歩(政経2=高知・高知学芸)。初回に死球と味方のエラーが絡み、2点を失う。3、4回と1点ずつ失ったものの、粘りのピッチングを見せ、7回を4失点に抑えた。

反撃に転じたい早大は5回、6番野上夏輝(教4=東京・戸山)が死球で出塁すると、7番金丸佳史(人4=東京・佼成学園)がチーム初ヒットとなる左中間二塁打を放ち、1点を返す。

さらに7回には4番鈴木寛汰朗(文構4=東京都市大付)がしぶとく遊撃内野安打を放ち、続く5番武晃平(スポ4=東京・狛江)の遊ゴロの間に二進。6番野上が左前打を放ち、1死一、三塁。金丸の併殺崩れの間に鈴木が生還し、一点を返す。しかし、後続が続かず最後まで粘りを見せたものの、2-4で敗戦となった。

これで、4年生にとっての大学最後の試合が終わった。この4年間、チームの先頭に立ち続けた4年生。苦しい時には声を出し、グラウンドでは誰よりも背中でチームを引っ張った。その存在の大きさは、最後のスコアだけでは決して語り尽くせない。 「4年生と、もっと一緒に戦いたかった」そんな思いを胸に、後輩たちは次の戦いへ向かう。優勝という形で終わることはできなかった。それでも、4年生が残したものは確かに受け継がれている。

4年生が最後に残したものを胸に、早大の戦いは次の世代へと受け継がれていく。

(記事 藤井一成、中川晏結美/写真 早崎静、西本和宏)