フィギュア部門新体制特集 【第3回】新入生インタビュー 栁田 梨穂子

フィギュアスケート

 フィギュア部門新入生インタビュー、第3回目に登場するのは栁田梨穂子(創理1=埼玉・川越女)。競技や大学生活のほか、今シーズンのプログラムについても語っていただいた。

※この取材は6月9日に行われたものです。

笑顔でポーズをする栁田

競技について

――スケートを始めた時期ときっかけを教えてください

 フィギュアスケートを本格的に始めたのは小学校2年生か3年生のときです。初めてリンクに行ったときにスピンなどをしているのを見て、私もやりたいなと思ったのがきっかけです。

――フィギュアスケートの魅力は何だと思いますか

 1番は、自分がやっていて楽しいというところです。

――ご自身の強みや得意なところはどこですか

 得意なことかあ(笑)。好きなのは、ジャンプです。

――ジャンプの中で特に好きなものは

 得意かはおいておいて、ルッツが一番好きです。

――早稲田のスケート部に入部した理由は何ですか

 私は早稲田のスケート部に入部したというよりかは、早稲田大学への入学が先でした。早稲田大学への入学が決まって部活に入るかどうかを悩んだのですが、高校生のときも(スケートを)続けていたので、大学に行ってもせっかくなのでもう4年間できるならやりたいなと思って、スケート部に入部しました。

――早稲田大学の選手で、憧れの方はいますか

 私は川畑和愛ちゃん(社4=沖縄・N)がすごく好きで。「あ、本当に喋ってくれるんだ」って初めてお会いしたときに思って、すごく嬉しかったです。

――フィギュア部門への印象はいかがですか

 私は昨年のWASEDA ON ICEを見に行ったのですが、私はすごいところに入部しちゃったんだなと思うくらいみんなキラキラしていて、本当にみんなスケートが好きなんだなということが伝わるショーでした。なので、すごくみんなキラキラしているな、と思います。

大学生活について

――大学生活には慣れましたか

 そうですね、最初に比べたらだいぶ慣れてきたかなと思います(笑)。

――高校生活と比べて楽しいところや大変なところは

 とにかく大変なのは授業が長いところです。結構1限から5限まで埋まっていることが多いので、朝が早くて夜も遅いというところが大変です。でも、学科の友達と話し合いながら課題を進めたりするのはすごく楽しいなと思います。

――大学ではどのようなことを学んでいますか

 まだ専門的なものはあまりやっていないのですが、統計学や、基礎の数学をやっています。あとは、経営システム工学入門実験というものがあるのですが、そこで今は3人組で飲食店を開くというのをやっていて、費用などを自分たちで計算して実際にシュミレーションしたりというのをしています。

――印象に残っている授業はありますか

 統計学は結構使える場面も多くて面白いなと思っています。

――大変な授業はありますか

 木曜日に理工学基礎実験というものがあるのですが、それはちょっと大変だなと思います。

――理工学部の学生は実験がすごく大変で、夜遅くまで実験をしているイメージがあるのですが、1年生から実験は多いのですか

 私の学科はそこまで実験はないのですが、理工学基礎実験というのは理工学部の1年生が全員やらなければいけないものです。大変だけど、あまり遅くまではやらないですね。今のところは実験はそんなになくて、木曜日だけという感じです。

――学業と部活の両立はいかがですか

 最近はあまりスケートの練習に行けていないので、まずはその時間を取るところから頑張らなければいけないなと思っています。

――スケート以外のことで、大学4年間でやってみたいことはありますか

 友達と旅行とかに行ってみたいです。私は免許は持っていないのですが、ドライブとかしてみたいです。運転はしないと思うんですけど(笑)。友達とのドライブとかは楽しそうだなと思います。

今後の目標

――今シーズンの目標を教えてください

 高い完成度まで持っていった演技というのを高校生のときからずっとできていないので、 結構大学生の大会があると思うのですが、演技の完成度を高いところまで仕上げて、大会で発揮するというのを今シーズンの目標にしています。

――今シーズンのプログラムは作りましたか

 3月くらいに作りました。

――プログラムについてお聞きしてもいいでしょうか

 『レ・ミゼラブル』です。私は中学校2年生のときにも1回使っていたのですが、大学でスケートを続けるということになって『レ・ミゼラブル』はもう1回やりたいなと高校生の頃から思っていたので、念願の『レ・ミゼラブル』という感じです(笑)。結構気に入っています。

――大学4年間での目標を教えてください

 インカレには1回は出たいなと思っています。あとは、4年間スケートをケガなく続けるということです。2年生はすごく忙しいので、結構大変だと思うのですが。でも、とりあえず4年間続けて、最後にはスケートをやっていて良かったなと思えるような演技ができたら良いかなと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 吉本朱里)

◆栁田梨穂子(やなぎだ・りほこ)

埼玉・川越女高出身。創造理工学部1年。所持級はシングル6級。